こんにちは。Manapの編集長です。
2013年から日本でも導入された新型出生前診断(NIPT検査)。
赤ちゃんが生まれる前に、赤ちゃんの健康を知ることができる新型出生前診断を受ける人は年々増加傾向にあります。
年齢制限がなく条件が比較的緩い認可外施設は、どのクリニックを選べば良いか分からないという人も多いでしょう。
今回は、年齢制限なしでNIPT検査を提供している認可外施設のおすすめクリニックについてまとめました。

NIPT検査(新型出産前診断)を考えている方は参考にしてみてください。
NIPT(新型出生前診断)を分かりやすく解説

NIPTとは「新型出生前診断」とも呼ばれ、2013年から国内で導入された新しい出生前診断です。
・採血のみで検査可能
・約99%の高い検査精度
・流産や死産のリスクがない
採血のみで調べることができる

NIPTでは、主に染色体異常の7割を占めるいわれている3つのトリソミーを採血のみで調べることができます。
トリソミー | 発症率 |
---|---|
21トリソミー (ダウン症) |
600〜800人に1人 |
18トリソミー (エドワード症候群) |
3,500〜8,500人に1人 |
13トリソミー (パトー症候群) |
5,000〜12,000人に1人 |

認可外の場合は、3つのトリソミーに加えて「性染色体検査」「1〜22番の全染色体検査」「微小欠失検査」「性別判定」など細かい項目も検査可能です。
NIPTは、妊娠9〜10週0日から検査可能で、早くからお腹の中の赤ちゃんの健康状態を知ることができる為、妊婦さんも安心して妊娠生活が送ることができるでしょう。
約99%と検査精度が高くリスクが低い

NIPT(新型出生前診断)は、他の出生前診断と比較して検査精度が99%と高いのが特徴!
非確定的検査 | 検査精度 |
---|---|
NIPT | 99% |
コンバインドマーカー | 80% |
母体血清マーカー | 83% |
それでも100%ではない為、陽性の場合には羊水検査や絨毛検査等の確定的検査を受けることになります。

確定的検査(羊水検査や絨毛検査)はお腹に直接針を刺すのでリスクがあり、いきなり確定的検査をすることは進めません。
確定的検査 | 検査精度・リスク |
---|---|
羊水検査 | ・検査精度100% ・200〜300人に1人 死産や流産のリスクあり |
絨毛検査 | ・検査精度100% ・100人に1人 死産や流産のリスクあり |

その為、NITPのような流産や死産のリスクがなく安全性が高い出生前診断が注目されているのです。
NIPT(新型出生前診断)クリニック選びのポイントは?
NIPT(新型出生前診断)を受検する場合のクリニック選びのポイントを紹介していきましょう。
- 認可・認可外どちらで受けるか決める
- 遺伝カウンセリングの有無を確認
- 陽性時のサポートを確認
1.認可・認可外どちらで受けるのか決める

NIPT(新型出生前診断)を受けることのできる施設は「認可施設」・「認可外施設」があります。
認可施設は日本医学連合会が認可したNIPT検査施設で108施設が認定されています。
認可施設でNIPTを受ける場合はいくつか条件があり、主に以下の条件に当てはまる方のみが対象となります。
- 高齢の妊婦の方
- 超音波検査や母体血清マーカーにより胎児の染色体数異常を有する可能性の指摘をされた場合
- 染色体数異常を有する子どもを妊娠または出産の既往歴がある場合
- 両親のいずれかが均衡方ロバートソン転座を有し遺伝による染色体異常症の可能性がある場合

簡単にいうと認可施設では、35歳以上の高齢妊婦の方もしくは染色体異常の疑いがある方がNIPTの対象者になっています。
一方認可外施設は、日本医学会連合の認可を受けていない施設で、希望すれば条件なしで誰もがNIPTを受けることができます。
比較項目 | 認可施設 | 認可外施設 |
---|---|---|
認定の有無 | 認定あり | 認定なし |
紹介状の有無 | 紹介状必須 | 紹介状不要 |
条件 | 対象条件あり | 誰でもOK |
検査可能項目 | ・21トリソミー ・18トリソミー ・13トリソミー |
・21トリソミー ・18トリソミー ・13トリソミー ・性染色体検査 ・全染色体検査 ・微小欠失検査 |
性別判定 | 不可 | 可能 |
受診条件 | 夫婦同伴必須 | ・1人受診OK ・お子様連れ受診OK |
来院回数 | 2〜3回 | 1回 |
検査対応日 | 平日がメイン | 土日祝日にも対応 |
厚生労働省の調査によるとNIPTの受検者全体の約半数の方が認可外施設を選択しており、34歳以下の受検者では約70%が認可外施設で受検していることが分かっています。
認可外施設は、認定を受けていないからといって違法ではありません。

認可外施設は受けたくても受けられない妊婦さんの受け皿として大切な役割を果たしています。
2.遺伝カウンセリングの有無を確認
NIPTを受ける際は、臨床遺伝専門医または認定遺伝カウンセラーが「遺伝カウンセリング」を実施しているクリニックを選ぶようにしましょう。

遺伝カウンセリングは家族で一緒に受けることができ、子供を持つということについて考える機会になります。
遺伝カウンセリングでは主に以下の内容について話します。
- NIPTの検査についての説明
- 陽性時の社会的な支援体制について
- 陽性の場合、どのような選択肢があるか
上記のような遺伝に関わる悩みを遺伝医学の専門知識をもつ専門医に相談をすることができ、納得いく決断ができるようサポートしてくれるのが遺伝カウンセリングの役目になります。
認可外施設の場合は、遺伝カウンセリングが不十分であったり、全ての施設で遺伝カウンセリングを実施しているわけではありません。

