こんにちは。Manapの編集長です。
新型出生前診断(NIPT)をしたいけど、認可施設は条件が厳しく、予約も埋まりやすいため、断られた経験がある方もいらっしゃるんじゃないでしょうか?
妊娠中のお母さんは、常にお腹の子が心配で毎日不安で過ごしてる方もいると思います。
NIPTは、妊婦さんから採血するだけで染色体異常を調べることのできる新しい検査です。
そこで今回は、クリニックの選び方〜東京の渋谷周辺でNIPTができるおすすめのクリニック8選を紹介します。

この記事を最後まで読めば、自分にあったクリニックはどこなのか判断できるようになるので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
渋谷でNIPT(新型出生前診断)のおすすめクリニック5選を比較
渋谷でNIPT検査ができる年齢制限なしの認可外クリニックを5選紹介します。
施設名 | 料金(税込) |
---|---|
平石クリニック | 198,000円〜 |
ラジュボークリニック | 88,000円〜 |
ミネルバクリニック | 176,000円〜 |
渋谷NIPTセンター | 145,200円〜 |
BeLumiクリニック | 165,000円〜 |
1.平石クリニック
基本情報 | |
---|---|
料金 | 198,000円〜 |
妊娠週数 | 妊娠10週0日〜 |
検査項目 | 13トリソミー 18トリソミー 21トリソミー 性染色体異常 全染色体異常 微小欠失の検査 |
検査結果 | 最短3日 |
羊水検査費用 | 全額保証 |

平石クリニックは、2020年妊婦様からの顧客満足度97%獲得するなど、総合満足度がかなり高い認可外クリニックです。
平石クリニックの魅力とは?
平石クリニックの魅力は、NIPT検査を望む人が誰でも受けやすい環境が整っている点です。
・24時間Web予約可能
・土日祝対応
・年齢制限なし
・1人受診OK
・羊水検査は医療機関の縛りなし
・分割払い金利手数料0円

認可施設ではネックになってしまう部分が全て緩和されており、ほぼ条件なしで検査を受けることができます。
NIPT検査って自由診療になるため、高額に感じる人も多いですよね。
平石クリニックでは、受付センターに連絡することで分割支払いも可能です。
しかも、分割手数料も0円なので支払いの負担を減らすことができます。

認可外施設で必要なサポート体制もしっかり整っています。
- 遺伝カウンセラー在籍
- 羊水検査費用の全額補助
- 検査費用以外に料金が発生しない
安心して検査することができるでしょう。
また平石クリニックは、全国に提携クリニックがあり32ヶ所で検査することができます。
検査施設が多い分、実績や症例数もかなり多くなります。
そんな中、顧客満足度97%を獲得でいているのはかなり信頼できるクリニックでしょう。

渋谷でNIPT検査する場合は、提携している「A&Oクリニック 代官山」で採血することになります♪
検査当日は採血のみなので30分程度で終了します。
また、複数の検査機関と契約しているため最短6日で結果をもらうことが可能です。
・国内検査
・ベリナタ・ヘルス社(微小欠失検査のみ)
予約方法は2つ!
- 電話予約
- ネット申し込み


平石クリニックの口コミは?
2人目の妊娠の際に高齢だったこともあり、
こちらでNIPTの検査をしました。
カウンセリングもちゃんと丁寧に行ってくれて、
安心して検査することが出来ました。
あのとき思い切って連絡してよかったと思ってます。
住所:東京都渋谷区代官山町14-15 HARAPPA DAIKANYAMA 1階
最寄駅:代官山駅徒歩3分
TEL:0120-220-944
2.ラジュボークリニック
基本情報 | |
---|---|
料金 | 88,000円〜 |
妊娠週数 | 妊娠10週0日からOK |
検査項目 | 13トリソミー 18トリソミー 21トリソミー 性染色体異常 全染色体異常 微小欠失の検査 |
検査結果 | 最短3日 |
羊水検査費用 | 全額負担(シンプルプラン以上) |

ラジュボークリニックは、価格も低価格な上、かなり手厚いサポートが受けられるのが魅力のクリニック♪
ラジュボークリニックの魅力とは?
もしも陽性だった場合…その後について検査を希望する人は必ず考えておく必要がありますよね?
そこで重要になってくるポイントがこちらになります。
- 遺伝カウンセリングの有無
- 羊水検査の費用について
- 検査代以外にかかる費用

NIPT検査を受けるに当たって、「遺伝カウンセリング」は必ず必要なものと言われています。
遺伝カウンセリングには、検査を受けてわかること・わからないこと、陽性だった場合の対応や社会的サポートについてなどを教えてくれ、悩みや不安を解消してくれる大事な役割があります。
ラジュボークリニックでは検査前後の遺伝カウンセリングを無料で提供しています。

