女性がお酒を飲むデメリットってある?飲酒に気をつけるべき時期など解説

お酒を飲むと気分が良くなったり楽しくなったりするので、毎日飲んでいるという女性もいるでしょう。

しかし、実は男性よりも女性の方がアルコール中毒になりやすいと言われています。

こちらの記事では、女性が男性よりもアルコール中毒になりやすい理由と禁酒するメリット、そして無理なくやめる方法を3つご紹介します。

そろそろ禁酒しようかな、と考えている方の助けになると幸いです。

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女性がお酒を飲むデメリットは?

見た目が老化する

お酒はアルコール分を含んでいますが、アルコールは肌の水分を奪い、肌を乾燥させます。また、肝臓がアルコールの分解に負荷をかけることで、肝臓の働きが弱まり、肝斑やシミ、シワといった老化現象が引き起こされます。そのため、長期的にお酒を飲み続けることは見た目の老化を早める原因になります。

ビタミンB群が足りなくなる

お酒を飲むとビタミンB群が体から排出されやすくなります。ビタミンB群は、細胞の新陳代謝に必要な栄養素であり、不足すると肌荒れや疲労感、ストレスに弱くなるなどの症状が現れます。またビタミンB群の不足は、アルコール依存症に陥りやすくなる要因にもなります。

>>整体やまつばきより引用

アルコール依存症になりやすい

女性は男性よりもアルコール代謝能力が低いため、同じ量のアルコールを飲んだ場合、男性よりもアルコール血中濃度が高くなります。そのため女性はアルコール依存症になりやすく、アルコールによる健康被害のリスクも高くなると言われています。

アルコール依存症になると、身体的・精神的な問題を引き起こすだけでなく、家族や社会生活にも影響を及ぼすことがあります。

臓器の病気や乳がんのリスクが高まる

アルコールは、肝臓、胃、膵臓などの臓器にダメージを与え、慢性的な病気の原因になります。また、女性はアルコールを摂取することで、乳がんの発生リスクが増加するとされています。乳がんは女性にとって重大な問題であるため、女性がお酒を飲む際には注意が必要です。

適量の飲酒は血の巡りを良くするなど健康にプラスになる面もありますが、過剰な飲酒は健康被害を引き起こす原因となります。

>>特定非営利活動法人ASK(アスク)より引用

禁酒するメリットは?

睡眠の質が上がる

お酒を飲むと眠くなってしまう人が多いでしょうが、実はお酒を飲むと睡眠の質が下がります。お酒が体内に入ると、深い眠りを促す神経伝達物質の分泌が増え、睡眠の深さが増します。

しかし、この分泌物質は3時間ほどで切れてしまうため、深い眠りから覚め浅い眠りになってしまいます。浅い眠りを続けると睡眠の質が低下します。

また、アルコールは夜間頻繁に起こるトイレの回数を増やし、夜中に目が覚める原因にもなります。禁酒することで睡眠の質が上がり、疲れにくくなります。

ダイエットになる

お酒は高カロリーであることが多く、飲みすぎると太りやすくなってしまいます。飲む量や種類によっては、1杯のお酒で数百kcalも摂取してしまうことがあります。

また、お酒を飲むと血糖値が急激に上がり、インスリンの分泌が刺激されます。過剰なインスリンの作用によって血糖値が急激に下がると、空腹感を感じてしまい、ついつい食べ過ぎてしまうことになります。

ほかにも、お酒を飲むと肝臓がアルコールの分解に負荷をかけるため、脂肪の代謝が悪くなります。これにより、お酒を飲みすぎると体脂肪が増え、太りやすくなる傾向があります。

禁酒することで全体のカロリーの摂取量を減らし、食べ過ぎを防ぎ代謝をもとに戻すことができるので、ダイエットに効果的と言えるでしょう。

肌が綺麗になる

お酒を飲むと、肌の水分量が減り、肌の乾燥やくすみを引き起こします。またアルコールは血管を拡張させるため、血行が悪くなり、足や顔のむくみの原因にもなります。禁酒することで肌の水分量が保たれ血行が改善されるため、肌が健康的で綺麗になる効果があります。

メンタルが安定する

お酒を飲むと気分が良くなって、一時的にはストレスが解消されます。しかしアルコールの作用が切れた後、ストレスが一層増してしまうことがあります。

また、アルコールは神経を麻痺させる効果がありますが、長期的にはメンタル面に悪影響を与えることがあります。禁酒することで、アルコールに頼らずにストレスを解消する方法を見つけることができ、メンタル面が安定する効果があります。

>>からだにいいことより引用

女性が飲酒に気をつけるべき時期は?