認可外施設でNIPTを受ける場合は、必ず遺伝カウンセリングを行っているか確認するようにしましょう。
3.陽性時のサポートを確認
検査結果が陰性の場合はどこのクリニックでも対応にあまり差はありませんが、陽性時のサポートはクリニックによってばらつきがあるので注意しましょう。
NIPTで陽性だった場合は、確定的検査(絨毛・羊水)を受ける必要があり、相場は約20万円前後かかります。

NIPTの費用に加えて、確定的検査(絨毛・羊水)の費用が追加でかかると金銭的負担は大きいですよね。
認可施設の場合は、NIPT〜羊水検査まで一貫してサポートしてもらえるのが強みですが、陽性時には追加で費用がかかることがほとんどです。
一方で認可外施設の場合は、羊水検査費用を全額保証・一部保証などサポートしてくれる施設もあり、金銭的負担を抑えることができるでしょう。

認可外施設でNIPTを受ける場合は、「確定的検査(羊水・絨毛)費用をサポート」してくれるかどうかも判断基準にしてみると良いでしょう。
全国NIPT(新型出生前診断)の認可外おすすめクリニック8選
今回は全国でNIPT検査(新型出生前診断)を受けられる認可外施設を8選紹介します。
施設名 | おすすめ度 | 料金(税込) | カウンセリング | 羊水検査の保証 | 専門診療 |
---|---|---|---|---|---|
一番おすすめ! 平石クリニック |
198,000円〜 | 無料 | 全額保証 | 内科 | |
ミネルバクリニック | 176,000円〜 | 無料 | 上限あり | 内科 | |
ラジュボークリニック | 88,000円〜 | 無料 | 全額保証 (シンプルプラン以上) |
美容皮膚科 | |
八重洲セムクリニック | 215,600円〜 | 無料 | 全額保証 | 産婦人科 | |
ヒロクリニック | 55,000円〜 | なし | 上限あり | 放射線科 | |
DNA先端医療株式会社 | 198,000円〜 | 無料 | 全額保証 | 施設によって違う | |
銀座Mitaクリニック | 118,800円〜 | 無料 | 上限あり | 美容皮膚科・外科 | |
NIPT Japan | 165,000円〜 | 有料 | 上限あり | 施設によって違う |
1. 平石クリニック
おすすめ度 | |
---|---|
検査費用(税込) | 198,000円~ |
年齢制限 | なし |
妊娠週数 | 妊娠6週0日~ |
検査項目 | 13トリソミー 18トリソミー 21トリソミー 性染色体異常 全染色体異常 微小欠失の検査 性別判定 |
検査結果 | 最短3日 |
羊水検査費用 | 全額保証 |
検査可能地域 | 宮城、新潟、青森、東京、埼玉、千葉、神奈川、栃木、 愛知、大阪、兵庫、京都、滋賀、広島、山口、福岡、沖縄 |
・全国36ヶ所で検査可能
・遺伝カウンセラー在籍
・2回NIPT検査ができる
平石クリニックは、日本マーケティングリサーチ機構の「新型出生前診断サービスに対する顧客満足度調査」において、2019年度の顧客満足度95%、2020年の顧客満足度97%を獲得しています。
さらに最大の特徴は、検査費用はそのままで、9週目以前(最短6週0日~)と10週目以降で2回検査を受けることが可能なこと。
2度検査を受けることで、 2回とも陰性であればより安心することができ、さらに 偽陰性もより防げることにつながります。

日本で1番早くできるNIPT検査として、これは平石クリニック最大の強みでもあるでしょう。
遺伝カウンセラーも在籍しているため、検査前も検査後も無料で相談することが可能です。
また、平石クリニックは全国に提携するクリニックがある為、多くの検査実績があり検査精度も高く信頼できるでしょう。
NIPT検査が2回もできる上に、手厚いフォロー体制が整っており、妊婦さん自身も気持ちよく検査を受けることができるでしょう。
予約方法は2つ!
- 電話予約
- ネット申し込み


平石クリニックの口コミは?
・認可施設と迷ったけど、予約が早く取れたのでこちらにしました。
・仕事の合間に検査を受けたかったので30分程度で検査が終わって助かりました。
・いい意味で深く聞かれずに、あっさり検査してくれた。
・年齢的に35歳未満だったので認可施設では受けれず、ここで受けたけど結果満足でした。
・検査を受けようか迷ってオペレーターに相談したら親身になって説明してくれた
・オペレーターの対応がとにかく説得力がある!
・すごく親身に寄り添って欲しい人には向いてないかも。
・結果がメールでもらえたけど、文字が小さすぎて見えずらかったからプリントアウトしに行った。
・検査費用が高い
2. ミネルバクリニック
おすすめ度 | |
---|---|
検査費用(税込) | 176,000円 |
年齢制限 | なし |
妊娠週数 | 妊娠9週0日~ |
検査項目 | 13トリソミー 18トリソミー 21トリソミー 微小欠失4種 100種の遺伝子検査 デノボ検査 |
検査結果 | 最短7日~14日 |
羊水検査費用 | 15万円まで保証 |
検査可能地域 | 全国 ※オンラインで対応 |
・スーパーNIPTを提供
・妊娠9週0日から可能
・陽性的中率100%
・偽陽性0
ミネルバクリニックは、遺伝専門のクリニックでスーパーNIPTを導入し、業界オンリーワンの検査体制を取り入れています。

