こんにちは。Manapの編集長です。
新型出生前診断(NIPT)をしたいけど、どこのクリニックで検査して良いのか迷っていませんか?
妊娠中のお母さんは、常にお腹の子が心配で毎日不安で過ごしてる方もいると思います。

NIPTは、妊婦さんから採血するだけで染色体異常を調べることのできる新しい検査です。
そこで今回は、山口県でNIPTができるおすすめのクリニック7選(認可施設1選・認可施設6選)を紹介します。
この記事を最後まで読めば、自分にあったクリニックはどこなのか判断できるようになるので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
山口のNIPTおすすめの認可外クリニック6選【認可外施設】

山口県の年齢制限なしでNIPTができるおすすめのクリニックを紹介します。
クリニック | 一番おすすめ! 平石クリニック下関院 | ミネルバクリニック | すさクリニック | 東京美容外科山口下関院 | NIPTクリニック山口院 | 海風診療所 |
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おすすめ度 | ||||||
特徴 | ・日本一早い早期検査を実施 ・検査費用そのままで2回NIPTができる ・妊婦さんによる顧客満足度97% ・アフターフォローが充実している | ・日本で唯一スーパーNIPTに対応 ・臨床遺伝専門医が在籍 ・妊娠9週から検査可能 ・オンラインNIPTで47都道府県すべて対応 ・陽性的中率100%、偽陽性0 ・大学病院レベルの遺伝子診療を提供 | ・日本一早い早期検査を実施 ・検査費用そのままで2回NIPTができる ・妊婦さんによる顧客満足度97% ・アフターフォローが充実している | ・日本一早い早期検査を実施 ・検査費用そのままで2回NIPTができる ・妊婦さんによる顧客満足度97% ・アフターフォローが充実している | ・日本一早い早期検査を実施 ・検査費用そのままで2回NIPTができる ・妊婦さんによる顧客満足度97% ・アフターフォローが充実している | ・全国80以上の提携院あり ・採血前までキャンセル料無料 ・妊娠週数に関係なく検査可能 |
検査費用 (税込) | ・基本検査198,000円 ・全染色体検査231,000円 ・微小欠失検査253,000円 | ・基本検査176,000円 ・スーパーNIPTプラス198,000円 ・スーパーNIPTgeneプラス236,500円 | ・基本検査198,000円 ・全染色体検査231,000円 ・微小欠失検査253,000円 | ・基本検査198,000円 ・全染色体検査231,000円 ・微小欠失検査253,000円 | ・基本検査198,000円 ・全染色体検査231,000円 ・微小欠失検査253,000円 | ・A検査165,000円 ・B検査176,000円 ・C検査198,000円 |
妊娠週数 | 妊娠6週0日〜 | 妊娠9週0日〜 | 妊娠6週0日~ | 最短3日 | 最短3日 | 妊娠10週0日〜 |
検査結果 | 最短3日 | 最短7日〜14日 | 最短3日 | 最短3日 | 最短3日 | 最短5〜10日 |
公式サイト | 詳細を確認 | 詳細を確認 | 詳細を確認 | 詳細を確認 | 詳細を確認 | 詳細を確認 |
1.平石クリニック下関提携院
おすすめ度 | |
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特徴 | ・日本一早い早期検査を実施 ・検査費用そのままで2回NIPTができる ・妊婦さんによる顧客満足度97% ・アフターフォローが充実している |
サポート | ・認定遺伝カウンセラー在籍 ・遺伝カウンセリング何度でも相談無料 ・羊水検査費用、全額保証 ・陽性時、再度カウンセリング実施 ・羊水検査の医療機関紹介 |
検査費用(税込) | ・基本検査198,000円 ・全染色体検査231,000円 ・微小欠失検査253,000円 |
年齢制限 | なし |
妊娠週数 | 妊娠6週0日〜 |
検査項目 | ・13トリソミー ・18トリソミー ・21トリソミー ・性染色体異常 ・全染色体異常 ・微小欠失の検査 性別判定 |
検査結果 | 最短3日 |
条件 | ・紹介状不要 ・1人受診OK ・子連れ受診OK |
平石クリニックのおすすめポイント
・1回分の料金でNIPTを2回実施!
・妊婦さんからの顧客満足度調査97%
・認定遺伝カウンセラーに無料相談可能
・陽性時のフォローが手厚い
・全国に提携院があり実績が豊富

平石クリニックは、追加料金なしで合計2回のNIPTを実施しているのが最大の特徴。
日本一早い早期検査を実施し、採血から最短3日で結果を教えてくれる為、早く赤ちゃんの健康状態を知りたい方におすすめでしょう。
さらに認定遺伝カウンセラーに無料相談可能、陽性時は羊水検査費用の全額保証や医療機関の紹介、再度カウンセリングの実施など充実したサポート環境も整っています。
妊婦さんからの顧客満足度は3年連続95%以上を維持するなど信頼できるクリニックでしょう。
予約方法は2つ!
- 電話予約
- ネット申し込み


