相手を好きだと思う気持ちから、別れない方が良いのではないか、まだ修復できるんじゃないかと思ってしまうものですよね。
しかし、頭の中では別れた方が良いとわかっているのであれば、別れる決断をして、前に進みたいというのが本音ではないでしょうか？
確実に前に進むためには、自分が相手のことを好きだと思う気持ちが、「相手のための純粋な愛情」なのか、「自分のために好きでいたい気持ち」なのかを見極める必要があります。
もし、後者の場合では、「自分は相手のことが好きだけど別れたい」と思う気持ちも、相手のためではなく、自分のために別れたいと思っている傾向にあります。
これを見極めて、別れる勇気を出すためには、どう行動していけば良いのでしょうか？
ここでは、好きだけど悩んでいる女性が後悔しないために、別れる勇気を出すためにするべきことについて、詳しく見ていきたいと思います。
彼氏と別れてしまうと後悔する？
好きな気持ちが残ったまま別れてしまうと、後悔してしまうのではないかと不安になってしまいますよね。
別れた後に後悔してしまう場合には、彼氏との関係性を改善するための行動を徹底的に行うことができていないからだといえます。
例えば、彼氏との価値観が違う場合には、相手の価値観を理解するために同じ行動をしてみたり、どうしても改善してほしい場合には、それを伝えて擦り合わせることができますよね。
また、彼氏からの気持ちが薄れてしまった場合には、その原因を追究して、改善するための行動をしている場面を見せれば、彼氏にも見直してもらえるかもしれませんよね。
このように、彼氏との関係性を改善するための行動を徹底的に行うことができていれば、「別れたい」と思ったとしても、「ここまでやったから仕方ない」と割り切ることができます。
そこまでの行動が自分にできていたか、相手にばかり改善して行動してもらうことを求めていなかったかを見直してみましょう。
しかし、二人の関係性によっては、後悔する気持ちが残ってしまうとしても、別れを決断するべき場合もあります。
そんな時は、後悔してしまうとしても、「自分のために」別れるのではなく、「相手のために」別れる決断をすることが重要です。
好きな気持ちがあっても彼氏と別れるべき場合は？
浮気または不倫をしている
彼氏が浮気をしていたり、彼氏が既婚者だと知っていて、不倫をしている場合などは、割り切ってお付き合いをしていたとしても別れを決断すべきです。
たとえ、「奥さんと離婚したいと思っているから」「もう、奥さんとの関係は破綻しているから」などと言われていたとしても、言葉だけが先行している場合も十分あり得ます。
もし、仮に、奥さんとの関係を清算して、あなたと本気で付き合いたいと思っているのであれば、必ず、行動として示してくれます。
浮気または不倫相手として甘んじている場合には、彼氏の方も、相手と別れる勇気も責任も抱いていない可能性が非常に高いです。
特に、「今はちょっともめているけれど、必ず別れるから」と言っているのにも関わらず、いつまで経っても別れてくれないのであれば、本命になれる望みはほぼないと思って良いでしょう。
今のまま、彼氏を想い続けていても、彼氏と幸せになれる可能性ははるかに低いので、揉め事を避けるためにも、きっぱりと関係を清算しましょう。
身体的または経済的DVを受けている
身体的または経済的DVを受けている場合も、彼氏と別れるべきです。
この場合には、きつく当たってくるタイミングと、極端に優しくなるタイミングを巧みに使い分けてきます。
「自分には彼氏がいないとダメなんだ」「自分には何もできないんだ」という気持ちにさせてきますが、冷静に考えてみてください。
彼氏がいなかった以前は、自分の力で生き抜くことができていなかったのでしょうか？
本当に、今の自分に彼氏が必要で、一緒に居て、幸せを感じることができているのでしょうか？
ただ単に、自分に自信がないとしたら、それは彼氏のせいだといっても過言ではありません。
環境をガラッと変えてみると、今までの辛い気持ちや苦しい気持ちが一気に消えていくので、思い切って、嫌な関係を断ってしまいましょう。
価値観が違いすぎる
彼氏との価値観が違いすぎるのも、別れを決断すべき状況だといえます。
一人一人が違う人間なので、価値観の違いが出てくるのは当然のことだと思います。
しかし、お互いの価値観を擦り合わせて調整しようと思っても、価値観が違いすぎると、調整すること自体が難しい場合があります。
彼氏本人が、自分のことだけを押し通そうとする性格であれば、より顕著ですよね。
恋愛は、お互いがどれだけ許し合って、相手を大事にすることができるかが重要なので、それができない相手とは、別れる決断をすべきです。
金銭感覚が合わない
彼氏との金銭感覚が合わないのも、別れを決断すべき状況だといえます。
