こんにちは。Manapの編集長です。
NIPT検査(新型出生前診断)は、母体に負担をかけることなくお腹の中の赤ちゃんの染色体異常の有無を高い検査精度で確認できる非確定検査です。
しかし、NIPT検査は医療費控除や保険適用外になるので検査費用の相場は20万円と高額ですよね。
今回は、福岡でNIPT検査費用が安い人気のクリニックを7選紹介します。

NIPT検査を検討している方はぜひ参考にしてみてくださいね。
- 安いだけで選んでは危険!
- 【NIPT】福岡県(博多・天神)で安い人気クリニック7選をランキング比較!
- 福岡県内のNIPT認可施設5選!
- NIPT(新型出生前診断)を分かりやすく解説
- 福岡県のNIPT(新型出生前診断)クリニック選びのポイントは?
- 福岡県のNIPT(新型出生前診断)を受診するメリットは?
- 福岡県のNIPT(新型出生前診断)を受診するデメリットは?
- 福岡県のNIPT(新型出生前診断)検査の流れは?
- 福岡県の出生前診断(NIPT)を受診するか決めたみんなの理由は?
- 福岡県の出生前診断って妊娠何週目まで検査できる?出生前診断の一覧表
- 福岡県のNIPT検査(新型出生前診断)の費用相場は?
- 福岡県はNIPT(新型出生前診断)の助成金が受けれる?
- まとめ
安いだけで選んでは危険!
NIPT検査は、流産や死産のリスクがなく、採血のみで簡単に検査が行えますが、非常に繊細な検査であり、安易に受けて良い検査ではありません。

ただ、認可施設よりは認可外施設の方が確実に費用を抑えて検査することができるでしょう。
認可外施設は、羊水検査やカウンセリング料が検査費用に含まれているところが多く、検査項目も自分で選択可能なので費用を抑えることができます。
一方、認可施設では、検査費用だけで20万円前後、それとは別に遺伝カウンセリング料や羊水検査費用も用意する必要があります。
費用面だけでいうと認可外施設がお得ですが、認可外の場合はサポート体制がクリニックによってバラバラ。

だからこそ、陽性だった場合に後悔しない為にもクリニック選びが非常に重要なのです。
また、NIPT検査では、全ての疾患や病気が分かるわけではなく、一部の限定的なことしかわからないということを認識しておきましょう。
【NIPT】福岡県(博多・天神)で安い人気クリニック7選をランキング比較!
クリニック名 | 検査料金 | 遺伝カウンセリング | 羊水検査費用 | 総合判定 |
---|---|---|---|---|
Wクリニック | 88,000円 | 無料 | 全額保証 | ◎ |
ヒロクリニック | 99,000円 | 有料 | 最大20万円まで | ○ |
如月総健クリニック | 118,800円 | 無料 | 検査費用を上限に保証 | ○ |
癒しの森内科クリニック | 118,800円 | 無料 | 検査費用を上限に保証 | △ |
NIPT Japan | 165,000円 | 有料 | 検査費用を上限に保証 | △ |
天神ホリスティックビューティークリニック | 198,000円 | 無料 | 全額保証 | ◎ |
表参道メディカルクリニック | 198,000円 | 無料 | 全額保証 | ◎ |
- Wクリニック
- 天神ホリスティックビューティークリニック
- 表参道メディカルクリニック

この3つのクリニックの中でも特に「Wクリニック」は検査費用を抑えることができるでしょう。
1位 Wクリニック福岡院
Wクリニック福岡院は、ラジュボークリニックの提携院になります。
費用を抑えて満足度の高い検査をしたい方に1番のおすすめ。
価格の安さはNo.1!手厚いフォローで検査後も安心。
良い点 | ・検査費用が安いだけでなくサポートもしっかりしている ・トップクラスの安さで顧客満足度も高い。 ・遺伝カウンセラーと検査前後で無料相談可能 ・認可施設と同じ項目の検査プランもあり。 |
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気になる点 | ・羊水検査の保証対象はミニマムプランは対象外。 |
料金 | ・ミニマムプラン88,000円 ・シンプルプラン132,000円 ・スタンダードプラン165,000円 ・フルセットプラン187,000円 |
妊娠週数 | 妊娠10週0日〜 |
検査項目 | 13トリソミー 18トリソミー 21トリソミー 性染色体異常 全染色体異常 微小欠失の検査 |
検査結果 | 最短3日 |
羊水検査費用 | 全額保証(シンプルプラン以上) |
Wクリニック福岡院のおすすめポイントは?
・博多駅より徒歩6分の好アクセス
・認可施設と同じプランなら10万円以下
・当日予約、当日検査可能
・土日祝日も検査OK

Wクリニックは、ラジュボークリニックの提携院で博多エリアでNIPTをしたい方におすすめのクリニック!
博多エリアでNIPTを受けるなら、ラジュボークリニックの提携院であるWクリニックがおすすめでしょう。
予約の変更や当日のキャンセルも採血前なら無料でキャンセル可能です。
体調が当日にならないと分からない方や予定が変わりやすい方も、当日予約・当日検査が可能なのでスケジュールの隙間での検査が可能でしょう。
費用を抑えることができ、充実したサポートが受けられる点が妊婦さんから人気の理由でしょう。
Wクリニックのアクセスは?
クリニック名 | Wクリニック |
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住所 | 福岡県福岡市博多区駅前3-26-5 Mビル1号館8階 |
最寄駅 | 「博多駅」 博多口出口(1番出口) 徒歩6分 |
診療時間 | 10:00~19:00 |
定休日 | 年末年始 |
2位 ヒロクリニック
単体検査から細かい検査まで豊富なプランが魅力。ただし、カウンセリングや互助会費など追加費用が発生する可能性大。
良い点 | ・21、18、13トリソミーの単体検査可能。 ・オプション料金を払えば最短2日で結果通知。 ・プラン数がとにかく豊富。 ・結果通知が早いので不安を最小限に抑えられる。 |
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気になる点 | ・羊水検査の保証を受けるには互助会に入会する必要があり。 ・検査当日の医師の問診は無料だが、それ以外でカウンセリングを希望する場合は有料。 ・オプション設定があるので、検査費用以外に料金が発生する。 ・国内検査より海外検査を希望する人には向かない。 |
料金 | ・ミニマムプラン99,000円 ・ライトプラン132,000円 ・おすすめプラン220,000円 ・21トリソミーのみ55,000円 |
妊娠週数 | 妊娠10週0日〜 |
検査項目 | 13トリソミー 18トリソミー 21トリソミー 性染色体異常 全染色体異常 微小欠失の検査 |
検査結果 | 最短2日 |
羊水検査費用 | 最大20万円まで(互助会入会した人のみ) |
ヒロクリニックのおすすめポイントは?
・プランが豊富
・特急便の利用で最短2日で結果通知
・25,000件以上のNIPT実績があり

