美容師になるには?仕事内容・働き先・難易度・試験内容など解説

美容師
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美容師という仕事に憧れを持つ人は少なくありません。

しかし客の立場として傍から見ているだけでは、わからない事もたくさん存在します。

そこでこの記事では、美容師の仕事内容や目指す方法、働き先、さらに美容師の試験や難易度について紹介していきます。

より詳しく知る事で、美容師への夢も現実味を帯びてくるのではないでしょうか。

美容師とは?

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美容師は、江戸時代中期にあった「女髪結」という職業が始まりとも言われています。

1957年に制定された美容師法にもとづく国家資格で、カットやカラー、パーマ、ヘアセットなどによって容姿を美しくするサービス業就労者と定義されています。

また、美容師=美容を業とする者という意味合いを持ち、資格を持っていなければ仕事に携わることはできません。

美容師に似た職業として理容師がありますが、必要な国家資格はそれぞれで異なります。

施術できる内容も違い、例えば美容師が顔を剃る、逆に理容師がパーマをかけるといった行為は法律違反となるのです。

美容師になるには?

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美容師は国家資格であり、資格を取得しなければ美容師にはなれません。

また国家資格受験のためには、厚生労働大臣指定の美容学校を卒業するという条件もあります。

美容学校は昼間課程、夜間課程、通信課程の3つのルートがあり、それぞれ就学年数や特徴が異なります。

昼間課程

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まず昼間課程では必修科目1410時間、選択必修科目600時間を2年間で学びます。

通常の全日制の学校と同じく平日週5日、9時〜16時頃までの時間帯で授業は行われ、美容や理容の総合知識、技術が取得できます。

国家試験に向けたカリキュラムも充実しており、体育祭や文化祭など行事が多く組み込まれているのも昼間課程の特徴です。

夜間課程

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夜間課程では必修科目1,410時間、選択必修科目600時間を2〜3年間で学んでいきます。

授業内容は昼間課程と同じですが、学校によって卒業までの年数は異なります。

また授業の時間帯は16時~21時頃までとなっており、昼間の仕事と両立するために通学している人が多いです。

美容や理容の総合知識、技術が得られ、昼間課程ほど多くはないですが学校行事も参加できます。

通信課程

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最も学費が安く抑えられるのが通信課程です。

必修科目590時間、選択必修科目10時間を3年間で学びますが、在宅学習と通学によるスクーリングを組み合わせた課程となっています。

ちなみに、美容室で受付や掃除、施術準備など働きながら通信課程を受けている人はスクーリング時間が免除されます。

基本的に高校卒業が必要

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ほとんどの美容学校が高等学校卒業以上が入学資格になっています。

中卒から美容師を目指す場合は、高等学校卒業程度認定試験を受けて合格するか、高等課程のある美容学校に入学する必要があります。

または「中学校卒業以上」を条件としている通信課程に入学するかのいずれかを選択しなければいけません。

美容師の仕事内容は?

アシスタント

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美容師はお客さんからの要望を受け、ヘアスタイルを整えて美しくする仕事です。

どんな髪型が好みか、髪の毛に対してどのような悩みがあるかなどカウンセリングを行い、希望に沿うようにカットやカラーリング、パーマ、ヘアセットを行います。

しかし、美容師の世界は見習いとベテランがきっちり分かれており、美容師になりたての頃はアシスタントとして様々な業務をこなしていかなければなりません。

後片付けや掃除などの雑務から接客、シャンプーやマッサージをしながら美容師に必要なスキルを身につけていくのです。

スタイリスト

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一人前の美容師として認められると、「スタイリスト」と呼ばれるようになります。

指名制にしている所も多く、より多くの顧客を確保するには、スタイリストになってからもスキルを磨く努力が必要です。

キャリアを積んでいくとトップスタイリストになり、ゆくゆくは店長やエリアマネージャー、オーナーといった道も開けてきます。

また、美容室によって売りにしている、得意としているメニューは異なり、ヘアカットが評判のお店もあれば、ヘッドスパやマッサージなどリラクゼーションを売りにしているお店もあります。

ネイルケアやフェイシャルエステなども美容師免許が必要なメニューであり、得意な施術メニューがたくさんある方が転職にも有利になるでしょう。

美容師の働き先は?