日本で第3世代のNIPT検査は独占契約を結んでおり、ここでしか検査することができません。
自閉症をはじめとした112疾患、100種の遺伝子、2000の病的変異を検査できるのが特徴です。
さらに遺伝専門医と一対一で遺伝カウンセリングを行い、オンラインでも対応可能など、サポート面がかなり充実していて満足度の高い検査ができるでしょう。

基本的に妊婦さんのみで検査可能ですが、一部の遺伝子検査プランでは、旦那さんの検体も必要な為、夫婦で来院が必要なプランもあります。
パートナーの方がいけない場合は、事前に口腔粘膜をお取りいただくためのキットを送ってもらうことも可能ですので相談してみてくださいね。
ミネルバクリニックの口コミは?
・カウンセリングも丁寧で、万が一陽性でも安心できるクリニックだと思いました。
・院長先生がとても話しやすく、リラックスできた。
・遺伝子病等他のクリニックでは扱っていないものがあり選択肢が多い。
・遺伝専門医だからこそ陽性だったときに出産しても問題ないケースかどうか判断してくれるようで安心できた。
・オンラインでカウンセリングに対応してくれた。
・遠方だったのですが、オンラインでほぼ自宅でNIPTできたのですごいと思った。
・受付の対応があまり良くなくて残念。
・受付の電話対応が気になった
3. ラジュボークリニック
おすすめ度 | |
---|---|
検査費用(税込) | 88,000円~ |
妊娠週数 | 妊娠10週0日~ |
検査項目 | 13トリソミー 18トリソミー 21トリソミー 性染色体異常 全染色体異常 微小欠失の検査 |
検査結果 | 最短3日 |
羊水検査費用 | 全額保証 |
検査可能地域 | 東京、愛知、大阪、福岡、沖縄 |
・NIPT検査費用がとにかく安い
・フォロー体制も手厚い
・検査前後で無料カウンセリング可
ラジュボークリニックでは、認可施設と同じ検査内容を88,000円で提供しています。
認可施設では調べることのできない全染色体検査や微小欠失検査など4つのプランを用意しており、全てのプランを20万円以下で提供しています。
検査料金の中には、遺伝カウンセラーによる「検査前後の遺伝カウンセリング」、羊水検査費用の全額保証(シンプルプラン以上)なども含まれ、安さ+手厚いサポート体制で満足のいく検査ができるでしょう。
採血前まではキャンセル料無料ですので、検査自体を迷っている人は無料のカウンセリングだけでも受けてみると良いでしょう。
専門の遺伝カウンセラーによる遺伝カウンセリングは電話にて行っているため、検査についての疑問や悩みを手軽に相談できておすすめです。
予約方法は2つ!
- 電話予約
- ネット申し込み
ラジュボークリニックの口コミは?
・検査結果がちょうど1週間で届いて速かった。
・他の認可外と比べてかなり安く済んだ。
・予約したらすぐに確認電話が来たけど、電話対応が丁寧ですごく安心できた。
・認可施設と同じ内容を調べたかったので良かった。
・体調不良で当日キャンセルしてしまったが、嫌な感じがなく優しかった。
・検査制度が不安だったけど、ちゃんと説明してもらって安心できた
・注射がうまかった
・ミニマムプランには羊水検査の保証がなかった
・良くも悪くもあっさり検査が終わった
4. 八重洲セムクリニック
おすすめ度 | |
---|---|
費用(税込) | 215,600円~ |
妊娠週数 | 妊娠10週0日~ |
検査項目 | 13トリソミー 18トリソミー 21トリソミー 性染色体異常 全染色体異常 微小欠失の検査 |
検査結果 | 最短10~12日 |
羊水検査費用 | 全額保証 |
検査可能地域 | 東京、大阪 |
・日本で初めて年齢制限なしのNIPT検査を提供
・産婦人科医によるカウンセリング無料
・検査から羊水検査まで同一クリニックで対応
八重洲セムクリニックの奥野院長は日本産婦人科科学認定医(産婦人科の専門医)かつ国際出生前診断学会会員です。
2016年に検査を開始以来、10,000件以上の検査実績があり、検査精度も99.9%と高く信頼できるでしょう。
毎月300名以上の多くの妊婦さんが予約をする大人気のクリニックですが、その理由にはフォロー体制の手厚さが挙げられます。
通常、認可外施設の場合は羊水検査は別の医療機関を探さないといけません。
八重洲セムクリニックの場合は、検査をしたら終わりではなく、検査後のカウンセリング、羊水検査、人工中絶など全てに責任を持って最後まで対応してもらえます。
万が一陽性が出た場合も慌てることなく、安心して検査をすることができるでしょう。
八重洲セムクリニックの口コミは?
・産婦人科医が行うNIPT検査というのが決め手になった
・やっぱり産婦人科医の先生が安心と思ってここにしました。
・検査結果は日本語訳がついていてわかりやすかった。
・先生がとてもいい先生で、質問する時間も設けてくれた。
・都内で一番実績があるから安心できました。
・染色体を全部調べられるプランがあったのでここにした。
・他より料金は高いけど産婦人科医にみてもらえるから奮発しました。
・悪い口コミを警戒してたけど、普通に親切なクリニックだった。
・羊水検査は姉妹病院の奥野病院でするため、大阪まで行くのが大変だった。
・現金払いのみで当日持ち歩くのが不安だった。
5. ヒロクリニック
おすすめ度 | |
---|---|
検査費用(税込) | 55,000円~ |
妊娠週数 | 妊娠10週0日~ |
検査項目 | 13トリソミー 18トリソミー 21トリソミー 性染色体異常 全染色体異常 微小欠失の検査 |
検査結果 | 最短2日(特急便) |
羊水検査費用 | 全額保証 |
検査可能地域 | 北海道、宮城、埼玉、東京、神奈川、 愛知、大阪、岡山、福岡 |
・ダウン症単体検査可能
・国内検査「東京衛生検査所」
・全部で10の検査プランがあり
ヒロクリニックは、ダウン症の単体検査だけなら55,000円で検査できるなど、豊富なプランの中から選ぶことができるのが特徴。
名古屋院と博多院には産婦人科医が在籍しており、オンラインでの相談も可能です。
また、NIPT検査は海外の検査機関を利用している場合が多いですが、ヒロクリニックの場合は、「東京衛生検査所」で検査を行い、国内で検査が完結します。
そのため、海外に輸送したりする手間を省くことができる為、検査結果を2~7日以内にもらうことが可能です。
