基本情報技術者試験とは?受験方法・活かせる職業・難易度・試験内容など解説

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情報技術が急速な進化を遂げていく高度情報化社会。

情報技術の基礎知識・技術を有している人や、その技能を仕事に活用できる人材が求められており、国は技術の習得・向上に関する様々な国家試験を実施しています。

「基本情報技術者試験」はその国家試験の一つで、未経験者から就業者まで多くの人が合格を目指している人気の高い資格です。

そこで今回は、基本情報技術者試験の内容や活用できる仕事、合格の難易度まで詳しく解説していきます。

基本情報技術者試験とは?

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情報処理技術者としての知識・技能を証明する国家試験として「情報処理技術者試験」というものがあります。

これは、「情報処理の促進に関する法律」に基づいて経済産業大臣が実施しており、情報処理に関わる業務の技術向上を目的とした試験です。

主にプログラマーやSE(システムエンジニア)などのIT職に就いている人、或いはIT職への就職・転職を考えている人などを対象としており、様々な人が活用できる試験となっています。

情報処理技術者試験は「共通キャリア・スキルフレームワーク」という枠組みに基づいて4段階のレベルに分類され、その中でレベル2に該当するのが「基本情報技術者試験」です。

  1. ITパスポート試験
  2. 基本情報技術者試験
  3. 応用情報技術者試験
  4. 高度試験(9区分)

レべル1のITパスポート試験に比べると、IT業界で働くための実践的な技能を中心とした就業者向けの試験内容になっており、IT業界の入門的な位置付けにあります。

基本情報技術者試験を受験するには?

申込について

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基本情報技術者試験は国家試験ですが、受験に必要な資格・条件などは定められていないため、誰でも受験することが可能です。

受験申込は、主催団体のIPAのサイトから申し込むか、書店で配布されている受験ガイドを貰って願書を郵送するかの2通りの方法から選べます。

IPAのサイトから行う場合は、「個人申込」をクリックして表示された必要事項を読み、ページ下部の「同意する」から情報入力フォームを開いて必要事項を入力・送信します。

送信後に申込完了のメールが送信されますが、再送されないので必ず保存しておきましょう。

後から住所等を変更したい場合は、変更受付期間内に「申込内容訂正依頼フォーム」から行えます。

試験の実施要項について

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基本情報技術者試験は全国47都道府県で実施されており、申込時に都道府県を指定すると、受験票にIPA指定の試験会場が記載されます。

試験日は毎年2回ずつ全国で一斉に実施され、概ね4月の第3日曜日・10月の第3日曜日となっています。

受験手数料は2021年1月時点で5,700円(税込)で、クレジットカード・コンビニ支払い・ペイジーで支払いが可能です。

なお、試験日の変更はできないので、スケジュール管理には十分注意しましょう。

基本情報技術者試験を活かせる職業は?

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基本情報技術者試験で習得した技能を活かせる職業は、プログラマーやSEだけではありません。

  • webページのデザイン・コーディングを専門とする「webデザイナー」
  • アプリケーションの開発を行う「アプリケーションエンジニア」
  • サーバー機器の構築・システム設定などの専門業務を主とする「サーバーエンジニア」

など、IT業界に関わる様々な職種で活躍することができます。

就職だけでなく、キャリアアップにも活かせる

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専門職にとってはやや初歩的と言える試験ですが、企業での昇給・キャリアアップや、自身のスキルアップとして活用される事も多いです。

例えば、システムエンジニアにとっては基本的・初歩的な内容であっても、試験合格を評価基準としている企業では優遇される可能性があります。

また、アプリケーションエンジニアに関わる試験として「システムアーキテクト試験」という情報処理試験がありますが、この試験の合格にも基本情報技術者試験の知識が役立つのです。

もちろん、基本情報技術者試験は未経験からの就職・転職にも活かすこともできます。

基本情報技術者試験の合格を採用基準としている企業や、合格者への一時金・資格手当を設けている企業も多く、試験合格が就業に大きく役立ってくれる可能性もあるのです。

基本情報技術者試験の難易度は?

合格率は25%程度

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基本情報技術者試験は平均合格率25%と難易度はやや高めですが、未経験の人でも独学による合格は十分可能です。

ただし、専門的・実践的な内容を中心とした試験内容のため、情報処理の知識が全く無い場合は3ヶ月~半年以上の勉強は必要になります。

情報系を専門に勉強している場合でも、情報系の学科でも学習しないマネジメント・ストラテジの分野が鬼門となるので、技術以外の分野もしっかり勉強しましょう。

難しいと感じたらITパスポートもおすすめ

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もし基本情報技術者試験の内容が難しいと感じたのであれば、先にITパスポート試験から受験してみることをおすすめします。

基本情報技術者試験で問われるマネジメント・ストラテジの分野は、ITパスポート試験で学ぶ知識をほぼ流用することが可能なのです。

テクノロジの分野では更に専門的な知識を問われますが、ITパスポートの勉強で基礎知識が身につくため、基本情報技術者試験を受ける前のウォーミングアップになるでしょう。

基本情報技術者試験の試験内容について

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基本情報技術者試験では、情報処理に関する入門的な知識から、専門的・総合的な技能の習得を問われます。

IT業界で働くために必要な基礎知識を持っているか、情報処理を行う上で必要な論理的思考ができるか等を試される問題が出題されます。

経営・マネジメントに関する基礎知識も問われるので、試験勉強を通して業務的な分野の応用知識を習得できるでしょう。

レベル1のITパスポート試験に比べ、主にプログラムに関する知識を要求されるため、合格にはプログラミングの基本的知識が必要になります。

試験は午前と午後の二部制

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試験は午前と午後に分かれ、それぞれ出題形式・範囲が異なります。

午前の出題範囲では次の3科目があり、合計で80問です。

  • テクノロジ:コンピュータ構成・データベース・セキリュティなどのIT技術関連
  • マネジメント:プロジェクトマネジメント・システム監査など
  • ストラテジ:企業活動・経営戦略・企業活動など

午後はデータ構造・アルゴリズムなどの応用的な内容が中心で、長文形式の問題に複数の設問が出題されます。

また、平成21年度からは新試験方式に移行し、午後の選択問題では表計算を選択することが可能になり、13問の中から5問を選んで解答する形式となりました。

基本情報技術者試験はIT業界に従事するための「登竜門」

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基本情報技術者試験は、未経験者から就業者まで幅広い層を対象としている試験です。

レベル1のITパスポート試験が「IT業界へのパスポート」であれば、レベル2の基本情報技術者試験は「IT業界の登竜門」として位置付けることができます。

キャリアアップを目指している人や、IT業界での活躍を目指している人は、まずは基本情報技術者試験の合格から目指してみましょう。

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