恋人との結婚を夢見ていても、お互いに好き同士なだけでは結婚できませんよね。
特に、相手に結婚する気がなかったり、結婚したいと思う時期や価値観が違うと、なかなか結婚までは踏み切れなかったりします。
相手に対する好きな気持ちがあると、「いつかは変わってくれるかも」と期待する気持ちもあると思います。
しかし、お互いに結婚観が合わないまま、ずるずると関係を続けていると、結果的には婚期を逃してしまうことになります。
もし、結婚したいという願望が強いのであれば、婚期を逃さないうちに、別れるタイミングできっぱりと区切りをつけたいものですよね。
ここでは、結婚するのかしないのかを決断するための別れるタイミングについて、詳しく見ていきたいと思います。
別れるタイミングを逃すと婚期を逃す原因になる
恋人と交際の次に待っている未来は、当然「結婚」ですよね。
現在では、事実婚や別居婚など、結婚の形も多様化していますが、現在交際している恋人と結婚できるかどうかは、お互いの結婚観があうかどうかに大きく左右されます。
例えば、彼女（23）と彼氏（25）のカップルがいたとしましょう。
彼女の方は、結婚願望が強く、25歳になるまでには結婚したいと考えているとしますよね。
しかし、彼氏の方には全く結婚願望がないと、彼女から結婚の話題を切り出しても、「あぁ、うん、いつかね」「ちゃんと考えてはいるから」とはぐらかされてしまいます。
こういったことがずっと続いて、相手に不信感を覚えて別れることになったカップルも多いのではないでしょうか。
また、上記は典型的なパターンですが、お互いに結婚願望が強くても、結果としては別れを選択しているカップルがいることも事実です。
この人たちは、自分が抱いている結婚観を擦り合わせた結果、相手とは合わないと判断して別れを決断したといえるでしょう。
結婚観は、今まで育ってきた周囲の人々や環境によって培われるものなので、生活スタイルや金銭感覚と同様に、考えを変えるのは難しいものです。
「相手が変わってくれるはず」と期待しても、うまくいくカップルが少ないのはこれが原因だからですね。
結果として、相手との関係をずるずると続けていたが故に、婚期を逃して、後悔してしまうことも少なくありません。
結婚願望が強いのであれば、こんな失敗は何としても避けたいですよね。
結婚できるチャンスを見極めるためには、別れるタイミングを逃さずに見極めることが非常に重要になります。
結婚のタイミングが合わない時はどうする？
お互いの結婚観について、しっかりと話し合う
恋人との結婚のタイミングが合わない時は、お互いの結婚観について、しっかりと話し合うことが重要です。
今まで育ってきた周囲の人々や環境によって培われたものを変えるのは、なかなか簡単なことではありません。
しかし、お互いの結婚観について、自分たちの考えを擦り合わせることができれば、結婚できる可能性が高くなります。
裏を返せば、話し合いをする気が起きなかったり、話し合いをしても平行線のままで終わってしまう場合には、別れるタイミングともいえます。
恋人と別れたくない場合には、別れを決断する前に、お互いの結婚観について、自分の考えを相手にぶつけて擦り合わせる努力をしましょう。
結婚する時期などの目標を二人で決める
お互いの結婚観を擦り合わせた後は、二人の結婚に向けた目標を決めることが重要です。
具体的には以下のようなものになります。
- 結婚する時期
- 結婚式を行う時期
- 結婚式に向けた貯金額（月額・総額）
- 結婚式に向けた貯金額の達成時期
- 新婚旅行に行く時期
- 新婚旅行に向けた貯金額（月額・総額）
- 新婚旅行に向けた貯金額の達成時期
- 結婚後の仕事
- 結婚後の家事分担
- 結婚後の生活費分担
この中でも、最低限、結婚する時期と結婚式に向けた貯金額については、結婚前に決めておくべきでしょう。
その他にも、意外と盲点なのが、結婚後の仕事や家事、生活費などについてです。
結婚後の生活についての考え方が合わないと、せっかく念願の結婚をしたとしても、早期離婚の可能性が出てくるので、注意したいところですね。
また、どれだけ話し合っても妥協できる案が出なかったり、話が通じない、または、平行線で進まない場合には、結婚をしても価値観の違いでもめる未来が待っているでしょう。
結婚後に苦しまないためにも、このような兆候が見られる場合には、別れを検討した方が良いかもしれませんね。