NIPT検査はあくまで非確定的検査になるため、陽性だった場合は確定検査(羊水検査)が必要になります。
ラジュボークリニックでは、シンプルプラン以上を選択することで羊水検査費用全額補助してもらえます。
羊水検査の相場は10〜20万円と言われているので、NIPT検査にその費用が乗っかってくると思うとかなり高額になりますよね。
シンプルプラン(132,000円)の中に「羊水検査」「遺伝カウンセリング」まで含まれていると考えるとかなり充実したサポートを受けることができるのが分かります。

認可外施設は、クリニックによって本当にサポート、料金、オプションなどばらつきがあります。
そんな中、ラジュボークリニックは検査費用以外にかかるお金がない明瞭会計のクリニックです。
検査自体も低価格で提供し、サポート力も万全という本当に受けたい人に受けてほしいそんな思いが伝わってくる優しいクリニックと言えるでしょう。

渋谷でNIPT検査する場合は、提携している「表参道スキンクリニック」で採血することになります♪
カウンセリングは受付センターで予約して「電話」で行うことになるため、自宅で落ち着いた環境で行うことができます。
そのため、検査当日は採血のみで検査が終わるため、1時間以内に検査が終わるでしょう。
仕事の合間などでも十分行くことが可能なのでおすすめです♪
予約方法は2つ!
- 電話予約
- ネット申し込み
ラジュボークリニックの口コミは?
実施前後に遺伝カウンセリングが受けられるのと、確定診断補助ありで安かったのでよさそうかなと思い、
青山ラジュボーというとこで受けました!不満に思うところは特になかったですよ!
住所:東京都渋谷区神宮前5-9-13 喜多重ビル4F
最寄駅:表参道駅・明治神宮前駅から徒歩5分
TEL:0120-710-170
3.ミネルバクリニック
・スーパーNIPTを提供
・妊娠9週0日から可能
・陽性的中率100%
・偽陽性0
ミネルバクリニックは、遺伝専門のクリニックでスーパーNIPTを導入し、業界オンリーワンの検査体制を取り入れています。

日本で第3世代のNIPT検査は独占契約を結んでおり、ここでしか検査することができません。
自閉症をはじめとした112疾患、100種の遺伝子、2000の病的変異を検査できるのが特徴です。
さらに遺伝専門医と一対一で遺伝カウンセリングを行い、オンラインでも対応可能など、サポート面がかなり充実していて満足度の高い検査ができるでしょう。
ミネルバクリニックのスーパーNIPTは、3つのプランが用意されています。
プラン | 料金(税込) |
---|---|
ベーシック ・13トリソミー(パトー症候群) ・18トリソミー(エドワーズ症候群) ・21トリソミー(ダウン症候群) ・性染色体異常 ・性別判定 | 176,000円 |
スーパーNIPTプラス ・13トリソミー(パトー症候群) ・18トリソミー(エドワーズ症候群) ・21トリソミー(ダウン症候群) ・性染色体異常 ・微小欠失検査 ・性別 ※希望者のみ | 198,000円 |
スーパーNIPTgeneプラス ・13トリソミー(パトー症候群) ・18トリソミー(エドワーズ症候群) ・21トリソミー(ダウン症候群) ・性染色体異常 ・微小欠失検査 ・スーパーNIPT ・性別 ※希望者のみ | 236,500円 |

基本的に妊婦さんのみで検査可能ですが、一部の遺伝子検査プランでは、旦那さんの検体も必要な為、夫婦で来院が必要なプランもあります。
パートナーの方がいけない場合は、事前に口腔粘膜をお取りいただくためのキットを送ってもらうことも可能ですので相談してみてくださいね。
予約方法は2つ!
- 電話予約
- ネット申し込み
ミネルバクリニックの口コミは?
先生はとても明るく楽しく気さくであたたかい方で検査前の不安や緊張が一気に吹っ飛びました。「この先生なら例え陽性になったとしても最後まで向き合って最善を尽くしてくださるだろう」ととても心強く思い、背中を押してもらったように思います。
流産の経験もあり、夫の勧めでこちらのクリニックでNIPTを受けることにしました。知識もなく不安でいっぱいでしたが、院長先生と会って最初に世間話から始まったのでリラックスして検査を受けることができました。検査の説明も丁寧に説明していただいたのでちゃんとした気持ちで検査が受けられました。
もし次の子を授かったらまたお願いしようと思います。
4.渋谷NIPTセンター
基本情報 | |
---|---|
料金 | 145,200円〜 |
妊娠週数 | 妊娠10週0日〜 |
検査項目 | 13トリソミー 18トリソミー 21トリソミー 性染色体異常 全染色体異常 微小欠失の検査 |
検査結果 | 最短10〜12日 |
羊水検査費用 | 全額保証 |