ヒロクリニックは、東京衛生検査所で国内検査を実施している為、結果通知が最短2〜5日と他のクリニックより早くもらえます!
ヒロクリニックは、オプションで特急便(有料:33,000円)を利用すれば最短2日で結果を受け取ることができます。
さらに博多駅前院の場合は、超音波検査(有料:11,000円)にも対応している為、NIPT前に赤ちゃんの状態を確認してから検査することが可能です。
博多駅前院では、木・金・土・日にNIPTの予約を受け付けており、月・火・水は定休日となっていますので予約の際は注意してくださいね。

ヒロクリニックは、検査費用が安いことで有名ですが、互助会費やオプションを追加すると高くなることもあるので、事前に予算を確認しておきましょう。
注意点としては、遺伝カウンセリングは有料で20分4,400円かかる為、医師に直接相談したい方やしっかり話を聞きたいという方は、無料でカウンセリングができるクリニックがおすすめでしょう。
ヒロクリニックの口コミは?
土曜に受けたばかりのNIPT結果、もう来ました。
最低限のしか調べてないけど… ひとまず安心…
お金じゃないけどお金だよね、って事で比較的リーズナブルなヒロクリニックで受けました。
性別検査は+3万だったので今回は受けず、お楽しみという事で。
ヒロクリニックのアクセスは?
住所 | 福岡県福岡市博多区博多駅東2-16-19 OAK博多ビル501 |
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最寄駅 | 博多駅筑紫口徒歩6分 |
診療時間 | 木・金・土・日 10:00~18:00 |
休診日 | 月・火・水 |
3位 如月総健クリニック
如月総健クリニックは銀座Mitaクリニックの提携院になります。
検査費用を抑えることができるが、羊水検査費用の保証は、上限があるので手出しが出る可能性大!
良い点 | ・検査費用が良心的である。 ・予約制でカウンセリングを受け付けている。 ・待合〜会計まで全て個室で、プライバシー確保 |
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気になる点 | ・予約日の4日前からキャンセル料が11,000円発生するので高い。 ・検査結果が2週間程度かかって遅い。 ・羊水検査の保証も検査費用が上限で、手出しが出る可能性あり。 ・サポート面がもう一歩という印象。 ・月曜日しか対応していない |
料金 | ・基本検査118,800円 ・全染色体検査158,800円 ・全染色体+微笑欠失検査188,800円 |
妊娠週数 | 妊娠10週0日〜 |
検査項目 | 13トリソミー 18トリソミー 21トリソミー 性染色体異常 全染色体異常 微小欠失の検査 |
検査結果 | 最短10〜14日 |
羊水検査費用 | 検査費用を上限に保証 |
如月総健クリニックのおすすめポイントは?
・検査可能日月曜日のみ
・高宮駅より徒歩8分
・羊水検査費用の保証あり

如月総健クリニックは、アンジュクリニックと提携しています。
如月総健クリニックは、月曜日しかNIPTを実施していないので注意しましょう。
如月総健クリニックのNIPTは、全てのプランに性別判定が含まれています。
注意点は、採血予約日を含む4日前〜検査当日までのキャンセルは、11,000円のキャンセル料が発生するので、5営業日前までに連絡するようにしましょう。
高宮エリアでNIPTを探している方におすすめのクリニックです。
如月総健クリニックのアクセスは?
クリニック名 | 如月総健クリニック |
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住所 | 福岡県福岡市南区大楠1丁目32−14 5階 |
最寄駅 | 高宮駅より徒歩8分 |
診療時間 | 月曜日のみ 9:00〜17:30 |
定休日 | 火曜〜日曜・祝日 |
4位 癒しの森内科クリニック
癒しの森内科クリニックは銀座Mitaクリニックの提携院になります。
久留米のゆめタウン内にあってアクセス抜群!検査費用は安いけど、4日前からキャンセル料がかかるので体調が不安定な方には不向き。
良い点 | ・検査費用が良心的である。 ・予約制でカウンセリングを受け付けている。 ・待合〜会計まで全て個室で、部屋の移動する必要がなし。 |
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気になる点 | ・予約日の4日前からキャンセル料が11,000円発生するので高い。 ・検査結果が2週間程度かかって遅い。 ・羊水検査の保証も検査費用が上限なので、手出しが出る可能性あり。 ・サポート面がもう一歩という印象。 ・土曜日のみしか対応していない |
料金 | ・基本検査118,800円 ・全染色体検査158,800円 ・全染色体+微笑欠失検査188,800円 |
妊娠週数 | 妊娠10週0日〜 |
検査項目 | 13トリソミー 18トリソミー 21トリソミー 性染色体異常 全染色体異常 微小欠失の検査 |
検査結果 | 最短10〜14日 |
羊水検査費用 | 検査費用を上限に保証 |
癒しの森内科クリニックのおすすめポイントは?
・毎週土曜日にNIPTを実施
・久留米エリアの方におすすめ
・お子様連れOK