平石クリニックの口コミ
2人目の妊娠の際に高齢だったこともあり、
こちらでNIPTの検査をしました。
カウンセリングもちゃんと丁寧に行ってくれて、
安心して検査することが出来ました。
あのとき思い切って連絡してよかったと思ってます。
平石クリニック下関提携院のアクセス
住所 | 山口県下関市秋根西町1-3-9 小林ビル3F |
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最寄駅 | 新下関駅徒歩2分 |
診療時間 | 10:00〜19:00 |
定休日 | 不定休 |
公式HP | >>公式HPから詳細を確認する |
2.ミネルバクリニック
おすすめ度 | |
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特徴 | ・日本で唯一スーパーNIPTに対応 ・臨床遺伝専門医が在籍 ・妊娠9週から検査可能 ・オンラインNIPTで47都道府県すべて対応 ・陽性的中率100%、偽陽性0 ・大学病院レベルの遺伝子診療を提供 |
サポート | ・臨床遺伝専門医が一貫して対応 ・遺伝カウンセリング無料 ・羊水検査費用15万円まで保証 ・羊水検査医療機関を紹介 ・陽性時は、24時間電話サポート |
検査費用(税込) | ・基本検査176,000円 ・スーパーNIPTプラス198,000円 ・スーパーNIPTgeneプラス236,500円 |
年齢制限 | なし |
妊娠週数 | 妊娠9週0日〜 |
検査項目 | 13トリソミー 18トリソミー 21トリソミー 微小欠失4種 100種の遺伝子検査 デノボ検査 |
検査結果 | 最短7日〜14日 |
条件 | ・土日祝日診療可能 ・紹介状不要 ・お子様連れ受診OK |
ミネルバクリニックのおすすめポイント
・オンラインNIPTに対応
・臨床遺伝専門医が一貫してサポート
・日本で唯一「スーパーNIPT」の取り扱いあり
・丁寧な遺伝カウンセリングを実施

ミネルバクリニックは、日本で唯一オンラインNIPTを実施しており、山口にいながらご自宅近くでNIPTを受けることが可能。
日本で唯一「スーパーNIPT」を行っており、偽陽性0・陽性的中率100%と他院のNIPTよりも検査精度が高いのが特徴。
オンラインNIPTは、遺伝カウンセリングはビデオ通話で行い、採血は自宅近くの医療機関を受診できる為、来院不要で妊婦さんの負担を減らすことができるのがメリットです。
ミネルバクリニックは、臨床遺伝専門医が一貫してサポートしてくれるのが強みで、知識豊富な医師に検査して欲しい方に向いているでしょう。

どのプランにするかも臨床遺伝専門医と話しながら決めることができるので、安心感があるでしょう。
ミネルバクリニックの口コミ
全国からオンラインでカウンセリング・検査・結果報告が受けられるように工夫して下さっていました。認可外でNIPTを受けられるクリニックが増えてきておりますが、こちらの院長先生は遺伝子専門医ですので信頼できますし、検査の種類についても今のところ日本で一番豊富なのではないかと思います。
色々なクリニックを比較してみて、院長先生が遺伝専門医だということ、様々な種類のNIPTを取り扱っており、HPではNIPTの知識がない私でも分かるように説明をしてくださっていることなどの理由から最終的に神宮外苑ミネルバクリニックに行くことに決めました。
ミネルバクリニックのアクセス
住所 | 東京都港区北青山2-7-25 神宮外苑ビル1号館2階 |
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最寄駅 | 外苑前駅から徒歩1分 |
診療時間 | 10:00~14:00 16:00~20:00 |
休診日 | 火曜・水曜 |

ミネルバクリニックは、47都道府県すべてでオンラインNIPTに対応しているので、来院できない人にもおすすめですよ!
3.すさクリニック
おすすめ度 | |
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特徴 | ・日本一早い早期検査を実施。 ・検査費用そのままで2回NIPTができる ・妊婦さんによる顧客満足度97% ・アフターフォローが充実している |
サポート | ・認定遺伝カウンセラー在籍 ・遺伝カウンセリング何度でも相談無料 ・羊水検査費用、全額保証 ・陽性時、再度カウンセリング実施 ・羊水検査の医療機関紹介 |
検査費用(税込) | ・基本検査198,000円 ・全染色体検査231,000円 ・微小欠失検査253,000円 |
年齢制限 | なし |
妊娠週数 | 妊娠6週0日~ |
検査項目 | 13トリソミー 18トリソミー 21トリソミー 性染色体異常 全染色体異常 微小欠失の検査 性別判定 |
検査結果 | 最短3日 |
条件 | ・紹介状不要 ・1人受診OK ・子連れ受診OK |
すさクリニックのおすすめポイントは?
・料金変わらずにNIPTを2回受けることが可能
・認定遺伝カウンセラーに無料相談
・妊婦さんからの顧客満足度95%以上
・陽性時のフォローが手厚い

すさクリニックは平石クリニックと提携しており、検査費用以外に追加費用が一切かかりません。
妊娠6週以降と妊娠10週以降にNIPTを実施しており、合計2回のNIPTを1回分の料金で受けることができるのが最大の特徴。
日本一早い早期検査を実施しているので、早く検査結果を知りたい方や検査結果をより信頼したい方にもおすすめでしょう。
さらに認定遺伝カウンセラーに事前に電話で無料相談が可能など、NIPTに関する不安やわからないことをいつでも相談・解消できるのも魅力。