この渋谷NIPTセンターは検査を受ける半数の人が20〜30代と比較的若い年齢の人が受けています。
渋谷NIPTセンターの魅力とは?
渋谷NIPTセンターは、ベリナタ社の検査実績数100,000件を突破するなど、検査実績が多くとても人気の高いクリニックです。
また検査を受ける45%が20〜30代という比較的若い層が受けているのも特徴です。
しかも妊婦さんには嬉しい、完全個室になり完全にプライバシーが確保されています。

若い人に支持されている理由の1つが検査費用の安さです。
・基本検査(税込145,200円)
・全染色体検査(税込181,500円)
・微小欠失検査(税込217,800円)
検査費用もかなり低価格なのに、カウンセリングや羊水検査の保証もついているため、安心して検査に望めるでしょう。
また全てのプランで性別判定も可能です。
さらに検査は、毎週土日に対応しており、日曜日は女性医師が対応するなど妊婦さんに配慮したクリニックになっています。

ただ、渋谷NIPT検査の注意点は「カウンセリング」に料金がかかります。
・陽性の場合・・1時間無料
・検査前の相談・・30分3,300円
・陰性の場合の相談・・30分3,300円
検査前にも相談したいことがあると言った人は、料金が発生してしまうので注意しておきましょう。
検査料金が安い分仕方ないかもしれませんが、ラジュボークリニックや平石クリニックはカウンセリングが無料なので、比較してみると良いでしょう。
30分・・1,650円
助産師にマタニティ相談する場合は、少し安くなります。

ちょっとした心配事などは、助産師マタニティ相談を利用する方が良いでしょう。
渋谷NIPTセンターの魅力をまとめると、
- 検査費用が低価格
- 完全予約制、完全個室で待ち時間が少ない
- 土日の検査で日曜は女医が対応

妊婦さんのプライバシーや検査体制をかなり配慮している点が魅力のようです。
渋谷NIPTセンターは、デイジークリニックと提携しているため、採血はデイジークリニックで行うことになります。
住所:東京都渋谷区宇田川町33−12
最寄駅:渋谷ハチ公口徒歩5分
TEL:03-3464-1128
5.東京表参道BeLumiクリニック
基本情報 | |
---|---|
料金 | 165,000円〜 |
妊娠週数 | 妊娠10週0日〜 |
検査項目 | 13トリソミー 18トリソミー 21トリソミー 性染色体異常 全染色体異常 微小欠失の検査 |
検査結果 | 最短10日 |
羊水検査費用 | 全額保証 |

BeLumiクリニックは、NIPT japanの提携クリニックです。
BeLumiクリニックの魅力とは?
提携しているNipt Japanは全国80以上でNIPT検査を提供しているため、検査数・実績数ともに信頼できるでしょう。
また、当日予約・当日検査ができるのも魅力の1つです。
NIPT検査は受けること自体悩む人が多く、妊娠16週ギリギリになってやっぱり検査を希望するという人が意外といます。

ギリギリまで悩んで気づいたら15週だったという場合でも当日検査が可能なら十分間に合うので安心です。
また「微小欠失検査」が198,000円(税込)は、他の施設と比較してもかなり安いのが特徴です。
ただし、ここでも「カウンセリング」が別途料金で発生します。
やはり値段が安いところは、サポート面までしっかり確認する必要があるのを肝に銘じておきましょう。

遺伝カウンセリングを実施していますが、30分1万円とかなり高額。
臨床遺伝専門医によるカウンセリングになりますが「電話」もしくは「スカイプ」でのカウンセリングになります。
NIPT検査を受けるにあたって遺伝カウンセリングというのは非常に重要視されているものです。
カウンセリングを受けずに陽性反応が出てしまって、後悔してしまう人も多くいます。

もしここで検査を受ける場合は少し高額ではありますが、必ずカウンセリングを受けることをお勧めします。
住所:東京都渋谷区神宮前3-4-7エルム青山2F
最寄駅:「表参道駅」徒歩5分
TEL:03-3475-4112
NIPT(新型出生前診断)を分かりやすく解説

NIPTとは「新型出生前診断」とも呼ばれ、2013年から国内で導入された新しい出生前診断です。
・採血のみで検査可能
・約99%の高い検査精度
・流産や死産のリスクがない
採血のみで調べることができる

NIPTでは、主に染色体異常の7割を占めるいわれている3つのトリソミーを採血のみで調べることができます。
トリソミー | 発症率 |
---|---|
21トリソミー (ダウン症) | 600〜800人に1人 |
18トリソミー (エドワード症候群) | 3,500〜8,500人に1人 |
13トリソミー (パトー症候群) | 5,000〜12,000人に1人 |