癒しの森内科クリニックは、アンジュクリニックと提携しています。
癒しの森内科クリニックは、久留米エリアでNIPTを受けたい方におすすめのクリニックです。
「1人受診OK」や「紹介状不要」などNIPTを受けやすい環境が整っています。
16週以降の妊婦さんでも対応してもらえるので、迷っていたら妊娠週数がギリギリになってしまったという方も相談してみると良いでしょう。
毎週土曜日にNIPTを実施しているので、旦那さんと一緒に来院したいという方にもおすすめですよ。
癒しの森内科クリニックのアクセスは?
クリニック名 | 癒しの森内科クリニック |
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住所 | 久留米市新合川1丁目3-30 ゆめタウン久留米 別館2F |
最寄駅 | 西鉄久留米駅より、シャトルバスあり |
診療時間 | 土曜日 |
定休日 | 月・火・水・木・金・日・祝 |
5位 NIPT Japan
福岡県内にNIPT Japanの提携院は、5つあります。
あっさりとした検査を好む人にはおすすめですが、費用・サポート面ともに他にもっと良い検査施設があるかなという印象。
良い点 | ・全国各地で検査を受けることができ、実績数が豊富である。 ・全国80以上のクリニックで検査を受けることができる。 |
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気になる点 | ・カウンセリングもなく、採血のみなのであっさりと検査が終わる。 ・カウンセリングは有料で30分10,000円かかる。 ・提携クリニックで検査を行うのでNIPT検査に関しての説明が不十分にやすい。 |
料金 | ・A検査165,000円 ・B検査176,000円 ・C検査198,000円 |
妊娠週数 | 妊娠10週0日〜 |
検査項目 | 13トリソミー 18トリソミー 21トリソミー 性染色体異常 全染色体異常 微小欠失の検査 |
検査結果 | 最短10日 |
羊水検査費用 | 検査費用を上限に保証 |
福岡の提携施設一覧がこちら
福岡県内のどこのクリニックで受けても金額・サポート・検査精度等は同じですのでご自宅の近くのクリニックを選択すると良いでしょう。
クリニック名 | 住所 |
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にしだ眼科 | 福岡県福岡市南区大橋3-12-5 |
C5クリニック | 福岡県福岡市中央区大宮2-4-8 |
福岡TAクリニック | 福岡県福岡市中央区今泉1-11-5ロクラス今泉5F |
点滴・予防クリニック | 福岡県福岡市博多区博多駅前3丁目3−12第6ダイヨシビル7F |
ももち浜クリニック | 福岡県福岡市早良区百道浜2-3-2TNC放送会館2F |
6位 天神ホリスティックビューティークリニック
天神ホリスティックビューティークリニックは、平石クリニックの提携院です。
日本一はやいNIPTができるクリニック。NIPTを2回検査することができ1回当たり99,000円!

料金そのままで妊娠6週目以降に1回目、妊娠10週目以降に2回目のNIPT検査ができる!
良い点 | ・手厚いフォロー体制が検査費用で全て賄える。 ・妊娠6週以降と10週以降で2回NIPT検査ができる。 ・全国展開で検査実績が多く安心、信頼できる。 ・国内検査の実施で結果が最短6日で早い。 |
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気になる点 | ・基本検査以外の費用は高め。 |
料金 | ・基本検査198,000円 ・全染色体検査231,000円 ・微笑欠失検査253,000円 |
妊娠週数 | 妊娠10週0日〜 |
検査項目 | 13トリソミー 18トリソミー 21トリソミー 性染色体異常 全染色体異常 微小欠失の検査 |
検査結果 | 最短3日 |
羊水検査費用 | 全額保証 |
天神ホリスティックビューティークリニックのおすすめポイントは?
・土曜、祝日も検査可能
・平石クリニックの提携院
・陽性時のサポートが手厚い

天神ホリスティックビューティークリニックは、平石クリニックの提携院で土曜、祝日に来院したい方におすすめ!
万が一陽性の場合は、「羊水検査費用の全額保証」「医療機関の紹介」「カウンセリングの実施」等、妊婦さんをしっかりサポートしてくれます。
遺伝カウンセリングは採血日より前に事前に電話にて行っています。
自宅にいながらNIPTに関する不安や分からないことを解消できるので、検査当日はスムーズに採血することができるでしょう。
妊娠が分かった時点で予約が可能で、採血前ならキャンセル料無料なのも嬉しいポイント!
天神ホリスティックビューティークリニックのアクセスは?
クリニック名 | 天神ホリスティックビューティークリニック |
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住所 | 福岡県福岡市中央区大名1-14-45 QizTENJIN 3階 |
最寄駅 | 西鉄 天神大牟田線 西鉄福岡 (天神)駅より徒歩4分 |
診療時間 | 月・火・水・金 10:00〜13:00/15:00〜19:00 土・祝日 10:00〜12:30/14:00〜17:30 |
定休日 | 木・日曜日 |
7位 表参道メディカルクリニック福岡天神院
表参道メディカルクリニックは、平石クリニックの提携院です。
2回NIPT検査できるので検査結果が信用できる!アフターフォロー体制も整っており、遺伝カウンセラーも在籍で安心。

