こんにちは。Manapの編集長です。
NIPT(新型出生前診断)は、採血のみでお腹の中の赤ちゃんの染色体異常を調べることができる新しい出生前診断です。
NIPTを受診したいけど、どこのクリニックが良いのか分からない…と悩んでいませんか?
NIPTは認可・認可外でも違いがありますし、自費診療になるため後悔しないよう慎重にクリニックは選びたいものですよね。
そこで今回は、福井県でNIPT(新型出生前診断)ができるクリニック2選(認可施設1選・認可外施設1選)を紹介します。

NIPTを検討している方はぜひ参考にしてみてくださいね。
福井のNIPTおすすめのクリニック2選

福井でNIPT検査が可能なクリニックを2選紹介します。
クリニック | 一番おすすめ! ミネルバクリニック | 福井大学医学部附属病院 |
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おすすめ度 | ||
特徴 | ・日本で唯一スーパーNIPTに対応 ・臨床遺伝専門医が在籍 ・妊娠9週から検査可能 ・オンラインNIPTで47都道府県すべて対応 ・陽性的中率100%、偽陽性0 ・大学病院レベルの遺伝子診療を提供 | ・認可病院 ・個人的に予約することはできない ・夫婦同伴で受診 |
サポート | ・臨床遺伝専門医が一貫して対応 ・遺伝カウンセリング無料 ・羊水検査費用15万円まで保証 ・羊水検査医療機関を紹介 ・陽性時は、24時間電話サポート | – |
検査費用 (税込) | ・基本検査176,000円 ・スーパーNIPTプラス198,000円 ・スーパーNIPTgeneプラス236,500円 | 213,400円 |
妊娠週数 | 妊娠9週0日〜 | 妊娠10週0日~ |
検査結果 | 最短7日〜14日 | 14日 |
公式サイト | 詳細を確認 | 詳細を確認 |
1.ミネルバクリニック
おすすめ度 | |
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特徴 | ・日本で唯一スーパーNIPTに対応 ・臨床遺伝専門医が在籍 ・妊娠9週から検査可能 ・オンラインNIPTで47都道府県すべて対応 ・陽性的中率100%、偽陽性0 ・大学病院レベルの遺伝子診療を提供 |
サポート | ・臨床遺伝専門医が一貫して対応 ・遺伝カウンセリング無料 ・羊水検査費用15万円まで保証 ・羊水検査医療機関を紹介 ・陽性時は、24時間電話サポート |
検査費用(税込) | ・基本検査176,000円 ・スーパーNIPTプラス198,000円 ・スーパーNIPTgeneプラス236,500円 |
年齢制限 | なし |
妊娠週数 | 妊娠9週0日〜 |
検査項目 | ・13トリソミー ・18トリソミー ・21トリソミー ・微小欠失4種 ・100種の遺伝子検査 ・デノボ検査 |
検査結果 | 最短7日〜14日 |
条件 | ・土日祝日診療可能 ・紹介状不要 ・お子様連れ受診OK |
ミネルバクリニックのおすすめポイント
・オンラインNIPTに対応
・臨床遺伝専門医が一貫してサポート
・大学病院レベルの質の高い検査
・24時間体制の手厚いサポート
ミネルバクリニックは日本で唯一「スーパーNIPT」を取り扱っており、他院のNIPTよりも正確性の高いNIPTを行っています。
スーパーNIPTは、偽陽性0、陽性的中率100%など、検査費用がかなり高く、妊婦さんも検査結果をより信頼することができるでしょう。