彼と別れるタイミングの見極め方は？
上記では、結婚のタイミングを合わせるためにできる対処法についてご紹介しました。
ここでは、結婚のタイミングを合わせている間にできる、別れるタイミングの見極め方について、ご紹介します。
結婚のことを話しても、はぐらかされる
上記の例にも挙げましたが、結婚のことを真剣に話していても、はぐらかされるようであれば、相手はあなたとの結婚を本気で考えてはいません。
このような態度をとる場合、結婚願望がない状態であることが非常に多いです。
中には、会社の人や友人・知人の結婚式を見たり、結婚情報誌などで結婚をちらつかせて、なんとか相手の気持ちを結婚にもっていこうと努力する人もいます。
努力は素晴らしいですが、特に相手が男性である場合には、上記のような行動をすると、さらに結婚を警戒してしまう可能性が高くなります。
そのため、相手から結婚をはぐらかされるようであれば、長い時間をかけて考えを改めさせるよりも、別れを決断して、新しい相手を見つけた方が婚期は逃さずに済むでしょう。
相手に結婚する意思が全くない
相手に結婚について話をした際に、「結婚する気はない」と言われたら、絶望しますよね。
ただ単に、結婚願望がない可能性もありますが、相手に結婚する意思が全くない場合には、背景に何か理由が隠されている可能性もあります。
相手の考えを理解するためにも、結婚する気はないという理由について、しっかりと話し合うようにしましょう。
話し合いの場で、二人の努力によって改善することができないと判断できるのであれば、別れるタイミングといえるでしょう。
結婚に対する良いイメージがない
相手に結婚願望がない場合、もしくは、相手に結婚する意思が全くない場合には、そもそもとして、結婚に対する良いイメージがない場合が多いです。
どんな理由があって結婚に対するイメージが良くないかは人によるものの、相手が抱いているイメージを良くすることができれば、結婚できる可能性は上がるでしょう。
しかし、どんなに説明したとしても、このイメージを払拭することができない場合には、考えを変えることは非常に困難だといえます。
そのため、相手との結婚観が合わないと割り切って、きっぱりと関係を清算することも視野に入れておきましょう。
結婚した後のライフプランなどが合わない
結婚した後のライフプランは、人の考え方によって様々です。
結婚したとしても、子どもはしばらくほしくないと考えている方もいれば、すぐに子どもがほしいと考えている人もいますよね。
また、結婚後は親と同居したいとか、妻は仕事を辞めて専業主婦として働いてほしいと考えている人もいると思います。
そのため、結婚する前には、結婚後のライフプランは話し合っておくべきでしょう。
ここの話し合いが不十分だと、結婚後に考え方の違いが原因で喧嘩が耐えなくなったり、最悪の場合、早期離婚につながる可能性もあります。
結婚後のライフプランについて話し合う機会を作ることができれば、後悔する前に別れるタイミングを逃さずに済むので、設けるようにしましょう。
価値観や金銭感覚などが違いすぎる
恋人との同棲をしている時にも、相手との価値観や金銭感覚などが違いすぎることが原因で別れるカップルも多いですよね。
結婚をしていないカップルの段階でも別れる原因になるわけですから、結婚後にも別れる原因になりうるのは明白です。
だから、結婚する前に、同棲することを勧めているのは、お互いの価値観や金銭感覚などを擦り合わせる良いきっかけになるからだといえます。
お互いに価値観を擦り合わせて、許し合うのが本来の形といえますが、それが厳しい場合には、別れを決断すべきタイミングだといえるでしょう。
結婚できないと感じたら別れるタイミングになる
恋人と結婚したいと思っていても、そう思っているのが片方だけであれば、成立しませんよね。
また、結婚する気はあるけど、結婚観が違う場合にも、結婚相手として考えた時に「やっぱりこの人とは合わないかも」と思うことがあると思います。
正直なところ、直感的にでも、この人は結婚相手ではないと感じたのであれば、その予感は当たると考えて良いと思います。
別れる勇気を出すのは大変だと思いますが、結婚してしまうと、「この人とは無理だ」と思ったら、離婚するしか方法はありません。
離婚歴を作らないためにも、上記を参考に、別れを決断するきっかけを作って、勇気を出して行動してみましょう。