JNAジェルネイル技能検定とは?取得するメリット・試験内容・活躍の場などを紹介

JNAジェルネイル技能検定は、ジェルネイルの施術に必要な知識と技術を証明する資格です。

実践的な技術力が身につけられるため、ネイリストとして就職するときにも役立つでしょう。

ここでは、JNAジェルネイル技能検定を取得するメリットや試験内容などについて紹介します。

ジェルネイルの資格取得を考えている方は、ぜひ参考にしてください。

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ジェルネイル技能検定とは?

JNAジェルネイル技能検定とは、2010年にスタートしたNPO法人日本ネイリスト協会(JNA)が実施する技能検定のことです。

「お客様が安心して施術を受けられる、健全なジェルネイルの普及」を目的として、この資格が作られました。

試験に合格すれば、ジェルネイルに関する知識と技術を持っていると証明できます。

プロのネイリストとして活躍したいなら、ぜひ取得しておきたい資格と言えるでしょう。

JNAジェルネイル技能検定には初級、中級、上級の3つのレベルがあり、それぞれのレベルで求められる技術が異なります。

試験は夏期と冬期の年2回開催され、申込は約4ヶ月前から始まるので、忘れずに申し込むようにしましょう。

合格発表は試験の翌月で、合格者は合格証と資格バッチが貰えます。

取得するメリットは?

知識やスキルの証明になる

資格を保有していない方でも、ネイリストとして働くことは可能です。

しかしサロンの求人には、応募条件に資格保有者のみと書かれているケースも少なくありません。

これは採用した後に、ネイルに関する知識や技術がないという状態を防ぐためです。

JNAジェルネイル技能検定の資格を取得していれば、ジェルネイルの知識やスキルを持っていることをサロンに証明できます。

中級以上からは実践的な知識が求められるため、ネイリストのプロとして扱ってもらえるでしょう。

開業や独立にも役立つ

ネイリストとして開業や独立したい場合にも、JNAジェルネイル技能検定が役立ちます。

開業した直後でも、有資格者であれば十分なスキルを持っているとアピールでき、お客様からの信頼を得ることが可能です。

取得しておいて損は無いでしょう。

試験の内容について

初級

JNAジェルネイル技能検定初級では、ネイルケアとジェルネイルの施術に関する基礎知識と技術力が求められます。

義務教育を修了した方なら誰でも受験でき、初級試験の受験料は9,900円(税込)です。

試験内容は実技試験と筆記試験に分かれており、実技試験では第1課題と第2課題の2つが実施されます。

ちなみに、ネイリスト技能検定3級を取得している方は、実技試験の第1課題が免除になります。

試験の所要時間は第1課題が35分、第2課題が60分、筆記試験が30分です。

第1課題では両手10本にネイルケアを行い、第2課題では赤いポリッシュとジェルを使用し、カラーリングとジェルアートを施します。

その後の筆記試験はマークシート形式で、ジェルネイルに関する基礎知識などが出題されます。

中級

初級試験に合格したら、次に挑戦できるのが中級レベルです。

中級の基準は、ネイルケアとジェルネイルのプロに必要な専門知識とジェルネイル技術となっています。

中級試験の受験料は13,200円(税込)です。

中級試験でも初級と同様に、実技試験の第1課題・第2課題と筆記試験が行われ、ネイリスト技能検定2級以上を取得していれば、第1課題は免除されます。

実技試験は、モデルの右手にネイルケアとジェルカラーリングを施したシチュエーションです。

そこから第1課題で、モデルの左手にネイルケアとポリッシュでのカラーリングを施します。

そして第2課題では、右手のジェルネイルをオフして、中指にはジェルイクステンション、中指以外の4本にはジェルグラデーションを施します。

さらに左手をポリッシュオフし、ジェルフレンチカラーリングをするので、丁寧さだけでなく速さも必要です。

筆記試験では、ネイルに関する基礎知識やジェルネイルの基礎知識・理論などの問題が出題されます。

上級

上級試験は、中級に合格していることが受験条件となります。

合格基準はジェルネイルのスペシャリストとしての総合的知識と技術を習得することです。

上級試験の受験料は16,500円(税込)、試験内容は実技のみで所要時間は85分となっています。

手指を消毒後、指定された指にイクステンションを行っていく試験です。

右手人差指と中指にはジェルクリアスカルプチュア、右手薬指にはジェルチップオーバーレイ+デザイン(指定されたテーマに沿ったデザイン)を施します。

さらに、左手中指にはジェルチップオーバーレイ、左手薬指にはジェルチップオーバーレイ+フレンチルックを施術していきます。

施術するイクステンションの種類が多いので、中級以上にスピーディーかつ正確に作業することが重要です。

第2課題ではネイルのデザイン力も審査されます。

試験の難易度について

JNAジェルネイル技能検定初級の合格基準は、実技試験、筆記試験の両方とも100点中80点と言われています。

初級では基本的な知識と技術を習得しているか審査され、応用技術は求められないので、独学でも合格を目指せる難易度と言えるでしょう。

中級・上級試験になると、筆記試験は100点中80点以上、実技試験は100点中70点以上で合格となります。

初級の合格率は約70%ですが、中級になると合格率が約60%、上級では約45%です。

中級からは専門知識や高い技術力が問われ、ネイルケアはもちろんのこと、爪の構造や病気などについても深く学ぶことが必要になります。

また、実技試験では応用的な技術を審査されるので、しっかり練習することが大切です。

中級と上級は難易度が上がるため、独学ではなく通信教育やネイルスクールで勉強することをおすすめします。

試験対策できる通信教育などで学んでから、受験すると良いでしょう。

取得後の活躍の場は?

JNAジェルネイル技能検定の資格取得者は、ネイルサロンで活躍することがほとんどです。

近年ではネイルよりもジェルネイルが人気なので、ジェルネイルの資格保有者を優先的に採用する傾向にあります。

無資格でも働けるサロンもありますが、資格保有を採用条件としているところも少なくありません。

ネイルサロンが併設されたエステサロンや美容室で働く人も増えており、結婚式場で活躍するという選択肢もあります。

特別な日を迎える人たちの手元を綺麗にするやりがいのある仕事です。

技術と経験を持つネイリストであれば、フリーや自身のサロンを経営するという選択肢もあります。

自宅でネイルサロンを開業したいなら、まずは技術の証明となるJNAジェルネイル技能検定の取得を目指すと良いでしょう。

JNAジェルネイル技能検定にチャレンジしよう

今回は、JNAジェルネイル技能検定について紹介してきました。

3つのレベルが設定されており、どのレベルでもジェルネイルに関する知識と技術力が求められます。

試験に合格したいなら、試験対策してくれるネイルスクールに通ったり、通信講座を受講すると良いでしょう。

特に通信講座は自宅で学べるので、忙しい方におすすめです。

ネイリストを目指している方は、JNAジェルネイル技能検定にチャレンジしてみてください。

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アガルートアカデミー 33,600円〜

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