NIPT検査2回で198,000円(1回当たり99,000円)で可能。
良い点 | ・検査前後で無料のカウンセリング可能。 ・料金は変わらずに2回NIPT検査ができる。 ・文句なしの手厚いサポートが検査費用に全て含まれている。 ・全国展開で検査実績が多く安心、信頼できる。 ・顧客満足度調査97%獲得 |
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気になる点 | ・サポートの手厚さを考えれば、料金も納得だが、検査費用を抑えたい方にはちょっぴり高く感じるかも。 |
料金 | ・基本検査198,000円 ・全染色体検査231,000円 ・微笑欠失検査253,000円 |
妊娠週数 | 妊娠10週0日〜 |
検査項目 | 13トリソミー 18トリソミー 21トリソミー 性染色体異常 全染色体異常 微小欠失の検査 |
検査結果 | 最短3日 |
羊水検査費用 | 全額保証 |
表参道メディカルクリニック福岡院のおすすめポイントは?
・天神駅から徒歩1分とアクセス良好
・平石クリニックの提携院
・陽性時のフォローが手厚い

表参道メディカルクリニック福岡院は、平石クリニックの提携院で夜19時まで対応しているので仕事帰りにNIPTを受けたい方におすすめ!
天神駅より徒歩1分とアクセスがよく、採血するだけですので20〜30分程度で検査が終了できます。
診療時間も10時〜19時まで行っているので、仕事帰りやお買い物ついでなど予定が組みやすいでしょう。
どの検査プランを選択しても性別判定が可能なので、早ければ妊娠10週よりも前に性別を知ることも可能です。
表参道メディカルクリニック福岡院のアクセスは?
クリニック名 | 表参道メディカルクリニック福岡院 |
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住所 | 福岡県福岡市中央区天神2-13-18 天神ホワイトビル8階 |
最寄駅 | 空港線「天神」駅 4番出口より徒歩1分 |
診療時間 | 10:00〜19:00 |
定休日 | 不定休 |
福岡県内のNIPT認可施設5選!
福岡県には、NIPTが受けられる認可施設が5ヶ所あります。
病院名 | 住所 | 条件 |
---|---|---|
独立行政法人国立病院機構 九州医療センター | 福岡市中央区地行浜1丁目8番地1号 | ・医師の紹介状必要 ・個人予約不可 ・夫婦同伴 |
福岡大学病院 | 福岡県福岡市城南区七隈7丁目45−1 | ・医師の紹介状必要 ・個人予約不可 ・夫婦同伴 ・8週0日~13週6日に申し込み |
国立病院機構 小倉医療センター | 福岡県北九州市小倉南区春ケ丘10番1号 | ・医師の紹介状必要 ・個人予約不可 ・夫婦同伴 |
久留米大学病院 | 福岡県久留米市旭町67番地 | ・医師の紹介状必要 ・個人予約不可 ・夫婦同伴 |
福岡市立こども病院 | 福岡市東区香椎照葉5丁目1番1号 | ・医師の紹介状必要 ・個人予約不可 ・夫婦同伴 |
認可施設では、以下の条件がある施設が多い為、予め確認しておきましょう。
- 高齢の妊婦の方
- 超音波検査や母体血清マーカーにより胎児の染色体数異常を有する可能性の指摘をされた場合
- 染色体数異常を有する子どもを妊娠または出産の既往歴がある場合
- 両親のいずれかが均衡方ロバートソン転座を有し遺伝による染色体異常症の可能性がある場合

この他にも「医師の紹介状が必要」「夫婦同伴」についても事前に確認しておくと良いでしょう。
NIPT(新型出生前診断)を分かりやすく解説

NIPTとは「新型出生前診断」とも呼ばれ、2013年から国内で導入された新しい出生前診断です。
・採血のみで検査可能
・約99%の高い検査精度
・流産や死産のリスクがない
採血のみで調べることができる

NIPTでは、主に染色体異常の7割を占めるいわれている3つのトリソミーを採血のみで調べることができます。
トリソミー | 発症率 |
---|---|
21トリソミー (ダウン症) | 600〜800人に1人 |
18トリソミー (エドワード症候群) | 3,500〜8,500人に1人 |
13トリソミー (パトー症候群) | 5,000〜12,000人に1人 |

認可外の場合は、3つのトリソミーに加えて「性染色体検査」「1〜22番の全染色体検査」「微小欠失検査」「性別判定」など細かい項目も検査可能です。
NIPTは、妊娠9〜10週0日から検査可能で、早くからお腹の中の赤ちゃんの健康状態を知ることができる為、妊婦さんも安心して妊娠生活が送ることができるでしょう。
約99%と検査精度が高くリスクが低い

NIPT(新型出生前診断)は、他の出生前診断と比較して検査精度が99%と高いのが特徴!
非確定的検査 | 検査精度 |
---|---|
NIPT | 99% |
コンバインドマーカー | 80% |
母体血清マーカー | 83% |
それでも100%ではない為、陽性の場合には羊水検査や絨毛検査等の確定的検査を受けることになります。

確定的検査(羊水検査や絨毛検査)はお腹に直接針を刺すのでリスクがあり、いきなり確定的検査をすることは進めません。
確定的検査 | 検査精度・リスク |
---|---|
羊水検査 | ・検査精度100% ・200〜300人に1人 死産や流産のリスクあり |
絨毛検査 | ・検査精度100% ・100人に1人 死産や流産のリスクあり |

その為、NITPのような流産や死産のリスクがなく安全性が高い出生前診断が注目されているのです。
福岡県のNIPT(新型出生前診断)クリニック選びのポイントは?
NIPT(新型出生前診断)を受検する場合のクリニック選びのポイントを紹介していきましょう。
- 認可・認可外どちらで受けるか決める
- 遺伝カウンセリングの有無を確認
- 陽性時のサポートを確認
1.認可・認可外どちらで受けるのか決める

NIPT(新型出生前診断)を受けることのできる施設は「認可施設」・「認可外施設」があります。
認可施設は日本医学連合会が認可したNIPT検査施設で108施設が認定されています。
認可施設でNIPTを受ける場合はいくつか条件があり、主に以下の条件に当てはまる方のみが対象となります。
- 高齢の妊婦の方
- 超音波検査や母体血清マーカーにより胎児の染色体数異常を有する可能性の指摘をされた場合
- 染色体数異常を有する子どもを妊娠または出産の既往歴がある場合
- 両親のいずれかが均衡方ロバートソン転座を有し遺伝による染色体異常症の可能性がある場合