しかしながら、「遺伝カウンセリング」はなく当日の医師の診察のみである点や当日以外の診察は有料である点、羊水検査費用の保証は互助会に入る必要があるなど、気にある点もややあります。
ヒロクリニックでは、検査費用以外にオプション費用など+αで必要であることを頭に入れておきましょう。
ヒロクリニックの口コミは?
・先生がそれぞれのプランを丁寧に説明してくれた
・広範囲で細かいところまで調べられるのが魅力だった
・結果待ちの不安な時間を極力減らしたくて特急便にしたけど2日で返事が来た
・検査が今どんな状況なのかマイページで確認できて良かった
・国内検査だし、結果も日本語表示だからわかりやすかった
・互助会には当日しか入会できなくて後から後悔した
・当日の診察以外のカウンセリングは有料と言われた
・プランがありすぎて事前に絞っておいた方が良いと思う
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6. DNA先端医療株式会社
おすすめ度 | |
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検査費用(税込) | 198,000円~ |
妊娠週数 | 妊娠10週0日~ |
検査項目 | 13トリソミー 18トリソミー 21トリソミー 性染色体異常 全染色体異常 微小欠失の検査 性別判定(希望者) |
検査結果 | 最短6~10日 |
羊水検査費用 | 全額保証 |
検査可能地域 | 新潟、東京、神奈川、埼玉、千葉、栃木、愛知、 大阪、京都、滋賀、兵庫、広島、山口、福岡、沖縄 |
・検査の進捗状況を逐一確認できる
・第2子目以降、検査費用半額
・当日予約・当日検査が可能
DNA先端医療株式会社のNIPT検査は、第2子目以降を希望している方に特におすすめです。
こちらでNIPT検査を受けることで2回目以降の検査費用は通常の半額で受検することができます。
また、検査後~検査結果までの間、不安になる妊婦さんも多いと思います。
こちらで検査をする場合、検査の進捗状況を9:00~22:00まで年中無休で確認することができるので安心です。
また、当日予約・当日検査も可能なため、体調が不安定な妊婦さんでも検査しやすい体制が整っています。
東京、大阪の提携院の中には産婦人科医が在籍しているクリニックもあるので、産婦人科医を希望する人はそちらを検討しても良いでしょう。
7. 銀座Mitaクリニック
おすすめ度 | |
---|---|
検査費用(税込) | 118,800円~ |
妊娠週数 | 妊娠10週0日~ |
検査項目 | 13トリソミー 18トリソミー 21トリソミー 性染色体異常 全染色体異常 微小欠失の検査 性別判定(希望者) |
検査結果 | 最短10~14日 |
羊水検査費用 | 上限あり |
検査可能地域 | 北海道、宮城、愛知、大阪、福岡 |
・基本検査が低価格
・お子様連れ受診OK
・駅から近くアクセスが良い
銀座Mitaクリニックは、基本検査118,800円と低価格でNIPT検査ができるのが特徴です。
また、提携院を含め、どのクリニックも駅から徒歩1~2分とアクセスが良い場所にあるのもメリット。
検査当日の医師の診察以外にカウンセリングを希望する場合は、予約制で行っているため、希望する方は早めに予約する方が良いでしょう。
検査費用が安い分、羊水検査の保証も上限の設定がありますので、注意が必要です。
お子様連れ受診可能や土日祝日検査対応など検査を受けやすい環境がある反面、サポート面ではやや不安が残るため、よく検討するようにしましょう。
銀座Mitaクリニックの口コミは?
・費用を抑えたかったので助かりました。
・どうしても対面でカウンセリングを受けたかったのでこちらのクリニックにしました。
・女医の先生がいるクリニックが良かったので決め手になりました。
・子連れで受診しましたが、気持ちよのいい対応をしてもらえて嬉しかった。
・完全個室だったので、コロナの接触を気にすることなく安心して検査できました。
・カウンセリングというより、ちょっと長めの診察だった。
・美容クリニックに妊婦が入るのがちょっと抵抗があった。
8. NIPT Japan
おすすめ度 | |
---|---|
検査費用(税込) | 165,000円~ |
妊娠週数 | 妊娠10週0日~ |
検査項目 | 13トリソミー 18トリソミー 21トリソミー 性染色体異常 全染色体異常 微小欠失の検査 性別判定(希望者) |
検査結果 | 最短10日前後 |
羊水検査費用 | 上限あり |
検査可能地域 | 福島、東京、埼玉、千葉、神奈川、栃木、群馬、 新潟、静岡、愛知、滋賀、大阪、京都、兵庫、岡山、 愛媛、福岡、佐賀、熊本、鹿児島、沖縄 |
・全国85ヶ所以上で検査可能
・採血前までキャンセル料無料
・リモートカウンセリング対応
NIPT JapanのNIPT検査は、全国85ヶ所の提携院で実施することが可能です。
また、こちらのクリニックでは、検査とカウンセリングをわけて考えているため、検査だけ希望する方は費用を抑えることができます。
カウンセリングを希望する場合は、臨床遺伝専門医による遺伝カウンセリングを30分10,000円で行うことができます。
リモートでカウンセリングができるため、ご自宅でカウンセリングを希望する方にはおすすめです。
本来、遺伝カウンセリングを受けないとNIPT検査はできない為、カウンセリングは必ずセットでうけるようにしましょう。
羊水検査の保証は、検査費用を上限に保証してもらえるため、陽性が出た場合に焦らなくていいように、あらかじめ医療機関に確認しておくと良いでしょう。
NIPT Japanの口コミは?
・家の近くで検査できる所がなかったので良かった。
・微小欠失検査が20万円以下でできて安かったです。
・地元に認可施設がなかったのですが、NIPT Japanの提携院だけ唯一あって助かりました。
・検査結果はメールでもらったけど、文字が小さすぎてプリントアウトしに行った。
・自分の都合でキャンセルしたら、キャンセル料無料だと思ったら、事務手数料がかかると言われた。
・カウンセリング費用をケチってしまって受けなかったことを後悔しました。
NIPT(新型出生前診断)を受診するメリットは?
NIPT(新型出生前診断)のメリットは以下の通りです。
- 赤ちゃんの健康状態を早く知ることができる
- 流産や死産のリスクがなく、母体への負担が少ない
- 検査精度が高い
1つずつ説明していきますね。
1.赤ちゃんの健康状態を早く知ることができる