認可外の場合は、3つのトリソミーに加えて「性染色体検査」「1〜22番の全染色体検査」「微小欠失検査」「性別判定」など細かい項目も検査可能です。
NIPTは、妊娠9〜10週0日から検査可能で、早くからお腹の中の赤ちゃんの健康状態を知ることができる為、妊婦さんも安心して妊娠生活が送ることができるでしょう。
約99%と検査精度が高くリスクが低い

NIPT(新型出生前診断)は、他の出生前診断と比較して検査精度が99%と高いのが特徴!
非確定的検査 | 検査精度 |
---|---|
NIPT | 99% |
コンバインドマーカー | 80% |
母体血清マーカー | 83% |
それでも100%ではない為、陽性の場合には羊水検査や絨毛検査等の確定的検査を受けることになります。

確定的検査(羊水検査や絨毛検査)はお腹に直接針を刺すのでリスクがあり、いきなり確定的検査をすることは進めません。
確定的検査 | 検査精度・リスク |
---|---|
羊水検査 | ・検査精度100% ・200〜300人に1人 死産や流産のリスクあり |
絨毛検査 | ・検査精度100% ・100人に1人 死産や流産のリスクあり |

その為、NITPのような流産や死産のリスクがなく安全性が高い出生前診断が注目されているのです。
NIPT(新型出生前診断)クリニック選びのポイントは?
NIPT(新型出生前診断)を受検する場合のクリニック選びのポイントを紹介していきましょう。
- 認可・認可外どちらで受けるか決める
- 遺伝カウンセリングの有無を確認
- 陽性時のサポートを確認
1.認可・認可外どちらで受けるのか決める

NIPT(新型出生前診断)を受けることのできる施設は「認可施設」・「認可外施設」があります。
認可施設は日本医学連合会が認可したNIPT検査施設で108施設が認定されています。
認可施設でNIPTを受ける場合はいくつか条件があり、主に以下の条件に当てはまる方のみが対象となります。
- 高齢の妊婦の方
- 超音波検査や母体血清マーカーにより胎児の染色体数異常を有する可能性の指摘をされた場合
- 染色体数異常を有する子どもを妊娠または出産の既往歴がある場合
- 両親のいずれかが均衡方ロバートソン転座を有し遺伝による染色体異常症の可能性がある場合

簡単にいうと認可施設では、35歳以上の高齢妊婦の方もしくは染色体異常の疑いがある方がNIPTの対象者になっています。
一方認可外施設は、日本医学会連合の認可を受けていない施設で、希望すれば条件なしで誰もがNIPTを受けることができます。
比較項目 | 認可施設 | 認可外施設 |
---|---|---|
認定の有無 | 認定あり | 認定なし |
紹介状の有無 | 紹介状必須 | 紹介状不要 |
条件 | 対象条件あり | 誰でもOK |
検査可能項目 | ・21トリソミー ・18トリソミー ・13トリソミー | ・21トリソミー ・18トリソミー ・13トリソミー ・性染色体検査 ・全染色体検査 ・微小欠失検査 |
性別判定 | 不可 | 可能 |
受診条件 | 夫婦同伴必須 | ・1人受診OK ・お子様連れ受診OK |
来院回数 | 2〜3回 | 1回 |
検査対応日 | 平日がメイン | 土日祝日にも対応 |
厚生労働省の調査によるとNIPTの受検者全体の約半数の方が認可外施設を選択しており、34歳以下の受検者では約70%が認可外施設で受検していることが分かっています。
認可外施設は、認定を受けていないからといって違法ではありません。

認可外施設は受けたくても受けられない妊婦さんの受け皿として大切な役割を果たしています。
2.遺伝カウンセリングの有無を確認
NIPTを受ける際は、臨床遺伝専門医または認定遺伝カウンセラーが「遺伝カウンセリング」を実施しているクリニックを選ぶようにしましょう。

遺伝カウンセリングは家族で一緒に受けることができ、子供を持つということについて考える機会になります。
遺伝カウンセリングでは主に以下の内容について話します。
- NIPTの検査についての説明
- 陽性時の社会的な支援体制について
- 陽性の場合、どのような選択肢があるか
上記のような遺伝に関わる悩みを遺伝医学の専門知識をもつ専門医に相談をすることができ、納得いく決断ができるようサポートしてくれるのが遺伝カウンセリングの役目になります。
認可外施設の場合は、遺伝カウンセリングが不十分であったり、全ての施設で遺伝カウンセリングを実施しているわけではありません。