妊婦さんからの顧客満足度95%以上を維持しているなど、料金・サポートのバランスがとれたクリニックでおすすめです。
予約方法は2つ!
- 電話予約
- ネット申し込み
すさクリニックの口コミ
NIPTで調べて出てきた平石クリニックの系列医院に行きました♪
・遺伝子カウンセラー無料
・陽性だった場合質問出来る場所が存在/陽水検査費用全額負担
ということが決め手でした。
ヒロでもよかったんですが、いざという時のサポートが手厚いのと予約電話のお姉さんがとっっっても優しかったので、もし次があったらまた平石にお願いするつもりです。
3種税込198,000円 決して安くはないですが受けてよかった。
平石かヒロでかなり迷ったんですが、陽性だった場合に羊水検査を無料で受けられたり、タクシー5000円補助だったり、何より無料相談オペレーターのお姉さんがスゲェ仕事できる人で平石に決めましたー、あと全国にクリニックがあり口コミナンバーワンなとこで。
すさクリニックのアクセス
住所 | 山口県萩市須佐1384-1 |
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最寄駅 | 須佐駅 |
診療時間 | 9:00~12:00/ 14:00~17:00 |
定休日 | 不定休 |
4.東京美容外科山口下関院
おすすめ度 | |
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特徴 | ・羊水検査費用の全額保証 ・陰性的中率99.9%以上 ・当日検査可能 ・検査の進捗状況を確認できる |
検査費用(税込) | ・基本検査198,000円 ・全染色体検査231,000円 ・微小欠失検査253,000円 |
年齢制限 | なし |
妊娠週数 | 妊娠6週0日〜 |
検査項目 | ・13トリソミー ・18トリソミー ・21トリソミー ・性染色体異常 ・全染色体異常 ・微小欠失の検査 性別判定 |
検査結果 | 最短3日 |
条件 | ・紹介状不要 ・1人受診OK ・子連れ受診OK |
東京美容外科山口下関院のポイント
・羊水検査費用の全額保証
・陰性的中率99.9%以上
・当日検査可能
・検査の進捗状況を確認できる
東京美容外科 山口下関院は、DNA先端医療株式会社の提携院です。

DNA先端医療株式会社のNIPTは、雑誌やメディアにも紹介されたり、日本母体胎児医学会などにも参加している豊富な実績のある専門会社です。
早めに結果がほしい方も、当日予約や最短3日での結果通知も可能です。
採血後は年中無休で9時〜22時まで検査の進捗状況を確認することができ、陽性時は羊水検査費用も全額保証のサポートが受けられます。
検査後も認定遺伝カウンセラーに無料で相談できる電話窓口を設置しており、検査結果について分からないことを質問できるので安心でしょう。

ただしDNA先端医療株式会社のNIPTは、すべて提携院でおこなっているので、美容皮膚科や美容外科など専門は様々です。
DNA先端医療株式会社の口コミ
受付の方がすごく丁寧で親切な方だったのでスムーズに予約できました。
先生も親切で6日後に結果がメールで届きました。
検査結果の説明もメールが届いてすぐ、電話したら丁寧に説明していただき安心しました。
後日、認定遺伝カウンセラーの相談も無料で受けれますよと教えていただきました。
採血するクリニックは本当に採血するだけでしたが、検査はきちんとした機関でするので私は特に気になりませんでした。
東京美容外科 山口下関院のアクセス
住所 | 山口県下関市秋根西町1-3-9 小林ビル3F |
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最寄駅 | 新下関駅徒歩2分 |
診療時間 | 10:00~19:00 |
定休日 | 不定休 |
5.NIPTクリニック山口院
おすすめ度 | |
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特徴 | ・検査の進捗状況を9時〜22時まで確認できる。 ・2021年度顧客満足度95% ・陰性的中率99.99% |
サポート | ・第2子目以降の検査費用は半額 ・羊水検査費用全額保証 ・認定遺伝カウンセラー無料相談 |
料金 | ・基本検査198,000円 ・全染色体検査231,000円 ・微笑欠失検査253,000円 |
妊娠週数 | 妊娠10週0日〜 |
検査項目 | 13トリソミー 18トリソミー 21トリソミー 性染色体異常 全染色体異常 微小欠失の検査 |
検査結果 | 最短3日 |
条件 | ・子連れ受診OK ・1人受診OK ・紹介状不要 |
NIPTクリニック山口院のおすすめポイント
・羊水検査費用の全額保証
・陰性的中率99.9%以上
・当日検査可能
・検査の進捗状況を確認できる
NIPTクリニック山口院は、DNA先端医療株式会社の提携院で火曜日と木曜日に採血のみ行っています。