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美容師の働き先と言えば、やはりメインは美容室になります。

美容室も大なり小なり様々なお店があり、例えばチェーン展開している大型美容室は日々の仕事がマニュアル化されており、教育プログラムも充実しています。

人数が多いため競争も激しいですが、先輩スタイリストから学ぶ事も多く、新人にとっては基礎から学んで成長出来る環境と言えるでしょう。

4席以下の小型美容室は地域密着型のアットホームなお店が多く、お客さんのリピート率も高くなります。

お客さんとスタッフ、またスタッフとオーナーの距離が近く、施術スキルはもちろん、接客スキルも求められます。

1店舗あたりの採用人数は少なくなりますが、自分のアイデアも出しながらマイペースに働けるのが魅力です。

美容室以外

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美容室以外では結婚式場やヘアメイク事務所、病院や介護施設などもあります。

結婚式場は新郎新婦、来客のヘアセットを任されますが、花嫁が希望するメイクを施したり、衣裳を着付けるのも美容師の役割です。

ヘアメイク事務所では芸能人のヘアセットを行うテレビ局、雑誌の撮影現場、ファッションショーなどに出向いてヘアメイクを行います。

美容師免許取得後すぐに働ける現場ではなく、美容師としてのキャリアや実績が必要です。

また、病院や介護施設に訪問して、自由に出歩けない人達の髪をカットしたり、カラーやパーマをかける美容師は福祉美容師、訪問美容師と呼ばれます。

高齢化社会が進む中、需要が高まりつつある働き方です。

美容師の難易度は?

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美容師の国家試験の合格率は時期や年度によってバラつきがあり、90%近くの時もあれば、60%に満たない時もあります。

ただ、国家試験は合格率が30%に満たないものも数多く、他の試験に比べると易しいと言えるでしょう。

ちなみに美容師の国家試験は年に2回行われますが、夏開催の試験より冬開催の試験の方が合格率が高い傾向にあります。

試験内容が変わる訳ではないですが、冬は昼間課程や夜間課程の学生、夏は通信課程の学生の受験比率が高く、試験対策に力を入れている学校に通う学生の方が合格率が高いと言えます。

どの学校で学ぶにしても、授業をきちんと受けて、過去問で試験対策をしておけば十分に合格を狙える試験です。

美容師の試験内容は?

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美容師試験は学科と実技の2つを受けなければなりません。

例年冬は1月下旬~2月上旬に実技、3月上旬に筆記、そして夏は7月下旬~8月上旬に実技、9月上旬に筆記というスケジュールになっています。

筆記試験は美容師に必要な知識を問われ、「関係法規・制度」「衛生管理」「保健」など8つのジャンルから出題されます。

50問中正答率60%、かつ全ての科目において無得点がない事が合格の条件であり、万遍なく学習しておく必要があります。

実技試験について

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実技試験では基本技術と衛生上の取扱いの2つが審査されます。

基本技術の第一課題はカッティングの技術力を減点方式で採点され、減点が40点以上になると失格です。

第2課題は「ワインディング」か「オールウェーブセッティング」の工程と仕上がりで、どちらになるかは試験前に発表されます。

基本技術もさることながら、衛生上の取扱いの審査ではカット者の身体の衛生状態や用具の取り扱い、消毒方法などもチェックされます。

筆記より実技の方が審査基準も細かく、焦らず落ち着いて進めていく事がポイントです。

コツコツの積み重ねがトップスタイリストや独立への道

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美容師を目指すにはコツコツと勉強していく事が大事です。

国家試験は美容学校にて学んだ事だけが出題されるため、学生時代に知識やスキルをしっかり身につけておくことが合格への鍵となります。

美容師になった後も地道な努力が必要で、カットやパーマなど施術スキル、接客に不可欠な話術スキルも日々勉強です。

努力を惜しまない人には自然と顧客がつき、トップスタイリストや店長、独立への道も夢ではありません。

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