NIPT(新型出生前診断)は、妊娠9〜10週から検査可能です。
これは、他の非確定的検査「コンバインド検査」や「母体血清マーカー検査」と比較しても早い週数で検査可能なことがわかります。
赤ちゃんの健康状態を早く知ることで、赤ちゃんを迎え入れる準備を早いうちから始めることができます。

NIPTで万が一陽性の場合は、次の羊水検査に進むのかを含め、夫婦で考え検討する必要があります。
羊水検査ができる妊娠週数は一般的に15週〜18週に行う為、限られた時間で難しい判断をしなければなりません。
早く検査を実施することで、検査結果を受け止め、向き合う時間を確保できる為、赤ちゃんだけでなくご夫婦にとっても早い週数で検査を実施できるのは大きなメリットになるでしょう。
2.流産や死産のリスクがなく、母体への負担が少ない

NIPT(新型出生前診断)は、妊婦さんから10ミリ程度採血するだけで検査可能なため、赤ちゃんを直接刺激したりすることがありません。
その為、流産や破水、死産といったリスクがなく、安心安全の検査という点もメリットになるでしょう。
羊水検査や絨毛検査は、お腹に直接針をさす為、一定のリスクがあり、母体へも負担がかかります。
お腹の中の赤ちゃんのリスクや母体への負担を減らしたい方は、NIPTは1つの選択肢となるでしょう。
さらに妊娠初期はつわりや体調不良を訴える妊婦さんが多くいいます。
NIPT(新型出生前診断)は、採血だけなので短時間で終わることができる点も魅力です。
3.検査精度が高い
NIPT(新型出生前診断)は、21トリソミー症候群(ダウン症候群)、18トリソミー症候群、13トリソミー症候群の3つのトリソミーを調べることができる検査です。
NIPTの検査精度は99%程度で、陰性的中率は99.9%と非常に検査精度が高く、信頼度が高い検査であることがわかります。
NIPT(新型出生前診断)を受診するデメリットは?
NIPT(新型出生前診断)のデメリットは以下の通りです。
- 他の出生前診断と比べて費用が高い
- 一部の限定的な疾患しか分からない
- 認可施設は条件が厳しい
1つずつ説明していきますね。
1.他の出生前診断と比べて費用が高い

NIPTは、保険適用外のため、すべて自己負担での検査になります。
NIPTの費用相場は、約20万円前後で高額な費用がかかる為、慎重に検討しましょう。
認可外施設の場合は、検査項目を自由に選ぶことができる為、費用を抑えることができます。
なるべく費用を抑えたい方は認可外施設を選択するのがおすすめでしょう。

認可外施設の中には10万円代からNIPTを提供しているクリニックもありますよ。
2.一部の限定的な疾患しか分からない

NIPTを受けたからといって、全ての病気や異常がみつかるわけではありません。
主に「21・18・13トリソミー」の3つの染色体異常を調べることができますが、先天性疾患や神経疾患など、NIPTでは分からない病気も沢山あります。
NIPTは、一部の限定的な疾患しか調べることができないことを改めて覚えておきましょう。
3.認可施設は条件が厳しい