火曜日と木曜日以外はNIPTは実施していないので注意しましょう。
検査後は検査の進捗状況を年中無休で確認することができ、万が一陽性の場合は羊水検査費用の全額保証してもらえるなどサポートが充実しています。
NIPTクリニック山口院の口コミ
NIPTクリニック山口院のアクセス
住所 | 山口県萩市須佐1384-1 |
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最寄駅 | 須佐駅 徒歩8分 |
診療時間 | 火曜・木曜 9:00〜12:00 14:00〜17:00 |
定休日 | 月・水・金・土・日・祝 |
6.海風診療所
おすすめ度 | |
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特徴 | ・全国80以上の提携院あり ・採血前までキャンセル料無料 ・妊娠週数に関係なく検査可能 |
サポート | ・検査費用を上限に羊水検査費用を保証 ・遺伝カウンセリング(有料30分10,000円) |
検査費用(税込) | ・A検査165,000円 ・B検査176,000円 ・C検査198,000円 |
妊娠週数 | 妊娠10週0日〜 |
検査項目 | ・13トリソミー ・18トリソミー ・21トリソミー ・性染色体異常 ・全染色体異常 ・微小欠失の検査 |
検査結果 | 最短5〜10日 |
条件 | 紹介状不要 お子様連れ受診対応 1人受診OK 1回の来院でOK |
海風診療所のおすすめポイント
・平日にNIPTを実施
・ベビーカーやお子様連れ来院OK
・シンプルなプラン設定
海風診療所は、NIPT Japanの提携院で、どのプランを選択しても「性別判定」「羊水検査費用の保証」が含まれています。
NIPTのプランは、全部で3つでシンプルな設定になっており選びやすいのも特徴。
土日はNIPTを実施していないので予約の際は注意してくださいね。
海風診療所のアクセス
住所 | 山口県周南市梅園町1−38 トレーフル・プリュス2F |
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診療時間 | 9:30~18:30 |
定休日 | 月、日、祝日 |
山口県でNIPTが受けられる認可施設は?
クリニック名 | 住所 | 条件 |
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山口県立総合医療センター | 山口県防府市大字大崎10077番地 | ・紹介状必須 ・10週〜15週に外来予約 ・毎週水曜日がNIPT外来 |
認可施設では、以下の条件がある為、予め自分が対象かどうか確認しておきましょう。
- 高齢の妊婦の方
- 超音波検査や母体血清マーカーにより胎児の染色体数異常を有する可能性の指摘をされた場合
- 染色体数異常を有する子どもを妊娠または出産の既往歴がある場合
- 両親のいずれかが均衡方ロバートソン転座を有し遺伝による染色体異常症の可能性がある場合

山口県立総合医療センターは、35歳以上など明確な年齢制限はありませんが、高齢の妊婦さんが対象となっている為、希望する場合は確認を忘れずに!
NIPT(新型出生前診断)とは?

NIPT検査とは、2013年から国内で導入され、「新型出生前診断」とも呼ばれます。
・妊婦さんから採血するだけで染色体異常を調べることができる。
・妊娠9週〜10週以降から検査可能。
・流産や破水のリスクがなく安全性が高い
・検査精度が99.9%と高い
主に3つのトリソミーを調べることができる
トリソミー | 発症率 |
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21トリソミー (ダウン症) | 600〜800人に1人 |
18トリソミー (エドワード症候群) | 3,500〜8,500人に1人 |
13トリソミー (パトー症候群) | 5,000〜12,000人に1人 |

NIPTはすべての病気・疾患が見つかる訳ではなく、先天異常の中でもごく一部の限定的な疾患を調べることのできる検査です。
検査精度が高い
検査で陽性かつ出産後も陽性という確率。
検査で陰性かつ出産後も陰性という確率。

従来の非確定的検査と比較しても検査精度の高さは一目瞭然!
NIPT (非確定的検査) | コンバインドマーカー (非確定的検査) | 母体血清マーカー (非確定的検査) | |
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検査精度 | 99% | 80% | 83% |
検査精度が高く、偽陽性が低くなったことで、本来必要なかった羊水検査や絨毛検査などのリスクのある確定的検査を防ぐことができます。
羊水検査 | 絨毛検査 | |
---|---|---|
検査精度 | 100% | 100% |
リスク | 200〜300人に1人 死産や流産のリスクあり | 100人に1人 死産や流産のリスクあり |

NIPTの場合は、採血のみで検査することができるので流産や死産といったリスクがないのも特徴です。
妊娠9〜10週から検査可能
赤ちゃんの状態を早いうちに知ることができる為、安心して妊娠生活が送ることができるでしょう。
また陽性だった場合も、妊娠を継続するか、人工中絶を選択するのか、ご夫婦でゆっくり考え話し合う時間を確保することができるなど多くのメリットがあります。
認可外施設は年齢制限なし
認可施設 | 認可外施設 | |
---|---|---|
年齢 | ・35歳以上 | ・年齢制限無し |
メリット | ・アフターフォローがしっかりしている ・羊水検査も対応してもらえる | ・希望すれば誰でも検査可能 ・1人受診やお子様連れ受診OK ・検査費用が抑えられる ・1回の受診でOK |
デメリット | ・全国に108施設しかない ・予約が取りにくい ・夫婦同伴で複数回来院する必要がある | ・専門が美容皮膚科や内科などバラバラ ・羊水検査は別病院で対応がほとんど |
認可施設は、日本医学連合会による認定を受けている施設で、認可外施設は認定を受けていない施設になります。

認定を受けていないからと違法とかではなく、認可外施設は、受けたくても受けられない妊婦さんの受け皿として大切な役割を果たしています。
さらに認可施設で受ける場合は以下の条件に当てはまる方のみが対象となります。
- 出産時の年齢が35歳以上の年齢制限
- 超音波検査や母体血清マーカーにより胎児の染色体数異常を有する可能性の指摘をされた場合
- 染色体数異常を有する子どもを妊娠または出産の既往歴がある場合
- 両親のいずれかが均衡方ロバートソン転座を有し遺伝による染色体異常症の可能性がある場合