簡単にいうと認可施設では、35歳以上の高齢妊婦の方もしくは染色体異常の疑いがある方がNIPTの対象者になっています。
一方認可外施設は、日本医学会連合の認可を受けていない施設で、希望すれば条件なしで誰もがNIPTを受けることができます。
比較項目 | 認可施設 | 認可外施設 |
---|---|---|
認定の有無 | 認定あり | 認定なし |
紹介状の有無 | 紹介状必須 | 紹介状不要 |
条件 | 対象条件あり | 誰でもOK |
検査可能項目 | ・21トリソミー ・18トリソミー ・13トリソミー | ・21トリソミー ・18トリソミー ・13トリソミー ・性染色体検査 ・全染色体検査 ・微小欠失検査 |
性別判定 | 不可 | 可能 |
受診条件 | 夫婦同伴必須 | ・1人受診OK ・お子様連れ受診OK |
来院回数 | 2〜3回 | 1回 |
検査対応日 | 平日がメイン | 土日祝日にも対応 |
厚生労働省の調査によるとNIPTの受検者全体の約半数の方が認可外施設を選択しており、34歳以下の受検者では約70%が認可外施設で受検していることが分かっています。
認可外施設は、認定を受けていないからといって違法ではありません。

認可外施設は受けたくても受けられない妊婦さんの受け皿として大切な役割を果たしています。
2.遺伝カウンセリングの有無を確認
NIPTを受ける際は、臨床遺伝専門医または認定遺伝カウンセラーが「遺伝カウンセリング」を実施しているクリニックを選ぶようにしましょう。

遺伝カウンセリングは家族で一緒に受けることができ、子供を持つということについて考える機会になります。
遺伝カウンセリングでは主に以下の内容について話します。
- NIPTの検査についての説明
- 陽性時の社会的な支援体制について
- 陽性の場合、どのような選択肢があるか
上記のような遺伝に関わる悩みを遺伝医学の専門知識をもつ専門医に相談をすることができ、納得いく決断ができるようサポートしてくれるのが遺伝カウンセリングの役目になります。
認可外施設の場合は、遺伝カウンセリングが不十分であったり、全ての施設で遺伝カウンセリングを実施しているわけではありません。

認可外施設でNIPTを受ける場合は、必ず遺伝カウンセリングを行っているか確認するようにしましょう。
3.陽性時のサポートを確認
検査結果が陰性の場合はどこのクリニックでも対応にあまり差はありませんが、陽性時のサポートはクリニックによってばらつきがあるので注意しましょう。
NIPTで陽性だった場合は、確定的検査(絨毛・羊水)を受ける必要があり、相場は約20万円前後かかります。

NIPTの費用に加えて、確定的検査(絨毛・羊水)の費用が追加でかかると金銭的負担は大きいですよね。
認可施設の場合は、NIPT〜羊水検査まで一貫してサポートしてもらえるのが強みですが、陽性時には追加で費用がかかることがほとんどです。
一方で認可外施設の場合は、羊水検査費用を全額保証・一部保証などサポートしてくれる施設もあり、金銭的負担を抑えることができるでしょう。

認可外施設でNIPTを受ける場合は、「確定的検査(羊水・絨毛)費用をサポート」してくれるかどうかも判断基準にしてみると良いでしょう。
福岡県のNIPT(新型出生前診断)を受診するメリットは?
NIPT(新型出生前診断)のメリットは以下の通りです。
- 赤ちゃんの健康状態を早く知ることができる
- 流産や死産のリスクがなく、母体への負担が少ない
- 検査精度が高い
1つずつ説明していきますね。
1.赤ちゃんの健康状態を早く知ることができる

NIPT(新型出生前診断)は、妊娠9〜10週から検査可能です。
これは、他の非確定的検査「コンバインド検査」や「母体血清マーカー検査」と比較しても早い週数で検査可能なことがわかります。
赤ちゃんの健康状態を早く知ることで、赤ちゃんを迎え入れる準備を早いうちから始めることができます。

NIPTで万が一陽性の場合は、次の羊水検査に進むのかを含め、夫婦で考え検討する必要があります。
羊水検査ができる妊娠週数は一般的に15週〜18週に行う為、限られた時間で難しい判断をしなければなりません。
早く検査を実施することで、検査結果を受け止め、向き合う時間を確保できる為、赤ちゃんだけでなくご夫婦にとっても早い週数で検査を実施できるのは大きなメリットになるでしょう。
2.流産や死産のリスクがなく、母体への負担が少ない

NIPT(新型出生前診断)は、妊婦さんから10ミリ程度採血するだけで検査可能なため、赤ちゃんを直接刺激したりすることがありません。
その為、流産や破水、死産といったリスクがなく、安心安全の検査という点もメリットになるでしょう。
羊水検査や絨毛検査は、お腹に直接針をさす為、一定のリスクがあり、母体へも負担がかかります。
お腹の中の赤ちゃんのリスクや母体への負担を減らしたい方は、NIPTは1つの選択肢となるでしょう。
さらに妊娠初期はつわりや体調不良を訴える妊婦さんが多くいいます。
NIPT(新型出生前診断)は、採血だけなので短時間で終わることができる点も魅力です。
3.検査精度が高い
NIPT(新型出生前診断)は、21トリソミー症候群(ダウン症候群)、18トリソミー症候群、13トリソミー症候群の3つのトリソミーを調べることができる検査です。
NIPTの検査精度は99%程度で、陰性的中率は99.9%と非常に検査精度が高く、信頼度が高い検査であることがわかります。
福岡県のNIPT(新型出生前診断)を受診するデメリットは?
NIPT(新型出生前診断)のデメリットは以下の通りです。
- 他の出生前診断と比べて費用が高い
- 一部の限定的な疾患しか分からない
- 認可施設は条件が厳しい
1つずつ説明していきますね。
1.他の出生前診断と比べて費用が高い