認可施設のNIPTは、希望すれば誰もが受けれるわけではないので注意しましょう。
年齢制限や異常が見られた場合、以前の妊娠・分娩で子供が21・18・13トリソミーのいずれかだったなど、条件や制限が設けられている施設がほとんどです。
その為、認可施設での予約が難しい場合は、認可外施設も視野に入れてみると良いでしょう。
認可外施設は、NIPTを受けたくても受けられない妊婦さんの受け皿となってますので、比較的条件のないクリニックが多く、誰もが受けやすい環境が整っています。

しっかりリサーチすれば、認可・認可外関係なく、納得のいく医療機関が見つかりますので、安心してくださいね。
NIPT(新型出生前診断)検査の流れは?
NIPT(新型出生前診断)の検査の流れは、以下の流れになります。
検査の流れ
- 遺伝カウンセリングの実施
- 採血
- 結果通知を兼ねた遺伝カウンセリング
認可施設と認可外施設の違い
認可施設 | 認可外施設 |
---|---|
・夫婦同伴で複数回 来院する必要がある ・カウンセリングと採血は 別日で対応 ・主に平日に検査対応 |
・カウンセリング〜採血まで 同日で対応可能 ・1人受診や子連れ受診OK ・土日祝日、 遅い時間まで検査対応 |

検査の流れは同じですが、1番の違いは認可施設の場合、「カウンセリングと採血が別日対応になる」点でしょう。
さらに、認可施設の場合は夫婦同伴で2〜3回の来院が必要な為、共働きの方などは事前に休みを合わせることが可能かどうか確認しておくと安心です。
一方で、認可外施設の場合は1人受診OK、1回の来院で検査が完結するなど比較的受けやすい環境が整っています。
カウンセリングは事前に電話で行っているクリニックもある為、多忙な方でも仕事終わりに検査可能です。
・じっくりとカウンセリングを受けた上で、
NIPTを受けるか受けないか検討したい方
・夫婦同伴で2〜3回可能な方
・産婦人科や専門医の元でNIPTを受けたい方
・1回の来院でなるべく負担なくNIPTを受けたい方
・多忙で夫婦同伴が難しい方
・つわりや体調が不安定で外出をできる限り控えたい方
出生前診断(NIPT)を受診するか決めたみんなの理由は?
NIPTを受けようと思った理由は?
NIPTを受けると決めた人たちの理由がこちら。
・高齢出産で心配だから
・お腹のこの健康が気になって仕方ないから
・近しい人に染色体疾患の子がいるから
・妊娠生活が毎日不安で楽しくない
・周りに受けている人がいたから
・シングルマザーで育てる予定だから
・前もって環境を整えてあげたいから

やはり、1番大きなきっかけとしては、漠然とした「不安」から来るものが多いです。
妊娠中って常にお腹の子が心配で、不安になってしまいますよね。
次の妊婦検診まで期間が開くと、子供が生きているのか不安になってしょうがないと思います。
そこで検査を受けることで以下のようなメリットがあります。
・早いうちに赤ちゃんの健康状態を知れる
・安心につながる可能性がある
・赤ちゃんが産まれてくる環境を早い段階から整えられる
早いうちに障害がわかれば、その子が生まれたあとスムーズに対応できるようになるし、その病気について調べることもできると前向きに捉える方もいます。
ご夫婦でお腹の子について話し合う時間も今までより長い時間確保することができます。

検査は採血のみで、妊娠10週〜と早いうちから検査することができる点も受検者が増加している理由の1つです。
もちろん、安易に受けていい検査ではありませんが、NIPTは従来の非確定的検査と比較しても検査精度が高く、リスクがないため、安心して受けることができる検査です。
検査を受けるにあたってはメリット・デメリットがあるのでしっかり把握した上で、夫婦で話し合って決断するようにしましょう。
NIPT検査を受けなかった理由は?
NIPT検査することをやめた理由がこちら。
・どんな子であっても産むって決めていたから
・不妊治療の末に授かった念願の子供だから中絶を考えられなかった
・費用が高いから
・すでにお腹の子が愛おしいから
・全ての病気や疾患がわかるわけではないと知ったから

検査で陽性だった場合、出産か人工妊娠中絶かという苦しい決断を、短時間で迫られることになります。
検査をするということは、陽性だった場合の対応までどうするのか話し合っておく必要があります。
「結果がどうであれ産むことを決めているから検査を受ける必要ない」と決めたから検査をやめたという人が多いようです。
他にも、いくら話し合っても人工中絶や妊娠継続の決断をすることができないからという意見もあります。
また、費用が高いから諦めるという方もいらっしゃいます。