他にも医師の紹介状が必要だったり、夫婦同伴が必須だったりするので認可施設の場合は受けられる人が限られます。
どちらにもメリットでメリットがある為、条件や年齢などから自分に合った方を選択すると良いでしょう。
NIPT(新型出生前診断)クリニック選びのポイントは?
NIPTを受診する場合のクリニック選びのポイントを紹介していきましょう。
- 遺伝カウンセリングの有無を確認
- 羊水検査の保証や実施状況を確認
- 認可・認可外施設で比較して選ぶ
遺伝カウンセリングの実施
NIPTを受ける場合は、臨床遺伝専門医または認定遺伝カウンセラーが在籍し、遺伝カウンセリングを実施しているクリニックを選ぶようにしましょう。

遺伝カウンセリングは、染色体異常の遺伝や妊娠後の赤ちゃんの異常についての不安や悩みなど家族で一緒に受けることができます。
・NIPTの検査についての説明
・検査を受ける、受けないことの意味
・陽性の場合、社会的な支援体制について
・陽性の場合、どのような選択肢があるか
上記のような遺伝に関わる悩み・相談をすることができ、納得いく決断ができるようサポートしてくれるのが遺伝カウンセリングの役目になります。
認可施設は遺伝カウンセリングを必ず実施していますが、認可外施設の場合は、「医師の問診のみ」「カウンセリングは有料」など実施していない施設もあるので必ず確認しよう。

価格の安さに惑わされず、サポートの有無についてもしっかり確認しておくことが大切ですよ。
羊水検査の保証やサポートの手厚さを確認
検査結果が陰性の場合は、どこのクリニックでも検査終了となり、対応にはあまり差がありません。

ただし万が一陽性の場合は、羊水検査や絨毛検査など確定的検査を受ける必要があります。
陽性だった場合のクリニックの対応についても事前にしっかり確認しておきましょう。
・羊水検査を実施しているか
・羊水検査費用の保証はあるのか
・羊水検査の医療機関の紹介は可能か
・再度カウンセリングを実施しているか
認可施設の場合は、NIPT〜羊水検査まで一貫してサポートしてもらえるのが強みです。

認可外施設の場合は、クリニックによってサポートの内容が変わるので注意しましょう。
万が一陽性の場合に妊婦さんやご家族の方は必ず動揺してしまいます。
認可外施設でNIPTを受けて陽性の場合は、他の医療機関を案内されることが多く、探す手間や費用がかかってしまいます。
クリニックによっては、羊水検査費用を全額保証・一部保証(上限あり)などサポートしてくれるところもある為、陽性時に慌てることないよう予め確認しておくことをおすすめします。
認可・認可外施設を比較
認可・認可外施設にはそれぞれ違いがありますのでみていきましょう。
認可施設 | 認可外施設 | |
---|---|---|
紹介状の有無 | 医師の紹介状必要 | 紹介状不要 |
条件 | 条件有り | 希望すればだれでも受けれる |
検査可能項目 | ・21トリソミー ・18トリソミー ・13トリソミー | ・21トリソミー ・18トリソミー ・13トリソミー ・性染色体検査 ・全染色体検査 ・微小欠失検査 |
性別判定 | 不可 | 可能 |
夫婦同伴 | 夫婦同伴必須 | 1人受診OK |
来院回数 | 2〜3回程度 | 1回 |
検査対応日 | 主に平日に実施 | 土日祝日にも対応 |
認可施設の場合は、医師の紹介状や医師が予約する必要がありますが、認可外施設の場合は、自分で直接予約し検査を受けられるなど違いがあります。
また、認可外施設の場合は条件がほぼない為、認可施設で受けられない方やお仕事が多忙な方、遠方の方など多くの人が受けやすい環境が整っているのも特徴です。
1番は、自分や家族の状況に合わせて、負担のない方法で受診することが大切ですので、どちらが自分にあっているか今一度考えてみましょう。
NIPT(新型出生前診断)を受診するメリットは?
NIPT(新型出生前診断)のメリットは以下の通りです。
- 赤ちゃんの健康状態を早く知ることができる
- 流産や死産のリスクがなく、母体への負担が少ない
- 検査精度が高い
赤ちゃんの健康状態を早く知ることができる

NIPT(新型出生前診断)は、妊娠9〜10週から検査可能です。
これは、他の非確定的検査「コンバインド検査」や「母体血清マーカー検査」と比較しても早い週数で検査可能なことがわかります。
赤ちゃんの健康状態を早く知ることで、赤ちゃんを迎え入れる準備を早いうちから始めることができます。

NIPTで万が一陽性の場合は、次の羊水検査に進むのかを含め、夫婦で考え検討する必要があります。
羊水検査ができる妊娠週数は一般的に15週〜18週に行う為、限られた時間で難しい判断をしなければなりません。
早く検査を実施することで、検査結果を受け止め、向き合う時間を確保できる為、赤ちゃんだけでなくご夫婦にとっても早い週数で検査を実施できるのは大きなメリットになるでしょう。
流産や死産のリスクがなく、母体への負担が少ない