NIPTは、保険適用外のため、すべて自己負担での検査になります。
NIPTの費用相場は、約20万円前後で高額な費用がかかる為、慎重に検討しましょう。
認可外施設の場合は、検査項目を自由に選ぶことができる為、費用を抑えることができます。
なるべく費用を抑えたい方は認可外施設を選択するのがおすすめでしょう。

認可外施設の中には10万円代からNIPTを提供しているクリニックもありますよ。
2.一部の限定的な疾患しか分からない

NIPTを受けたからといって、全ての病気や異常がみつかるわけではありません。
主に「21・18・13トリソミー」の3つの染色体異常を調べることができますが、先天性疾患や神経疾患など、NIPTでは分からない病気も沢山あります。
NIPTは、一部の限定的な疾患しか調べることができないことを改めて覚えておきましょう。
3.認可施設は条件が厳しい

認可施設のNIPTは、希望すれば誰もが受けれるわけではないので注意しましょう。
年齢制限や異常が見られた場合、以前の妊娠・分娩で子供が21・18・13トリソミーのいずれかだったなど、条件や制限が設けられている施設がほとんどです。
その為、認可施設での予約が難しい場合は、認可外施設も視野に入れてみると良いでしょう。
認可外施設は、NIPTを受けたくても受けられない妊婦さんの受け皿となってますので、比較的条件のないクリニックが多く、誰もが受けやすい環境が整っています。

しっかりリサーチすれば、認可・認可外関係なく、納得のいく医療機関が見つかりますので、安心してくださいね。
福岡県のNIPT(新型出生前診断)検査の流れは?
NIPT(新型出生前診断)の検査の流れは、以下の流れになります。
検査の流れ
- 遺伝カウンセリングの実施
- 採血
- 結果通知を兼ねた遺伝カウンセリング
認可施設と認可外施設の違い
認可施設 | 認可外施設 |
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・夫婦同伴で複数回 来院する必要がある ・カウンセリングと採血は 別日で対応 ・主に平日に検査対応 | ・カウンセリング〜採血まで 同日で対応可能 ・1人受診や子連れ受診OK ・土日祝日、 遅い時間まで検査対応 |

検査の流れは同じですが、1番の違いは認可施設の場合、「カウンセリングと採血が別日対応になる」点でしょう。
さらに、認可施設の場合は夫婦同伴で2〜3回の来院が必要な為、共働きの方などは事前に休みを合わせることが可能かどうか確認しておくと安心です。
一方で、認可外施設の場合は1人受診OK、1回の来院で検査が完結するなど比較的受けやすい環境が整っています。
カウンセリングは事前に電話で行っているクリニックもある為、多忙な方でも仕事終わりに検査可能です。
・じっくりとカウンセリングを受けた上で、
NIPTを受けるか受けないか検討したい方
・夫婦同伴で2〜3回可能な方
・産婦人科や専門医の元でNIPTを受けたい方
・1回の来院でなるべく負担なくNIPTを受けたい方
・多忙で夫婦同伴が難しい方
・つわりや体調が不安定で外出をできる限り控えたい方
福岡県の出生前診断(NIPT)を受診するか決めたみんなの理由は?
NIPTを受けようと思った理由は?
NIPTを受けると決めた人たちの理由がこちら。
・高齢出産で心配だから
・お腹のこの健康が気になって仕方ないから
・近しい人に染色体疾患の子がいるから
・妊娠生活が毎日不安で楽しくない
・周りに受けている人がいたから
・シングルマザーで育てる予定だから
・前もって環境を整えてあげたいから

やはり、1番大きなきっかけとしては、漠然とした「不安」から来るものが多いです。
妊娠中って常にお腹の子が心配で、不安になってしまいますよね。
次の妊婦検診まで期間が開くと、子供が生きているのか不安になってしょうがないと思います。
そこで検査を受けることで以下のようなメリットがあります。
・早いうちに赤ちゃんの健康状態を知れる
・安心につながる可能性がある
・赤ちゃんが産まれてくる環境を早い段階から整えられる
早いうちに障害がわかれば、その子が生まれたあとスムーズに対応できるようになるし、その病気について調べることもできると前向きに捉える方もいます。
ご夫婦でお腹の子について話し合う時間も今までより長い時間確保することができます。

検査は採血のみで、妊娠10週〜と早いうちから検査することができる点も受検者が増加している理由の1つです。
もちろん、安易に受けていい検査ではありませんが、NIPTは従来の非確定的検査と比較しても検査精度が高く、リスクがないため、安心して受けることができる検査です。
検査を受けるにあたってはメリット・デメリットがあるのでしっかり把握した上で、夫婦で話し合って決断するようにしましょう。
NIPT検査を受けなかった理由は?
NIPT検査することをやめた理由がこちら。
・どんな子であっても産むって決めていたから
・不妊治療の末に授かった念願の子供だから中絶を考えられなかった
・費用が高いから
・すでにお腹の子が愛おしいから
・全ての病気や疾患がわかるわけではないと知ったから

検査で陽性だった場合、出産か人工妊娠中絶かという苦しい決断を、短時間で迫られることになります。
検査をするということは、陽性だった場合の対応までどうするのか話し合っておく必要があります。
「結果がどうであれ産むことを決めているから検査を受ける必要ない」と決めたから検査をやめたという人が多いようです。
他にも、いくら話し合っても人工中絶や妊娠継続の決断をすることができないからという意見もあります。
また、費用が高いから諦めるという方もいらっしゃいます。

