料理が苦手な人におすすめしたい11の克服方法!【管理栄養士が解説】

「料理が面倒に感じる」

「すぐに失敗するからもう作りたくない!」

そんな苦手意識を一度は感じたことがありませんか?

料理が初めから得意な人はいません。

ですが、うまく作れるようになれば、食べる人も、そして作った自分自身もより食事が楽しくなります。

今回は料理に苦手意識があるけれど、克服していきたい人におすすめの方法をご紹介します。

料理が苦手な理由も人によってさまざまです。

自分は料理のどんな点が不得意なのか、面倒と感じるのかを考えながら、克服方法を参考にしてみてくださいね。

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まずは料理キットやカット野菜の活用を

料理は野菜を洗って、切って火を通して…など工程が多いと、それだけ苦手意識が高まってしまいます。

まず料理に慣れていくために、料理キットなどを使用し、簡単に作れるものからスタートしましょう。

スーパーやネット通販でも、今は多くの種類が販売され、レシピがセットになっているものもあります。

料理に慣れないうちは、野菜を切る作業はハードルが高く感じてしまうものです。

そんな時には、カット野菜を活用して、野菜炒めから作ってみるのがおすすめです。

苦手と感じる工程をできるだけ少なくして、料理に取り組んでみましょう。

料理動画や料理番組を参考にする

文章だけのレシピではなく、動画で料理の風景を見るとさまざまな発見があります。

レシピの文面を見ると、「ひとつまみ」や「ひたひたの水を入れて…」など料理以外ではあまり使われない言葉が度々登場しますよね。

こうした言葉を目にした時、苦手と思う気持ちが出てきてしまうのではないでしょうか?

そんな時に、動作を見ながら覚えることで、自然と言葉の意味が理解できるようになるはずです。

「今更こんなこと聞けない…」と思ってしまう初心者さんは、まず動画や番組を見ることから始めてみましょう。

レシピを見て作る時は全体に目を通してから

料理の途中で、「調味料を用意し忘れた!」「◯◯がない!」というように焦った経験はないでしょうか?

その間に鍋を放置してしまうと、料理が焦げてしまったり、火が通り過ぎてしまうなどの失敗につながります。

レシピを見ながら料理を作る時に気をつけたいことは、最後の工程まで目を通して、手順を確認してから取り掛かることです。

特に、チャーハンなど短時間で仕上げるものは、火をつけて炒めながら食材や調味料を加えていきます。

加熱する前に、しっかりと下準備をして手順を確認してから、炒めるようにするのが失敗しないコツです。

合わせ調味料を活用

味付けが苦手という場合は、すでにいくつかの調味料が合わさった調味料を活用すると、失敗することなく味付けができます。

「もう少し甘みがほしい」などと感じたら、調味料を自分で組み合わせてみるのも料理が面白くなるコツです。

お好みの味付けが出来るようになると料理のバリエーションも自然と広がっていきますよ。

合わせ調味料の味に飽きてきたら、醤油、砂糖、みりん、酒、酢などの基本調味料を揃えましょう。

自分なりの味に仕上げることができ、料理が楽しくなります。

調味料の使い方は慎重に

レシピを参考にして料理を作る場合には、調味料はきちんと量って作ることが大切です。

調味料を入れすぎてしまうと失敗に繋がりやすいため、少しずつ味見しながら加えていくこともポイントです。

そして、調味料を加える順番も重要です。

塩やしょうゆなど塩気のある調味料よりも、砂糖やみりんといった甘みのある調味料を先に加えるという手順にも、料理を美味しくする秘訣があります。

レシピ通りに調味料を加えましょう。

献立はシンプルに。まずは主食と汁物から

「料理は献立を考えて作らないと…」と思ってしまうと、なかなか決めるのも難しいですよね。

初めから品数を多く作ろうとしなくても、十分に栄養のあるごはんは作れます。

肉や野菜を入れた具材たっぷりの汁物とご飯やパンなどの主食を組み合わせるだけでも、立派な献立になります。

まずはご飯を炊いて、具沢山みそ汁から始めてみるのがおすすめです。

メイン料理は焼くだけ、煮るだけ

メイン料理といったら、何を思い浮かべますか?

ハンバーグやロールキャベツなど見た目にも鮮やかな料理もありますが、作業工程が多く、時間がかかってしまうのが難点です。

そこでおすすめなのが、調味料に漬け込んだお肉や魚を焼くだけの料理や、カレーやトマト煮など材料を鍋に入れて煮るだけで作れる料理です。

焼くだけ、煮るだけのレシピを選んで作ってみましょう。

そうすることで、難しく思っていた料理が意外と簡単だったり、美味しい料理が手早く作れてしまうことを体感することが出来ます。

苦手克服への大きな一歩になりますよ。

火加減は弱火から

料理をするときに失敗しやすいのが火加減です。

せっかく時間と手間をかけて作っても、焦がしてしまえば料理がコゲの味になってしまいます。

料理の手順に慣れないうちは、基本の火加減を弱火〜弱めの中火に。

特に調味料や食材を加えるときなど、鍋から手を離す際には必ず火加減を弱めるか、火を止めましょう。

煮物を作るときには、鍋の底からときどき混ぜることも焦げ付かせないポイントです。

使いやすい料理道具を使う

家にあるフライパンが焦げ付きやすくなっていたりして、ストレスに感じることはないでしょうか?

料理をスムーズに行えるように環境や道具を揃えて作ることも、苦手を克服する大切なポイントです。

使いやすい料理道具が1つあるだけでも、使うのが楽しくなり、前向きに料理に取り組めるようになりますよ。

特に鍋と包丁は使いやすいものを選びましょう。

包丁の基本の使い方を覚える

包丁使いが苦手という場合も多いのではないでしょうか?

料理に少しずつ慣れてきたら、包丁の使い方を復習するとさらに料理が楽しくなります。

料理の1番最初の工程は、包丁を使うことがほとんどです。

動画を見るなどして、切り方のコツを掴むと、料理が楽になるだけではなく、味も見た目も良くなりますよ。

自分の料理を誰かに食べてもらう

料理が少しずつ作れるようになってきたら、家族や友人に振る舞い、感想を教えてもらいましょう。

誰かに美味しいと言ってもらえると、また料理が作りたいという気持ちが芽生えます。

まずは1品、お気に入りの料理を何度か作って、得意料理にしましょう。

そこからまた少し難しい料理にも挑戦してみると、自然と料理に楽しさを感じられるはずですよ。

まとめ

料理の苦手の克服方法、いかがでしたでしょうか?

「食材を切るのが面倒」、「いつも焦がしてしまう」など苦手と感じる理由も見つけられましたか?

人によって料理に対する見方もさまざまです。

自分自身の苦手意識に合った克服方法を取り入れ、少しずつでも料理に挑戦してみましょう。

料理はなによりも、作る本人が楽しむことが上達の秘訣です。

「頑張って料理を作れるようにならなきゃ」という考えよりも、「どうしたら楽しく料理できるか」をしっかりと意識してみてくださいね。

記事の執筆者
いまむら ゆい

管理栄養士、お野菜レシピ考案家。
レシピ提供、フードスタイリング、コラム執筆、料理教室など野菜に関する分野を中心に活動。
Instagram【 #ぽんレシピ 】で100レシピ以上公開中。
>>Instagramはこちら

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