NIPT(新型出生前診断)は、妊婦さんから10ミリ程度採血するだけで検査可能なため、赤ちゃんを直接刺激したりすることがありません。
その為、流産や破水、死産といったリスクがなく、安心安全の検査という点もメリットになるでしょう。
羊水検査や絨毛検査は、お腹に直接針をさす為、一定のリスクがあり、母体へも負担がかかります。
お腹の中の赤ちゃんのリスクや母体への負担を減らしたい方は、NIPTは1つの選択肢となるでしょう。
さらに妊娠初期はつわりや体調不良を訴える妊婦さんが多くいいます。
NIPT(新型出生前診断)は、採血だけなので短時間で終わることができる点も魅力です。
検査精度が高い
NIPT(新型出生前診断)は、21トリソミー症候群(ダウン症候群)、18トリソミー症候群、13トリソミー症候群の3つのトリソミーを調べることができる検査です。
NIPTの検査精度は99%程度で、陰性的中率は99.9%と非常に検査精度が高く、信頼度が高い検査であることがわかります。
NIPT(新型出生前診断)を受診するデメリットは?
NIPT(新型出生前診断)のデメリットは以下の通りです。
- 他の出生前診断と比べて費用が高い
- 一部の限定的な疾患しか分からない
- 認可施設は条件が厳しい
他の出生前診断と比べて費用が高い

NIPTは、保険適用外のため、すべて自己負担での検査になります。
NIPTの費用相場は、約20万円前後で高額な費用がかかる為、慎重に検討しましょう。
認可外施設の場合は、検査項目を自由に選ぶことができる為、費用を抑えることができます。
なるべく費用を抑えたい方は認可外施設を選択するのがおすすめでしょう。

認可外施設の中には10万円代からNIPTを提供しているクリニックもありますよ。
一部の限定的な疾患しか分からない

NIPTを受けたからといって、全ての病気や異常がみつかるわけではありません。
主に「21・18・13トリソミー」の3つの染色体異常を調べることができますが、先天性疾患や神経疾患など、NIPTでは分からない病気も沢山あります。
NIPTは、一部の限定的な疾患しか調べることができないことを改めて覚えておきましょう。
認可施設は条件が厳しい

認可施設のNIPTは、希望すれば誰もが受けれるわけではないので注意しましょう。
年齢制限や異常が見られた場合、以前の妊娠・分娩で子供が21・18・13トリソミーのいずれかだったなど、条件や制限が設けられている施設がほとんどです。
その為、認可施設での予約が難しい場合は、認可外施設も視野に入れてみると良いでしょう。
認可外施設は、NIPTを受けたくても受けられない妊婦さんの受け皿となってますので、比較的条件のないクリニックが多く、誰もが受けやすい環境が整っています。

しっかりリサーチすれば、認可・認可外関係なく、納得のいく医療機関が見つかりますので、安心してくださいね。
みんながNIPT(新型出生前診断)を受診すると決めた理由は?
NIPTを受けようと思った理由は?
NIPTを受けると決めた人たちの理由がこちら。
・高齢出産で心配だから
・お腹のこの健康が気になって仕方ないから
・近しい人に染色体疾患の子がいるから
・妊娠生活が毎日不安で楽しくない
・周りに受けている人がいたから
・シングルマザーで育てる予定だから
・前もって環境を整えてあげたいから

やはり、1番大きなきっかけとしては、漠然とした「不安」から来るものが多いです。
妊娠中って常にお腹の子が心配で、不安になってしまいますよね。
次の妊婦検診まで期間が開くと、子供が生きているのか不安になってしょうがないと思います。
そこで検査を受けることで以下のようなメリットがあります。
・早いうちに赤ちゃんの健康状態を知れる
・安心につながる可能性がある
・赤ちゃんが産まれてくる環境を早い段階から整えられる
早いうちに障害がわかれば、その子が生まれたあとスムーズに対応できるようになるし、その病気について調べることもできると前向きに捉える方もいます。
ご夫婦でお腹の子について話し合う時間も今までより長い時間確保することができます。

検査は採血のみで、妊娠10週〜と早いうちから検査することができる点も受検者が増加している理由の1つです。
もちろん、安易に受けていい検査ではありませんが、NIPTは従来の非確定的検査と比較しても検査精度が高く、リスクがないため、安心して受けることができる検査です。
検査を受けるにあたってはメリット・デメリットがあるのでしっかり把握した上で、夫婦で話し合って決断するようにしましょう。
NIPT検査を受けなかった理由は?
NIPT検査することをやめた理由がこちら。
・どんな子であっても産むって決めていたから
・不妊治療の末に授かった念願の子供だから中絶を考えられなかった
・費用が高いから
・すでにお腹の子が愛おしいから
・全ての病気や疾患がわかるわけではないと知ったから

検査で陽性だった場合、出産か人工妊娠中絶かという苦しい決断を、短時間で迫られることになります。
検査をするということは、陽性だった場合の対応までどうするのか話し合っておく必要があります。
「結果がどうであれ産むことを決めているから検査を受ける必要ない」と決めたから検査をやめたという人が多いようです。
他にも、いくら話し合っても人工中絶や妊娠継続の決断をすることができないからという意見もあります。
また、費用が高いから諦めるという方もいらっしゃいます。