認可外施設でNIPTを受ける場合は、必ず遺伝カウンセリングを行っているか確認するようにしましょう。
3.陽性時のサポートを確認
検査結果が陰性の場合はどこのクリニックでも対応にあまり差はありませんが、陽性時のサポートはクリニックによってばらつきがあるので注意しましょう。
NIPTで陽性だった場合は、確定的検査(絨毛・羊水)を受ける必要があり、相場は約20万円前後かかります。

NIPTの費用に加えて、確定的検査(絨毛・羊水)の費用が追加でかかると金銭的負担は大きいですよね。
認可施設の場合は、NIPT〜羊水検査まで一貫してサポートしてもらえるのが強みですが、陽性時には追加で費用がかかることがほとんどです。
一方で認可外施設の場合は、羊水検査費用を全額保証・一部保証などサポートしてくれる施設もあり、金銭的負担を抑えることができるでしょう。

認可外施設でNIPTを受ける場合は、「確定的検査(羊水・絨毛)費用をサポート」してくれるかどうかも判断基準にしてみると良いでしょう。
NIPT検査を受診するメリットは?
NIPT(新型出生前診断)のメリットは以下の通りです。
- 赤ちゃんの健康状態を早く知ることができる
- 流産や死産のリスクがなく、母体への負担が少ない
- 検査精度が高い
1. 赤ちゃんの健康状態を早く知ることができる

NIPT(新型出生前診断)は、妊娠9〜10週から検査可能です。
これは、他の非確定的検査「コンバインド検査」や「母体血清マーカー検査」と比較しても早い週数で検査可能なことがわかります。
赤ちゃんの健康状態を早く知ることで、赤ちゃんを迎え入れる準備を早いうちから始めることができます。

NIPTで万が一陽性の場合は、次の羊水検査に進むのかを含め、夫婦で考え検討する必要があります。
羊水検査ができる妊娠週数は一般的に15週〜18週に行う為、限られた時間で難しい判断をしなければなりません。
早く検査を実施することで、検査結果を受け止め、向き合う時間を確保できる為、赤ちゃんだけでなくご夫婦にとっても早い週数で検査を実施できるのは大きなメリットになるでしょう。
2. 流産や死産のリスクがなく、母体への負担が少ない

NIPT(新型出生前診断)は、妊婦さんから10ミリ程度採血するだけで検査可能なため、赤ちゃんを直接刺激したりすることがありません。
その為、流産や破水、死産といったリスクがなく、安心安全の検査という点もメリットになるでしょう。
羊水検査や絨毛検査は、お腹に直接針をさす為、一定のリスクがあり、母体へも負担がかかります。
お腹の中の赤ちゃんのリスクや母体への負担を減らしたい方は、NIPTは1つの選択肢となるでしょう。
さらに妊娠初期はつわりや体調不良を訴える妊婦さんが多くいいます。
NIPT(新型出生前診断)は、採血だけなので短時間で終わることができる点も魅力です。
3. 検査精度が高い
NIPT(新型出生前診断)は、21トリソミー症候群(ダウン症候群)、18トリソミー症候群、13トリソミー症候群の3つのトリソミーを調べることができる検査です。
NIPTの検査精度は99%程度で、陰性的中率は99.9%と非常に検査精度が高く、信頼度が高い検査であることがわかります。
NIPT検査を受診するデメリットは?
NIPT(新型出生前診断)のデメリットは以下の通りです。
- 他の出生前診断と比べて費用が高い
- 一部の限定的な疾患しか分からない
- 認可施設は条件が厳しい
1. 他の出生前診断と比べて費用が高い

NIPTは、保険適用外のため、すべて自己負担での検査になります。
NIPTの費用相場は、約20万円前後で高額な費用がかかる為、慎重に検討しましょう。
認可外施設の場合は、検査項目を自由に選ぶことができる為、費用を抑えることができます。
なるべく費用を抑えたい方は認可外施設を選択するのがおすすめでしょう。

認可外施設の中には10万円代からNIPTを提供しているクリニックもありますよ。
2. 一部の限定的な疾患しか分からない

NIPTを受けたからといって、全ての病気や異常がみつかるわけではありません。
主に「21・18・13トリソミー」の3つの染色体異常を調べることができますが、先天性疾患や神経疾患など、NIPTでは分からない病気も沢山あります。
NIPTは、一部の限定的な疾患しか調べることができないことを改めて覚えておきましょう。
3. 認可施設は条件が厳しい

認可施設のNIPTは、希望すれば誰もが受けれるわけではないので注意しましょう。
年齢制限や異常が見られた場合、以前の妊娠・分娩で子供が21・18・13トリソミーのいずれかだったなど、条件や制限が設けられている施設がほとんどです。
その為、認可施設での予約が難しい場合は、認可外施設も視野に入れてみると良いでしょう。
認可外施設は、NIPTを受けたくても受けられない妊婦さんの受け皿となってますので、比較的条件のないクリニックが多く、誰もが受けやすい環境が整っています。