NIPTはあくまで非確定的検査になるので陽性だった場合、陽水検査を受ける必要があります。
羊水検査の相場は20万円前後になるため、そこまで含めて費用として頭に入れておきましょう。
無認可施設の場合、羊水検査が含まれている施設もありますので、そういった施設を選択すると安心でしょう。
これらを踏まえて、検査を受ける必要があるのか、最終的にどのような決断をするつもりなのかを十分に考えて受けてほしいと思います。
福岡県の出生前診断って妊娠何週目まで検査できる?出生前診断の一覧表
検査名 | 推奨期間 |
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母体血清マーカー(非確定的検査) | 15週0日〜17週0日 |
コンバインド検査(非確定的検査) | 11週0日〜13週6日 |
精密超音波検査(非確定的検査) | 11週0日〜32週 |
NIPT検査(非確定的検査) | 10週0日〜16週0日 |
羊水検査(確定的検査) | 15週0日〜17週0日 |
絨毛検査(確定的検査) | 11週0日〜14週0日 |
1. 母体血清マーカー
妊娠15週0日〜17週0日あたりまで(推奨)
母体血清マーカーは、非確定的検査になるので、確定的検査まで頭に入れて検査を受ける必要があります。
妊娠15週0日から妊娠21週6日までは検査が可能ですが、陽性だった場合に羊水検査を実施するため、妊娠16週頃までに検査を受けることが推奨されています。
血清マーカーにはトリプルマーカー検査、クワトロ検査と言われているものがあり、トリプルは3つの物質、クワトロは4つの物質を調べます。
・21トリソミー(ダウン症候群)
・18トリソミー(エドワード症候群)
・13トリソミー(パトウ症候群)
・開放性神経管奇形(二分脊椎、無脳症)

ただ検査の精度はダウン症の場合で70~80%と少し低めなのが気になります。
この検査は、ママの年齢や体重から確率を算出する非確定的検査のため、陽性・陰性ではなく確率として結果が出ます。
最近の主流はクワトロ検査では、正確さも以前より高くなっています。
2. コンバインド検査
妊娠11週0日〜13週6日まで
超音波検査と妊婦さんから摂取した血液を用いて行う血清マーカー検査、この2つを組み合わせた検査になります。
超音波のみの検査よりも精度が高い検査になりますが、非確定的検査になるため羊水検査を受ける必要があります。
・18トリソミー(エドワード症候群)
・21トリソミー(ダウン症)
基本的に検査してから結果通知まで2週間程度かかるため、陽性だった場合を考えると早いうちに検査することをおすすめします。
妊娠初期超音波の適切なトレーニングを受けた検査技師が行うことで、検査精度が上がると言われているので経験豊富な検査施設を選択すると良いでしょう。

結果は陽性・陰性という言い方ではなく、あくまで確率で出るため、受け止め方が難しい場合もあります。
3. 精密超音波検査
妊娠初期(11~13週)、中期(18~20週)、 後期(26~32週)
妊婦検診のエコーよりもより詳しく調べることができ、胎児の先天的な形態異常などを確認する超音波検査を精密超音波検査と言います。
全身の形態、内臓の形態の状態を確認して、必要であればNIPT検査や羊水検査をする検査になります。
検査費用は1〜2万円が相場で安いですが、精度が高いとは言えず、胎児の向きや超音波を当てる角度で再検査が必要になることがあります。

また医師の方も高い技術力が求められる検査になるため、赤ちゃんの異常が分かる確率は約50%程度です。
4. NIPT検査
妊娠10週0日〜16週まで推奨

正確にはNIPT検査はいつまでに受けないといけないという決まりは定められていません。
それなのに、妊娠16週あたりまでを推奨している理由は、NIPT後の確定的検査である羊水検査が妊娠15週あたりから検査可能となるためです。

19週目以降にNIPT検査を受けた場合、羊水検査などの期間に間に合わずに受けることができません。
NIPT検査は流産のリスクがない上に、検査精度は99%とかなり高く、無駄な羊水検査を回避することができます。
最短3日ほどで検査結果が出るクリニックもあるため、逆算して余裕を持って検査に臨むと良いでしょう。
5. 羊水検査
15週0日〜17週0日推奨
羊水検査は、一定の羊水の量が必要なため、いつでもできるわけではありません。
お腹に直接針を刺して羊水を採取するため、精度はほぼ100%と言われていますが、流産・死産のリスクがあることは頭に入れておきましょう。

陽性だった場合の選択肢を考えると結果通知まで含めて早めに検査することに越したことはないです。
22週1日目からは、いかなる理由でも中絶を選択することができないため、最低でも17週までに検査を受ければ安心でしょう。
6. 絨毛検査
妊娠11週0日〜14週0日推奨
絨毛検査は確定的検査ですが、羊水検査よりも早いうちから検査できるのが特徴です。
ただし、クリニックによっては14週目以降も可能としているところがあったり17週あたりまでできるところもあります。
羊水検査よりも早いうちに検査できるメリットはありますが、羊水検査よりも提供している施設が少なく、限られています。
また、流産・死産のリスクが1%、つまり100人に1人の確率で起こるため、羊水検査よりもリスクが高いと言われています。
検査結果は2週間程度で出るのが一般的です。
福岡県のNIPT検査(新型出生前診断)の費用相場は?
NIPT検査費用の相場は?
約8万円〜20万円前後
認可施設と認可外施設で相場が違う理由は?