お互いに金銭感覚を擦り合わせて、納得し合えるのであれば、別れる必要はありません。
しかし、彼氏が競馬やパチンコなどのギャンブルにハマっていたり、浪費家で毎月キャッシュカードの上限額ギリギリまで使い込む傾向にあったらどうでしょうか。
お金を貸してくれと度々言われたり、お金を湯水のように使っていたりすると、彼氏と結婚した時にも、苦労する未来しか見えませんよね。
あまりにも金銭感覚が合わない場合には、今後一緒に居たとしても、何かしらのトラブルに巻き込まれる危険性もあるので、この機会に別れるべきです。
恋愛すること自体に疲れてきた
恋愛すること自体に疲れてきた場合に見られるサインは以下の通りです。
- 彼氏と会っていても、楽しいと思えない
- 彼氏と話すのが憂鬱に感じる
- 彼氏とのラインのやりとりが面倒に感じる
- 彼氏の声を聞きたいと思えない
- 彼氏のために何かをしたいと思えない
彼氏との恋愛関係を続けるためには、お互いの関係を維持するために駆け引きを行ったり、価値観を擦り合わせたりしますよね。
しかし、それらのやりとりすらも面倒に感じてしまう場合には、彼氏への好きな気持ちが薄れてしまっている可能性が高いです。
恋愛自体に疲れてしまっている可能性もあるので、なあなあな状態で付き合うのであれば、相手のためにも関係を清算すべきでしょう。
彼氏に別れを切り出すタイミングは？
彼氏との連絡の頻度が極端に減った
彼氏との連絡の頻度が極端に減った、もしくは、なくなった場合には、彼氏からの気持ちが薄れてきているサインです。
中には、付き合えるまでに頑張っていたが素に戻ったパターンや、倦怠期を迎えて連絡をすること自体が面倒に感じてしまっているパターンもあるでしょう。
しかし、デートをしていても、彼氏の態度が素っ気なかったり、会話をしていても盛り上がらなかったりすると、彼氏からの気持ちは確実に薄れているでしょう。
彼氏から好かれている自信が持てない
彼氏から好かれている自信が持てない場合にも、二人の関係を修復することができるかどうかを考えた方が良いでしょう。
彼氏から好かれている自信が持てない場合には、彼氏との連絡の頻度が極端に減ったり、なくなったりすることもありますよね。
その他にも、彼氏の態度が素っ気なかったり、デートに誘っても乗り気でなかったり、会話が弾まなかったりする場合には、彼氏からの気持ちは確実に薄れてきているでしょう。
彼氏に聞き取りすることができるのであれば、気持ちが薄れてきている原因を改善して関係を修復できるかどうかについても話し合いましょう。
彼氏が関係を修復することができないと感じるのであれば、別れを決断するべきでしょう。
彼氏に結婚する意思が感じられない
彼氏に結婚する意思が感じられない場合には、改めて、本人に結婚する意思があるかどうかを確認してみましょう。
彼氏に結婚する意思がない場合には、相手との結婚観が大きく違う可能性があります。
そのため、「今は結婚する気がない」「別に、結婚は考えていないわけではないけど、いつするかは考えていない」などの返答である場合には、結婚する気がない可能性が高いです。
結婚観は、価値観や考え方の違いによるものなので、話し合って解決することは非常に難しいのが現状です。
早く結婚したい、何歳までに結婚したいという目標が自分にあるのであれば、新しい相手を探した方が賢明といえるでしょう。
彼氏のことは好きだけど、信用できない
彼氏のことは好きだけど、〇〇があるから、信用できない、という場合もありますよね。
この〇〇には、「浮気癖」「浪費癖」「嘘を吐くこと」など、相手の悪い部分が当てはまります。
この悪い部分を受け入れることができるのであれば、彼氏との関係を続けることは可能かもしれません。
しかし、人として信用できないと感じてしまうほどなのであれば、今は良くても、後々でトラブルを起こしてしまう可能性が高いといえます。
また、ここを直してほしいと伝えたとしても、改善する兆しが見えないのであれば、それは別れを切り出すタイミングかもしれませんね。
彼氏との関係が修復不可能なら別れを切り出そう
彼氏の嫌な部分が見えてくると、別れるか別れないか迷う時もありますよね。
そんな時は、彼氏の嫌な部分に対して、改善することが可能であるかを見極めることが重要です。
彼氏からの気持ちが薄れていると感じてしまう場合にも、原因に対して、改善することができることなのか、彼氏との関係が修復可能なのかを見極めるようにしましょう。
もし、ここで、彼氏との関係が修復不可能だと判断できる場合には、お互いのためにも、勇気を出して別れを切り出しましょう。
また、彼氏に対して好きな気持ちが残っていても、二人が置かれている状況によっては、別れを決断すべき場合もあります。
上記を参考に自分はどのパターンであるのかを確認して、行動に移してしてみてくださいね。