しっかりリサーチすれば、認可・認可外関係なく、納得のいく医療機関が見つかりますので、安心してくださいね。
NIPT検査を受診すると決めた理由は?
NIPTを受けようと思った理由は?
NIPTを受けると決めた人たちの理由がこちら。
・高齢出産で心配だから
・お腹のこの健康が気になって仕方ないから
・近しい人に染色体疾患の子がいるから
・妊娠生活が毎日不安で楽しくない
・周りに受けている人がいたから
・シングルマザーで育てる予定だから
・前もって環境を整えてあげたいから

やはり、1番大きなきっかけとしては、漠然とした「不安」から来るものが多いです。
妊娠中って常にお腹の子が心配で、不安になってしまいますよね。
次の妊婦検診まで期間が開くと、子供が生きているのか不安になってしょうがないと思います。
そこで検査を受けることで以下のようなメリットがあります。
・早いうちに赤ちゃんの健康状態を知れる
・安心につながる可能性がある
・赤ちゃんが産まれてくる環境を早い段階から整えられる
早いうちに障害がわかれば、その子が生まれたあとスムーズに対応できるようになるし、その病気について調べることもできると前向きに捉える方もいます。
ご夫婦でお腹の子について話し合う時間も今までより長い時間確保することができます。

検査は採血のみで、妊娠10週〜と早いうちから検査することができる点も受検者が増加している理由の1つです。
もちろん、安易に受けていい検査ではありませんが、NIPTは従来の非確定的検査と比較しても検査精度が高く、リスクがないため、安心して受けることができる検査です。
検査を受けるにあたってはメリット・デメリットがあるのでしっかり把握した上で、夫婦で話し合って決断するようにしましょう。
NIPT検査を受けなかった理由は?
NIPT検査することをやめた理由がこちら。
・どんな子であっても産むって決めていたから
・不妊治療の末に授かった念願の子供だから中絶を考えられなかった
・費用が高いから
・すでにお腹の子が愛おしいから
・全ての病気や疾患がわかるわけではないと知ったから

検査で陽性だった場合、出産か人工妊娠中絶かという苦しい決断を、短時間で迫られることになります。
検査をするということは、陽性だった場合の対応までどうするのか話し合っておく必要があります。
「結果がどうであれ産むことを決めているから検査を受ける必要ない」と決めたから検査をやめたという人が多いようです。
他にも、いくら話し合っても人工中絶や妊娠継続の決断をすることができないからという意見もあります。
また、費用が高いから諦めるという方もいらっしゃいます。

NIPTはあくまで非確定的検査になるので陽性だった場合、陽水検査を受ける必要があります。
羊水検査の相場は20万円前後になるため、そこまで含めて費用として頭に入れておきましょう。
無認可施設の場合、羊水検査が含まれている施設もありますので、そういった施設を選択すると安心でしょう。
これらを踏まえて、検査を受ける必要があるのか、最終的にどのような決断をするつもりなのかを十分に考えて受けてほしいと思います。
NIPTで検査できる項目は?
検査名 | 推奨期間 |
---|---|
1. 母体血清マーカー(非確定的検査) | 15週0日〜17週0日 |
2. コンバインド検査(非確定的検査) | 11週0日〜13週6日 |
3. 精密超音波検査(非確定的検査) | 11週0日〜32週 |
4. NIPT検査(非確定的検査) | 10週0日〜16週0日 |
5. 羊水検査(確定的検査) | 15週0日〜17週0日 |
6. 絨毛検査(確定的検査) | 11週0日〜14週0日 |
1. 母体血清マーカー
妊娠15週0日〜17週0日あたりまで(推奨)
母体血清マーカーは、非確定的検査になるので、確定的検査まで頭に入れて検査を受ける必要があります。
妊娠15週0日から妊娠21週6日までは検査が可能ですが、陽性だった場合に羊水検査を実施するため、妊娠16週頃までに検査を受けることが推奨されています。
血清マーカーにはトリプルマーカー検査、クワトロ検査と言われているものがあり、トリプルは3つの物質、クワトロは4つの物質を調べます。
・21トリソミー(ダウン症候群)
・18トリソミー(エドワード症候群)
・13トリソミー(パトウ症候群)
・開放性神経管奇形(二分脊椎、無脳症)