生理前と生理中

女性が生理前や生理中にお酒を飲むと、ホルモンバランスが乱れ、肝臓や腎臓に負担がかかることがあります。また生理前は不安やイライラ、生理中は痛みや体調不良などがあるため、アルコールを摂取することでこれらの症状が悪化することがあります。

妊娠中

妊娠中の女性がアルコールを摂取すると、胎児に影響を与える可能性があります。胎児の神経系や器官に損傷を与えたり、発育不良を引き起こすリスクがあります。そのため、妊娠中は完全に禁酒しましょう。もし誤って飲んでしまった場合は、担当医に連絡するのが望ましいです。

更年期

更年期に入ると女性の体には様々な変化が起こります。この時期にアルコールを摂取すると、ホルモンバランスの乱れを引き起こしたり、体調不良を引き起こす可能性があります。更年期には体調管理が重要となるため、アルコールを飲む場合には適量を守り、自己管理に気を配ることが大切です。

>>NIKKEI STYLEより引用

少量のお酒を飲むメリットは?

リラックス効果

少量のお酒を飲むと、脳内の神経伝達物質に影響を与え、気分をリラックスさせる効果があります。また、気分が大きくなって普段はできないことができてしまいます。

仲の良い友人といっしょにお酒を飲むと、気分が良くなって心の内を話してしまうことがあるでしょう。ずっと気にしていたことや言えなかったことを相手に話すことで、気分がすっきりするという効果もあります。

また、アルコール自体にストレスを軽減する効果もあるため、仕事やプライベートでのストレスを感じたときに適量のお酒を飲むことで、リフレッシュすることができます。

病気のリスクが低くなる

適量のお酒を飲むことで、心筋梗塞・脳梗塞・糖尿病などの病気リスクが低くなるとされています。ただし、一定以上の量を飲むと、同じく心筋梗塞・脳梗塞・糖尿病のリスクが高まります。ほどほどが良いというのはこのためです。

>>からだにいいことより引用

無理なく禁酒するポイントは?

糖質の少ないお酒に置き換えていく

お酒自体が大好きで禁酒が難しい場合は、糖質の少ないお酒に置き換えていくことがポイントです。例えば、ハイボールや焼酎・日本酒などは糖質が少なく、カロリーも抑えられます。

またお酒自体の量を減らすことも重要です。毎日飲んでいたのを、一週間に2~3日の休肝日をつくったり、お酒を飲むときには一回のグラスに注ぐ量を減らして氷を入れたりすることで、飲酒量を抑えることもできます。

運動をして気を紛らわす

運動をすることで、ストレス解消や気分転換ができます。ストレス解消のためにお酒を飲むのをやめ、運動に切り替えてみましょう。さらに運動によってアルコールを分解するための酵素が活発になり、アルコールの代謝も促進されます。

運動はジョギングやウォーキング、ヨガなど、自分に合った方法で取り入れてみてください。

炭酸飲料を飲む

アルコールの代わりに炭酸飲料を飲むことで、口寂しさやのどごしなどの欲求を満たすことができます。また、炭酸飲料にはカフェインが含まれている場合があるため、気分を刺激する効果があります。

パチパチとした舌ざわりや爽快感を求めて飲酒をしている人は、一度糖質控えめの炭酸飲料に変えてみると良いでしょう。

>>からだにいいことより引用

お酒はほどほどに、禁酒を始めよう

お酒は良い面もありますが、摂取しすぎると健康面・精神面で大きなリスクが伴います。

特に女性は身体の構造上、アルコール中毒になりやすいとされています。毎日飲んでいたものを急にやめるのは難しいので、少しずつ減らしていきましょう。

お酒によってストレスを解消していた人は、禁酒を機にストレスを減らすための他の手段を探してみると良いでしょう。