NIPTはあくまで非確定的検査になるので陽性だった場合、陽水検査を受ける必要があります。
羊水検査の相場は20万円前後になるため、そこまで含めて費用として頭に入れておきましょう。
無認可施設の場合、羊水検査が含まれている施設もありますので、そういった施設を選択すると安心でしょう。
これらを踏まえて、検査を受ける必要があるのか、最終的にどのような決断をするつもりなのかを十分に考えて受けてほしいと思います。
NIPT(新型出生前診断)で検査できる項目は?
検査名 | 推奨期間 |
---|---|
母体血清マーカー(非確定的検査) | 15週0日〜17週0日 |
コンバインド検査(非確定的検査) | 11週0日〜13週6日 |
精密超音波検査(非確定的検査) | 11週0日〜32週 |
NIPT検査(非確定的検査) | 10週0日〜16週0日 |
羊水検査(確定的検査) | 15週0日〜17週0日 |
絨毛検査(確定的検査) | 11週0日〜14週0日 |
母体血清マーカー
妊娠15週0日〜17週0日あたりまで(推奨)
母体血清マーカーは、非確定的検査になるので、確定的検査まで頭に入れて検査を受ける必要があります。
妊娠15週0日から妊娠21週6日までは検査が可能ですが、陽性だった場合に羊水検査を実施するため、妊娠16週頃までに検査を受けることが推奨されています。
血清マーカーにはトリプルマーカー検査、クワトロ検査と言われているものがあり、トリプルは3つの物質、クワトロは4つの物質を調べます。
・21トリソミー(ダウン症候群)
・18トリソミー(エドワード症候群)
・13トリソミー(パトウ症候群)
・開放性神経管奇形(二分脊椎、無脳症)

ただ検査の精度はダウン症の場合で70~80%と少し低めなのが気になります。
この検査は、ママの年齢や体重から確率を算出する非確定的検査のため、陽性・陰性ではなく確率として結果が出ます。
最近の主流はクワトロ検査では、正確さも以前より高くなっています。
コンバインド検査
妊娠11週0日〜13週6日まで
超音波検査と妊婦さんから摂取した血液を用いて行う血清マーカー検査、この2つを組み合わせた検査になります。
超音波のみの検査よりも精度が高い検査になりますが、非確定的検査になるため羊水検査を受ける必要があります。
・18トリソミー(エドワード症候群)
・21トリソミー(ダウン症)
基本的に検査してから結果通知まで2週間程度かかるため、陽性だった場合を考えると早いうちに検査することをおすすめします。
妊娠初期超音波の適切なトレーニングを受けた検査技師が行うことで、検査精度が上がると言われているので経験豊富な検査施設を選択すると良いでしょう。

結果は陽性・陰性という言い方ではなく、あくまで確率で出るため、受け止め方が難しい場合もあります。
精密超音波検査
妊娠初期(11~13週)、中期(18~20週)、 後期(26~32週)
妊婦検診のエコーよりもより詳しく調べることができ、胎児の先天的な形態異常などを確認する超音波検査を精密超音波検査と言います。
全身の形態、内臓の形態の状態を確認して、必要であればNIPT検査や羊水検査をする検査になります。
検査費用は1〜2万円が相場で安いですが、精度が高いとは言えず、胎児の向きや超音波を当てる角度で再検査が必要になることがあります。

また医師の方も高い技術力が求められる検査になるため、赤ちゃんの異常が分かる確率は約50%程度です。
NIPT検査
妊娠10週0日〜16週まで推奨

正確にはNIPT検査はいつまでに受けないといけないという決まりは定められていません。
それなのに、妊娠16週あたりまでを推奨している理由は、NIPT後の確定的検査である羊水検査が妊娠15週あたりから検査可能となるためです。

19週目以降にNIPT検査を受けた場合、羊水検査などの期間に間に合わずに受けることができません。
NIPT検査は流産のリスクがない上に、検査精度は99%とかなり高く、無駄な羊水検査を回避することができます。
最短3日ほどで検査結果が出るクリニックもあるため、逆算して余裕を持って検査に臨むと良いでしょう。
NIPT検査施設では、羊水検査や遺伝カウンセリングなど含まれている施設が多く、検査も1回の来院ですむなど他の検査より受けやすいでしょう。
羊水検査
15週0日〜17週0日推奨
羊水検査は、一定の羊水の量が必要なため、いつでもできるわけではありません。
お腹に直接針を刺して羊水を採取するため、精度はほぼ100%と言われていますが、流産・死産のリスクがあることは頭に入れておきましょう。

陽性だった場合の選択肢を考えると結果通知まで含めて早めに検査することに越したことはないです。
22週1日目からは、いかなる理由でも中絶を選択することができないため、最低でも17週までに検査を受ければ安心でしょう。
絨毛検査
妊娠11週0日〜14週0日推奨
絨毛検査は確定的検査ですが、羊水検査よりも早いうちから検査できるのが特徴です。
ただし、クリニックによっては14週目以降も可能としているところがあったり17週あたりまでできるところもあります。
羊水検査よりも早いうちに検査できるメリットはありますが、羊水検査よりも提供している施設が少なく、限られています。
また、流産・死産のリスクが1%、つまり100人に1人の確率で起こるため、羊水検査よりもリスクが高いと言われています。
検査結果は2週間程度で出るのが一般的です。
NIPT(新型出生前診断)の費用相場は?
NIPT検査費用の相場は?
約20万円前後
約8万円〜20万円前後
認可施設と認可外施設で相場が違う理由は?