認可施設と認可外施設では、検査のプラン内容に違いがあるため、価格設定に違いが出ているのです。
認可施設の検査プラン
認可施設は、どの施設でも検査内容は同じになっています。
・13トリソミー
・18トリソミー
・21トリソミー

認可施設では、性別判定は検査項目に含まれていないためわかりません。
認可施設ではどのクリニックで受けても、3つのトリソミーだけしか調べることができません。
その為、検査費用はどの認可施設でも同じくらいの金額で設定されています。
また、認可施設の医療機関には産婦人科医と小児科医が常勤しており、遺伝の専門家で十分なカウンセリングができる人が必ず在籍しています。
カウンセリングは、2〜3回しないとNIPT検査を受けれないようになっていますが、1回あたり5,000円〜10,000円ほど別途かかるところが多いようです。
認可外施設の検査項目
認可外施設では認可施設と違って、単体検査〜セットプランまで用意されています。
・13トリソミー
・18トリソミー
・21トリソミー
・全染色体検査
・微小欠失検査
・性別判定

認可外施設は、認可施設より多くの項目を調べることができ、性別判定も可能です。
認可外施設の場合は、検査プランが複数あるところが多く、プランを自由に選べることから費用の負担を減らしたり、節約することができます。
認可外施設によっては、「ダウン症のみ」といった検査プランも用意されているため、単体検査が可能です。
単体検査になると約5万円程度から調べることができ、費用を抑えることが可能です。

つまり、検査項目が1つでいいなら安く済みますし、細かいところまで調べたい場合は高くなります。
しかしクリニックによっては、遺伝カウンセラーが在籍していないクリニックがあったり、カウンセリングが有料だったりするので注意が必要です。
安さだけで選ぶのではなく、しっかりとアフターフォローの手厚さなど、確認しておく必要があるでしょう。
NIPT検査はなぜ高いの?
日本ではまだ臨床実験的な部分があるから

NIPT検査は、2013年に導入されたばかりの検査で日本でもまだ検査施設は限られています。
海外では当たり前のように浸透している検査ですが日本ではまだまだ認知度が高いとは言えません。
実際に、都道府県によっては検査施設すら1つもない場所もあります。
また日本では、命の選別と言われることもあり、検査に対して賛否両論あることから検査を悩む人もいます。
これからどんどん検査成果が増えていけば、NIPTを行う体制が整うため、将来的にはもっと今より安く提供されるでしょう。
今までは認可施設のみでしかできない検査でしたが、最近は認可外施設も増えて、少しずつ安く検査できるように変わりつつあります。

最近では、認可外施設ができたことで、受検者は右肩上がりになっています。
NIPT検査費用は実は高くない?

認可外施設の場合、NIPT検査費用に含まれるのは検査費用だけじゃないって知ってました?
検査費用以外に、遺伝カウンセリング料や羊水検査費用が別途発生する可能性あり。
検査費用に遺伝カウンセリングや羊水検査費用が含まれている施設が多い。
遺伝カウンセリングの相場は1回あたり5,000円〜10,000円程度、羊水検査費用の相場は14万円〜20万円程度と高額。
認可外施設は一見高く見えがちですが、クリニックによっては認可施設よりお得に受けることができます。

羊水検査やカウンセリング費用が検査費用に含まれているクリニックであれば、けして高すぎるというわけではないのです。
万が一、陽性だった場合にかかるお金も検査費用に含まれていると考えると、高いというイメージが少しは軽減されるのではないでしょうか。
確かに他の出生前診断(母体血清マーカーやコンバインド検査等)と比較すると高く感じますが、調べられる項目の多さ、検査の精度の高さ、検査後のアフターフォローの手厚さまで踏まえて考えてみると良いでしょう。
福岡県はNIPT(新型出生前診断)の助成金が受けれる?
NIPTは助成金がもらえるの?
残念ながらNIPTは自由診療になるので保険は適応されません。
さらに国からの助成金等もない為、全額実費での検査になります。
検査費用は、医療機関によってばらつきがあり、中にはかなり高額な医療機関もあります。
あらかじめHPや電話等で費用の目安を把握しておくと良いでしょう。
出生前診断の費用相場は?
検査項目 | 費用相場 |
---|---|
NIPT | 約15〜20万円前後 |
超音波エコー検査(胎児ドッグ) | 約1〜3万円程度 |
母体血清マーカー検査(クアトロテスト) | 約2〜3万円程度 |
コンバインド検査 | 約3〜5万円程度 |
羊水検査 | 約10〜20万円前後 |
絨毛検査 | 約10〜20万円前後 |
上記の表を見ると、出生前診断の中でもNIPTは費用面で高額なことが分かります。
検査対象となる疾患は?
おなじ出生前診断といっても、検査の対象となる疾患に違いがあるので、自分が知りたい項目について考えてみることで、無駄な検査・出費を抑えることができるでしょう。
検査項目 | 対象となる疾患 |
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NIPT | ・ダウン症候群 ・13トリソミー ・18トリソミー ・全染色体疾患 ・性染色体疾患 ・微小欠失症候群 |
超音波エコー検査(胎児ドッグ) | ・奇形などの形態異常 |
母体血清マーカー検査(クアトロテスト) | ・ダウン症候群 ・18トリソミー |
コンバインド検査 | ・ダウン症候群 ・18トリソミー ・開放性神経管奇形 |
このように同じ出生前診断でも、費用や対象となる疾患に違いがあります。
さらにいうと、医療機関によって価格設定も異なるため、どこで検査を受けるかによっても費用が変わってきます。
医療機関によっては、羊水検査の費用を全額負担してくれるクリニックもある為、費用を抑えたい場合はクリニック選びが非常に重要になってきます。
まとめ
今回は、福岡でNIPT検査費用が安い人気クリニック7選紹介しました。
NIPT検査施設選びは、料金の安さだけでなく、手厚いフォローを受けられるかどうかも重要になってきます。
今回紹介した中では、「Wクリニック」が費用も抑えられて、手厚いフォローを受けられるので、費用重視の方でも納得の検査ができるのではないかと思います。
後悔しないためにも、料金だけで選ばずにバランスの取れたクリニックでNIPT検査を受けて下さいね。