ただ検査の精度はダウン症の場合で70~80%と少し低めなのが気になります。
この検査は、ママの年齢や体重から確率を算出する非確定的検査のため、陽性・陰性ではなく確率として結果が出ます。
最近の主流はクワトロ検査では、正確さも以前より高くなっています。
2. コンバインド検査
妊娠11週0日〜13週6日まで
超音波検査と妊婦さんから摂取した血液を用いて行う血清マーカー検査、この2つを組み合わせた検査になります。
超音波のみの検査よりも精度が高い検査になりますが、非確定的検査になるため羊水検査を受ける必要があります。
・18トリソミー(エドワード症候群)
・21トリソミー(ダウン症)
基本的に検査してから結果通知まで2週間程度かかるため、陽性だった場合を考えると早いうちに検査することをおすすめします。
妊娠初期超音波の適切なトレーニングを受けた検査技師が行うことで、検査精度が上がると言われているので経験豊富な検査施設を選択すると良いでしょう。

結果は陽性・陰性という言い方ではなく、あくまで確率で出るため、受け止め方が難しい場合もあります。
3. 精密超音波検査
妊娠初期(11~13週)、中期(18~20週)、 後期(26~32週)
妊婦検診のエコーよりもより詳しく調べることができ、胎児の先天的な形態異常などを確認する超音波検査を精密超音波検査と言います。
全身の形態、内臓の形態の状態を確認して、必要であればNIPT検査や羊水検査をする検査になります。
検査費用は1〜2万円が相場で安いですが、精度が高いとは言えず、胎児の向きや超音波を当てる角度で再検査が必要になることがあります。

また医師の方も高い技術力が求められる検査になるため、赤ちゃんの異常が分かる確率は約50%程度です。
4. NIPT検査
妊娠10週0日〜16週まで推奨

正確にはNIPT検査はいつまでに受けないといけないという決まりは定められていません。
それなのに、妊娠16週あたりまでを推奨している理由は、NIPT後の確定的検査である羊水検査が妊娠15週あたりから検査可能となるためです。

19週目以降にNIPT検査を受けた場合、羊水検査などの期間に間に合わずに受けることができません。
NIPT検査は流産のリスクがない上に、検査精度は99%とかなり高く、無駄な羊水検査を回避することができます。
最短3日ほどで検査結果が出るクリニックもあるため、逆算して余裕を持って検査に臨むと良いでしょう。
5. 羊水検査
15週0日〜17週0日推奨
羊水検査は、一定の羊水の量が必要なため、いつでもできるわけではありません。
お腹に直接針を刺して羊水を採取するため、精度はほぼ100%と言われていますが、流産・死産のリスクがあることは頭に入れておきましょう。

陽性だった場合の選択肢を考えると結果通知まで含めて早めに検査することに越したことはないです。
22週1日目からは、いかなる理由でも中絶を選択することができないため、最低でも17週までに検査を受ければ安心でしょう。
6. 絨毛検査
妊娠11週0日〜14週0日推奨
絨毛検査は確定的検査ですが、羊水検査よりも早いうちから検査できるのが特徴です。
ただし、クリニックによっては14週目以降も可能としているところがあったり17週あたりまでできるところもあります。
羊水検査よりも早いうちに検査できるメリットはありますが、羊水検査よりも提供している施設が少なく、限られています。
また、流産・死産のリスクが1%、つまり100人に1人の確率で起こるため、羊水検査よりもリスクが高いと言われています。
検査結果は2週間程度で出るのが一般的です。
NIPT検査の費用相場は?
NIPT検査費用の相場は?
約8万円〜20万円前後
認可施設と認可外施設で相場が違う理由は?

認可施設と認可外施設では、検査のプラン内容に違いがあるため、価格設定に違いが出ているのです。
認可施設の検査プラン
認可施設は、どの施設でも検査内容は同じになっています。
・13トリソミー
・18トリソミー
・21トリソミー

認可施設では、性別判定は検査項目に含まれていないためわかりません。
認可施設ではどのクリニックで受けても、3つのトリソミーだけしか調べることができません。
その為、検査費用はどの認可施設でも同じくらいの金額で設定されています。
また、認可施設の医療機関には産婦人科医と小児科医が常勤しており、遺伝の専門家で十分なカウンセリングができる人が必ず在籍しています。
カウンセリングは、2〜3回しないとNIPT検査を受けれないようになっていますが、1回あたり5,000円〜10,000円ほど別途かかるところが多いようです。
認可外施設の検査項目
認可外施設では認可施設と違って、単体検査〜セットプランまで用意されています。
・13トリソミー
・18トリソミー
・21トリソミー
・全染色体検査
・微小欠失検査
・性別判定