NIPTはあくまで非確定的検査になるので陽性だった場合、陽水検査を受ける必要があります。
羊水検査の相場は20万円前後になるため、そこまで含めて費用として頭に入れておきましょう。
無認可施設の場合、羊水検査が含まれている施設もありますので、そういった施設を選択すると安心でしょう。
これらを踏まえて、検査を受ける必要があるのか、最終的にどのような決断をするつもりなのかを十分に考えて受けてほしいと思います。
出生前診断って妊娠何週目まで検査できる?出生前診断の一覧表
検査名 | 推奨期間 |
---|---|
母体血清マーカー(非確定的検査) | 15週0日〜17週0日 |
コンバインド検査(非確定的検査) | 11週0日〜13週6日 |
精密超音波検査(非確定的検査) | 11週0日〜32週 |
NIPT検査(非確定的検査) | 10週0日〜16週0日 |
羊水検査(確定的検査) | 15週0日〜17週0日 |
絨毛検査(確定的検査) | 11週0日〜14週0日 |
1. 母体血清マーカー
妊娠15週0日〜17週0日あたりまで(推奨)
母体血清マーカーは、非確定的検査になるので、確定的検査まで頭に入れて検査を受ける必要があります。
妊娠15週0日から妊娠21週6日までは検査が可能ですが、陽性だった場合に羊水検査を実施するため、妊娠16週頃までに検査を受けることが推奨されています。
血清マーカーにはトリプルマーカー検査、クワトロ検査と言われているものがあり、トリプルは3つの物質、クワトロは4つの物質を調べます。
・21トリソミー(ダウン症候群)
・18トリソミー(エドワード症候群)
・13トリソミー(パトウ症候群)
・開放性神経管奇形(二分脊椎、無脳症)

ただ検査の精度はダウン症の場合で70~80%と少し低めなのが気になります。
この検査は、ママの年齢や体重から確率を算出する非確定的検査のため、陽性・陰性ではなく確率として結果が出ます。
最近の主流はクワトロ検査では、正確さも以前より高くなっています。
2. コンバインド検査
妊娠11週0日〜13週6日まで
超音波検査と妊婦さんから摂取した血液を用いて行う血清マーカー検査、この2つを組み合わせた検査になります。
超音波のみの検査よりも精度が高い検査になりますが、非確定的検査になるため羊水検査を受ける必要があります。
・18トリソミー(エドワード症候群)
・21トリソミー(ダウン症)
基本的に検査してから結果通知まで2週間程度かかるため、陽性だった場合を考えると早いうちに検査することをおすすめします。
妊娠初期超音波の適切なトレーニングを受けた検査技師が行うことで、検査精度が上がると言われているので経験豊富な検査施設を選択すると良いでしょう。

結果は陽性・陰性という言い方ではなく、あくまで確率で出るため、受け止め方が難しい場合もあります。
3. 精密超音波検査
妊娠初期(11~13週)、中期(18~20週)、 後期(26~32週)
妊婦検診のエコーよりもより詳しく調べることができ、胎児の先天的な形態異常などを確認する超音波検査を精密超音波検査と言います。
全身の形態、内臓の形態の状態を確認して、必要であればNIPT検査や羊水検査をする検査になります。
検査費用は1〜2万円が相場で安いですが、精度が高いとは言えず、胎児の向きや超音波を当てる角度で再検査が必要になることがあります。

また医師の方も高い技術力が求められる検査になるため、赤ちゃんの異常が分かる確率は約50%程度です。
4. NIPT検査
妊娠10週0日〜16週まで推奨

正確にはNIPT検査はいつまでに受けないといけないという決まりは定められていません。
それなのに、妊娠16週あたりまでを推奨している理由は、NIPT後の確定的検査である羊水検査が妊娠15週あたりから検査可能となるためです。

19週目以降にNIPT検査を受けた場合、羊水検査などの期間に間に合わずに受けることができません。
NIPT検査は流産のリスクがない上に、検査精度は99%とかなり高く、無駄な羊水検査を回避することができます。
最短3日ほどで検査結果が出るクリニックもあるため、逆算して余裕を持って検査に臨むと良いでしょう。
5. 羊水検査
15週0日〜17週0日推奨
羊水検査は、一定の羊水の量が必要なため、いつでもできるわけではありません。
お腹に直接針を刺して羊水を採取するため、精度はほぼ100%と言われていますが、流産・死産のリスクがあることは頭に入れておきましょう。

陽性だった場合の選択肢を考えると結果通知まで含めて早めに検査することに越したことはないです。
22週1日目からは、いかなる理由でも中絶を選択することができないため、最低でも17週までに検査を受ければ安心でしょう。
6. 絨毛検査
妊娠11週0日〜14週0日推奨
絨毛検査は確定的検査ですが、羊水検査よりも早いうちから検査できるのが特徴です。
ただし、クリニックによっては14週目以降も可能としているところがあったり17週あたりまでできるところもあります。
羊水検査よりも早いうちに検査できるメリットはありますが、羊水検査よりも提供している施設が少なく、限られています。
また、流産・死産のリスクが1%、つまり100人に1人の確率で起こるため、羊水検査よりもリスクが高いと言われています。
検査結果は2週間程度で出るのが一般的です。
NIPT検査(新型出生前診断)の費用相場は?
NIPT検査費用の相場は?
約8万円〜20万円前後
認可施設と認可外施設で相場が違う理由は?

認可施設と認可外施設では、検査のプラン内容に違いがあるため、価格設定に違いが出ているのです。
認可施設の検査プラン
認可施設は、どの施設でも検査内容は同じになっています。
・13トリソミー
・18トリソミー
・21トリソミー

認可施設では、性別判定は検査項目に含まれていないためわかりません。
認可施設ではどのクリニックで受けても、3つのトリソミーだけしか調べることができません。
その為、検査費用はどの認可施設でも同じくらいの金額で設定されています。
また、認可施設の医療機関には産婦人科医と小児科医が常勤しており、遺伝の専門家で十分なカウンセリングができる人が必ず在籍しています。
カウンセリングは、2〜3回しないとNIPT検査を受けれないようになっていますが、1回あたり5,000円〜10,000円ほど別途かかるところが多いようです。
認可外施設の検査項目
認可外施設では認可施設と違って、単体検査〜セットプランまで用意されています。
・13トリソミー
・18トリソミー
・21トリソミー
・全染色体検査
・微小欠失検査
・性別判定