認可施設と認可外施設では、検査のプラン内容に違いがあるため、価格設定に違いが出ているのです。
認可施設の検査プラン
認可施設は、どの施設でも検査内容は同じになっています。
・13トリソミー
・18トリソミー
・21トリソミー

認可施設では、性別判定は検査項目に含まれていないためわかりません。
認可施設ではどのクリニックで受けても、3つのトリソミーだけしか調べることができません。
その為、検査費用はどの認可施設でも同じくらいの金額で設定されています。
また、認可施設の医療機関には産婦人科医と小児科医が常勤しており、遺伝の専門家で十分なカウンセリングができる人が必ず在籍しています。
カウンセリングは、2〜3回しないとNIPT検査を受けれないようになっていますが、1回あたり5,000円〜10,000円ほど別途かかるところが多いようです。
認可外施設の検査項目
認可外施設では認可施設と違って、単体検査〜セットプランまで用意されています。
・13トリソミー
・18トリソミー
・21トリソミー
・全染色体検査
・微小欠失検査
・性別判定

認可外施設は、認可施設より多くの項目を調べることができ、性別判定も可能です。
認可外施設の場合は、検査プランが複数あるところが多く、プランを自由に選べることから費用の負担を減らしたり、節約することができます。
認可外施設によっては、「ダウン症のみ」といった検査プランも用意されているため、単体検査が可能です。
単体検査になると約5万円程度から調べることができ、費用を抑えることが可能です。

つまり、検査項目が1つでいいなら安く済みますし、細かいところまで調べたい場合は高くなります。
しかしクリニックによっては、遺伝カウンセラーが在籍していないクリニックがあったり、カウンセリングが有料だったりするので注意が必要です。
安さだけで選ぶのではなく、しっかりとアフターフォローの手厚さなど、確認しておく必要があるでしょう。
NIPT検査はなぜ高いの?
日本ではまだ臨床実験的な部分があるから

NIPT検査は、2013年に導入されたばかりの検査で日本でもまだ検査施設は限られています。
海外では当たり前のように浸透している検査ですが日本ではまだまだ認知度が高いとは言えません。
実際に、都道府県によっては検査施設すら1つもない場所もあります。
また日本では、命の選別と言われることもあり、検査に対して賛否両論あることから検査を悩む人もいます。
これからどんどん検査成果が増えていけば、NIPTを行う体制が整うため、将来的にはもっと今より安く提供されるでしょう。
今までは認可施設のみでしかできない検査でしたが、最近は認可外施設も増えて、少しずつ安く検査できるように変わりつつあります。

最近では、認可外施設ができたことで、受検者は右肩上がりになっています。
NIPT検査費用は実は高くない?

認可外施設の場合、NIPT検査費用に含まれるのは検査費用だけじゃないって知ってました?
検査費用以外に、遺伝カウンセリング料や羊水検査費用が別途発生する可能性あり。
検査費用に遺伝カウンセリングや羊水検査費用が含まれている施設が多い。
遺伝カウンセリングの相場は1回あたり5,000円〜10,000円程度、羊水検査費用の相場は14万円〜20万円程度と高額。
認可外施設は一見高く見えがちですが、クリニックによっては認可施設よりお得に受けることができます。

羊水検査やカウンセリング費用が検査費用に含まれているクリニックであれば、けして高すぎるというわけではないのです。
万が一、陽性だった場合にかかるお金も検査費用に含まれていると考えると、高いというイメージが少しは軽減されるのではないでしょうか。
確かに他の出生前診断(母体血清マーカーやコンバインド検査等)と比較すると高く感じますが、調べられる項目の多さ、検査の精度の高さ、検査後のアフターフォローの手厚さまで踏まえて考えてみると良いでしょう。
NIPT(新型出生前診断)の検査の流れは?
NIPT(新型出生前診断)の検査の流れは、以下の流れになります。
検査の流れ
- 遺伝カウンセリングの実施
- 採血
- 結果通知を兼ねた遺伝カウンセリング
認可施設と認可外施設の違い
認可施設 | 認可外施設 |
---|---|
・夫婦同伴で複数回 来院する必要がある ・カウンセリングと採血は 別日で対応 ・主に平日に検査対応 | ・カウンセリング〜採血まで 同日で対応可能 ・1人受診や子連れ受診OK ・土日祝日、 遅い時間まで検査対応 |

検査の流れは同じですが、1番の違いは認可施設の場合、「カウンセリングと採血が別日対応になる」点でしょう。
さらに、認可施設の場合は夫婦同伴で2〜3回の来院が必要な為、共働きの方などは事前に休みを合わせることが可能かどうか確認しておくと安心です。
一方で、認可外施設の場合は1人受診OK、1回の来院で検査が完結するなど比較的受けやすい環境が整っています。
カウンセリングは事前に電話で行っているクリニックもある為、多忙な方でも仕事終わりに検査可能です。
・じっくりとカウンセリングを受けた上で、NIPTを受けるか受けないか検討したい方
・夫婦同伴で2〜3回可能な方
・産婦人科や専門医の元でNIPTを受けたい方
・1回の来院でなるべく負担なくNIPTを受けたい方
・多忙で夫婦同伴が難しい方
・つわりや体調が不安定で外出をできる限り控えたい方
NIPTクリニックを探す
まとめ
今回は山口県でNIPT検査ができるおすすめのクリニック7選について紹介しました。
山口県には、認可施設が1ヶ所と認可外施設が6ヶ所の合計1つの医療機関でNIPTが可能です。
その中でも平石クリニックは、誰もが受けやすい環境が整っており、妊婦さんからの顧客満足度も高くおすすめでしょう。
妊娠初期は体調も不安定な時期である為、認可・認可外に関わらず、自分にとって負担がないクリニックを選択すると良いでしょう。