認可外施設は、認可施設より多くの項目を調べることができ、性別判定も可能です。
認可外施設の場合は、検査プランが複数あるところが多く、プランを自由に選べることから費用の負担を減らしたり、節約することができます。
認可外施設によっては、「ダウン症のみ」といった検査プランも用意されているため、単体検査が可能です。
単体検査になると約5万円程度から調べることができ、費用を抑えることが可能です。

つまり、検査項目が1つでいいなら安く済みますし、細かいところまで調べたい場合は高くなります。
しかしクリニックによっては、遺伝カウンセラーが在籍していないクリニックがあったり、カウンセリングが有料だったりするので注意が必要です。
安さだけで選ぶのではなく、しっかりとアフターフォローの手厚さなど、確認しておく必要があるでしょう。
NIPT検査はなぜ高いの?
日本ではまだ臨床実験的な部分があるから

NIPT検査は、2013年に導入されたばかりの検査で日本でもまだ検査施設は限られています。
海外では当たり前のように浸透している検査ですが日本ではまだまだ認知度が高いとは言えません。
実際に、都道府県によっては検査施設すら1つもない場所もあります。
また日本では、命の選別と言われることもあり、検査に対して賛否両論あることから検査を悩む人もいます。
これからどんどん検査成果が増えていけば、NIPTを行う体制が整うため、将来的にはもっと今より安く提供されるでしょう。
今までは認可施設のみでしかできない検査でしたが、最近は認可外施設も増えて、少しずつ安く検査できるように変わりつつあります。

最近では、認可外施設ができたことで、受検者は右肩上がりになっています。
NIPT検査費用は実は高くない?

認可外施設の場合、NIPT検査費用に含まれるのは検査費用だけじゃないって知ってました?
検査費用以外に、遺伝カウンセリング料や羊水検査費用が別途発生する可能性あり。
検査費用に遺伝カウンセリングや羊水検査費用が含まれている施設が多い。
遺伝カウンセリングの相場は1回あたり5,000円〜10,000円程度、羊水検査費用の相場は14万円〜20万円程度と高額。
認可外施設は一見高く見えがちですが、クリニックによっては認可施設よりお得に受けることができます。

羊水検査やカウンセリング費用が検査費用に含まれているクリニックであれば、けして高すぎるというわけではないのです。
万が一、陽性だった場合にかかるお金も検査費用に含まれていると考えると、高いというイメージが少しは軽減されるのではないでしょうか。
確かに他の出生前診断(母体血清マーカーやコンバインド検査等)と比較すると高く感じますが、調べられる項目の多さ、検査の精度の高さ、検査後のアフターフォローの手厚さまで踏まえて考えてみると良いでしょう。
NIPTの検査の流れは?
NIPT(新型出生前診断)の検査の流れは、以下の流れになります。
検査の流れ
- 遺伝カウンセリングの実施
- 採血
- 結果通知を兼ねた遺伝カウンセリング
認可施設と認可外施設の違い
認可施設 | 認可外施設 |
---|---|
・夫婦同伴で複数回 来院する必要がある ・カウンセリングと採血は 別日で対応 ・主に平日に検査対応 | ・カウンセリング〜採血まで 同日で対応可能 ・1人受診や子連れ受診OK ・土日祝日、 遅い時間まで検査対応 |

検査の流れは同じですが、1番の違いは認可施設の場合、「カウンセリングと採血が別日対応になる」点でしょう。
さらに、認可施設の場合は夫婦同伴で2〜3回の来院が必要な為、共働きの方などは事前に休みを合わせることが可能かどうか確認しておくと安心です。
一方で、認可外施設の場合は1人受診OK、1回の来院で検査が完結するなど比較的受けやすい環境が整っています。
カウンセリングは事前に電話で行っているクリニックもある為、多忙な方でも仕事終わりに検査可能です。
・じっくりとカウンセリングを受けた上で、
NIPTを受けるか受けないか検討したい方
・夫婦同伴で2〜3回可能な方
・産婦人科や専門医の元でNIPTを受けたい方
・1回の来院でなるべく負担なくNIPTを受けたい方
・多忙で夫婦同伴が難しい方
・つわりや体調が不安定で外出をできる限り控えたい方
まとめ
今回は東京の渋谷でNIPT検査ができる認可外施設をまとめました。
認可外施設をこうして比較すると、検査やアフーターフォロなどクリニックによって全然違いますよね。

値段だけで選びがちですが、NIPT検査は非常に繊細な検査になります。
何度も言いますが、「遺伝カウンセリング」はとても大切です。
残念ながら認可外施設には、カウンセリングが行われていないクリニックも多くあるのが現状です。
採血だけして終わりではなく、その後の説明もしっかりしてくれるような安心できるクリニックで検査してくださいね。

今回紹介した中では、ラジュボークリニックや平石クリニックあたりがサポート面まで充実しているのでおすすめですよ!