認可外施設は、認可施設より多くの項目を調べることができ、性別判定も可能です。
認可外施設の場合は、検査プランが複数あるところが多く、プランを自由に選べることから費用の負担を減らしたり、節約することができます。
認可外施設によっては、「ダウン症のみ」といった検査プランも用意されているため、単体検査が可能です。
単体検査になると約5万円程度から調べることができ、費用を抑えることが可能です。

つまり、検査項目が1つでいいなら安く済みますし、細かいところまで調べたい場合は高くなります。
しかしクリニックによっては、遺伝カウンセラーが在籍していないクリニックがあったり、カウンセリングが有料だったりするので注意が必要です。
安さだけで選ぶのではなく、しっかりとアフターフォローの手厚さなど、確認しておく必要があるでしょう。
NIPT検査はなぜ高いの?
日本ではまだ臨床実験的な部分があるから

NIPT検査は、2013年に導入されたばかりの検査で日本でもまだ検査施設は限られています。
海外では当たり前のように浸透している検査ですが日本ではまだまだ認知度が高いとは言えません。
実際に、都道府県によっては検査施設すら1つもない場所もあります。
また日本では、命の選別と言われることもあり、検査に対して賛否両論あることから検査を悩む人もいます。
これからどんどん検査成果が増えていけば、NIPTを行う体制が整うため、将来的にはもっと今より安く提供されるでしょう。
今までは認可施設のみでしかできない検査でしたが、最近は認可外施設も増えて、少しずつ安く検査できるように変わりつつあります。

最近では、認可外施設ができたことで、受検者は右肩上がりになっています。
NIPT検査費用は実は高くない?

認可外施設の場合、NIPT検査費用に含まれるのは検査費用だけじゃないって知ってました?
検査費用以外に、遺伝カウンセリング料や羊水検査費用が別途発生する可能性あり。
検査費用に遺伝カウンセリングや羊水検査費用が含まれている施設が多い。
遺伝カウンセリングの相場は1回あたり5,000円〜10,000円程度、羊水検査費用の相場は14万円〜20万円程度と高額。
認可外施設は一見高く見えがちですが、クリニックによっては認可施設よりお得に受けることができます。

羊水検査やカウンセリング費用が検査費用に含まれているクリニックであれば、けして高すぎるというわけではないのです。
万が一、陽性だった場合にかかるお金も検査費用に含まれていると考えると、高いというイメージが少しは軽減されるのではないでしょうか。
確かに他の出生前診断(母体血清マーカーやコンバインド検査等)と比較すると高く感じますが、調べられる項目の多さ、検査の精度の高さ、検査後のアフターフォローの手厚さまで踏まえて考えてみると良いでしょう。
NIPT(新型出生前診断)の助成金が受けれる?
NIPTは助成金がもらえるの?
残念ながらNIPTは自由診療になるので保険は適応されません。
さらに国からの助成金等もない為、全額実費での検査になります。
検査費用は、医療機関によってばらつきがあり、中にはかなり高額な医療機関もあります。
あらかじめHPや電話等で費用の目安を把握しておくと良いでしょう。
出生前診断の費用相場は?
検査項目 | 費用相場 |
---|---|
NIPT | 約15〜20万円前後 |
超音波エコー検査(胎児ドッグ) | 約1〜3万円程度 |
母体血清マーカー検査(クアトロテスト) | 約2〜3万円程度 |
コンバインド検査 | 約3〜5万円程度 |
羊水検査 | 約10〜20万円前後 |
絨毛検査 | 約10〜20万円前後 |
上記の表を見ると、出生前診断の中でもNIPTは費用面で高額なことが分かります。
検査対象となる疾患は?
おなじ出生前診断といっても、検査の対象となる疾患に違いがあるので、自分が知りたい項目について考えてみることで、無駄な検査・出費を抑えることができるでしょう。
検査項目 | 対象となる疾患 |
---|---|
NIPT | ・ダウン症候群 ・13トリソミー ・18トリソミー ・全染色体疾患 ・性染色体疾患 ・微小欠失症候群 |
超音波エコー検査(胎児ドッグ) | ・奇形などの形態異常 |
母体血清マーカー検査(クアトロテスト) | ・ダウン症候群 ・18トリソミー |
コンバインド検査 | ・ダウン症候群 ・18トリソミー ・開放性神経管奇形 |
このように同じ出生前診断でも、費用や対象となる疾患に違いがあります。
さらにいうと、医療機関によって価格設定も異なるため、どこで検査を受けるかによっても費用が変わってきます。
医療機関によっては、羊水検査の費用を全額負担してくれるクリニックもある為、費用を抑えたい場合はクリニック選びが非常に重要になってきます。
まとめ
今回は、全国に展開している年齢制限なしでNIPT検査ができる認可外クリニックを紹介しました。
2013年にNIPT検査が導入されて以来、確実に認可外施設は増えてきています。
NIPT検査は、価格だけ重視するのではなく、手厚いサポートが受けられるクリニックで検査することが大切です。
お腹のこの赤ちゃんの健康を知れるだけでなく、お母さんにとっても妊娠生活の不安を少しでも解消できるなどのメリットがあります。
安易に受けるのではなく、パートナーとよく話し合って、後悔のない検査にしましょう。