また、臨床遺伝専門医が直接遺伝カウンセリングを行い、妊婦さんの不安や悩みを全て解消してから採血を行っています。
オンラインの場合の遺伝カウンセリングや結果開示は、ビデオ通話で直接顔を見ながら行いますので、来院と変わりない質を維持しており安心でしょう。
妊婦さん自身も自宅でリラックスしながら先生とお話しできるので、身体的負担も抑えることができ好評のようですよ。
また、ミネルバクリニックの検査費用には、「遺伝カウンセリング料」「羊水検査費用15万円まで保証」のサポートが含まれています。
万が一陽性でも24時間電話サポートやカウンセリング何度でも無料など徹底したサポートが妊婦さんから人気の理由1つです!
予約方法は1つ!
- ネット申し込み
ミネルバクリニックの口コミ
全国からオンラインでカウンセリング・検査・結果報告が受けられるように工夫して下さっていました。認可外でNIPTを受けられるクリニックが増えてきておりますが、こちらの院長先生は遺伝子専門医ですので信頼できますし、検査の種類についても今のところ日本で一番豊富なのではないかと思います。
色々なクリニックを比較してみて、院長先生が遺伝専門医だということ、様々な種類のNIPTを取り扱っており、HPではNIPTの知識がない私でも分かるように説明をしてくださっていることなどの理由から最終的に神宮外苑ミネルバクリニックに行くことに決めました。
ミネルバクリニックのアクセス
住所 | 東京都港区北青山2-7-25 神宮外苑ビル1号館2階 |
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最寄駅 | 外苑前駅から徒歩1分 |
診療時間 | 10:00~14:00 16:00~20:00 |
休診日 | 火曜・水曜 |
公式HP | >>公式HPから詳細を確認する |
2.福井大学医学部附属病院
福井大学医学部附属病院 | |
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年齢制限 | 35歳以上 |
遺伝カウンセリング | 1回5,500円 |
妊娠週数 | 妊娠10週0日〜15週まで |
検査項目 | ・13トリソミー ・18トリソミー ・21トリソミー |
料金 | 213,400円 |
検査結果 | 2週間前後 |
検査通知方法 | 来院 |
羊水検査費用 | 77,000円 |
福井大学医学部附属病院の特徴
・出産当日の年齢が35歳以上である方
・3つの染色体異常を持ったお子さんを妊娠or出産した経験のある方
・検診で胎児が疾患を持つ可能性があると指摘された方
福井大学医学部附属病院では、出産当日に35歳以上の方や検診で胎児が染色体異常の疑いがみられた方などにNIPTを提供しています。
妊婦さん自身で予約することは不可、かかりつけ医による紹介が必要ですので、希望する方は早めに主治医に相談するようにしましょう。
完全予約制で、遺伝カウンセリングは、月曜の午後・火曜の午後・木曜日の午後、金曜日(終日)に対応しており、水曜日のみ休診しています。
ご夫婦で都合がつきやすい日を早めに予約するのがおすすめですよ。
福井大学医学部附属病院のアクセス
住所 | 福井県吉田郡永平寺町松岡下合月23-3 |
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最寄駅 | 福井大学病院バス停すぐ |
診療時間 | 8:30〜11:00 |
休診日 | 土曜・日曜・祝日 |
福井県のNIPT認可施設

福井県には、NIPTが受けられる認可施設が1ヶ所あります。
病院名 | 住所 | 条件 |
---|---|---|
福井大学医学部附属病院 | 福井県吉田郡永平寺町松岡下合月23-3 | ・医師の紹介状必要 ・個人予約不可 ・夫婦同伴 |
認可施設では、以下の条件がある施設が多い為、予め確認しておきましょう。
- 高齢の妊婦の方
- 超音波検査や母体血清マーカーにより胎児の染色体数異常を有する可能性の指摘をされた場合
- 染色体数異常を有する子どもを妊娠または出産の既往歴がある場合
- 両親のいずれかが均衡方ロバートソン転座を有し遺伝による染色体異常症の可能性がある場合

この他にも「医師の紹介状が必要」「夫婦同伴」についても事前に確認しておくと良いでしょう。
NIPT(新型出生前診断)とは?

NIPT検査とは、2013年から国内で導入され、「新型出生前診断」とも呼ばれます。
・妊婦さんから採血するだけで染色体異常を調べることができる。
・妊娠9週〜10週以降から検査可能。
・流産や破水のリスクがなく安全性が高い
・検査精度が99.9%と高い
主に3つのトリソミーを調べることができる
トリソミー | 発症率 |
---|---|
21トリソミー (ダウン症) | 600〜800人に1人 |
18トリソミー (エドワード症候群) | 3,500〜8,500人に1人 |
13トリソミー (パトー症候群) | 5,000〜12,000人に1人 |

NIPTはすべての病気・疾患が見つかる訳ではなく、先天異常の中でもごく一部の限定的な疾患を調べることのできる検査です。
検査精度が高い
検査で陽性かつ出産後も陽性という確率。
検査で陰性かつ出産後も陰性という確率。

従来の非確定的検査と比較しても検査精度の高さは一目瞭然!
NIPT (非確定的検査) | コンバインドマーカー (非確定的検査) | 母体血清マーカー (非確定的検査) | |
---|---|---|---|
検査精度 | 99% | 80% | 83% |
検査精度が高く、偽陽性が低くなったことで、本来必要なかった羊水検査や絨毛検査などのリスクのある確定的検査を防ぐことができます。
羊水検査 | 絨毛検査 | |
---|---|---|
検査精度 | 100% | 100% |
リスク | 200〜300人に1人 死産や流産のリスクあり | 100人に1人 死産や流産のリスクあり |

NIPTの場合は、採血のみで検査することができるので流産や死産といったリスクがないのも特徴です。
妊娠9〜10週から検査可能
赤ちゃんの状態を早いうちに知ることができる為、安心して妊娠生活が送ることができるでしょう。
また陽性だった場合も、妊娠を継続するか、人工中絶を選択するのか、ご夫婦でゆっくり考え話し合う時間を確保することができるなど多くのメリットがあります。
認可外施設は年齢制限なし
認可施設 | 認可外施設 | |
---|---|---|
年齢 | ・35歳以上 | ・年齢制限無し |
メリット | ・アフターフォローがしっかりしている ・羊水検査も対応してもらえる | ・希望すれば誰でも検査可能 ・1人受診やお子様連れ受診OK ・検査費用が抑えられる ・1回の受診でOK |
デメリット | ・全国に108施設しかない ・予約が取りにくい ・夫婦同伴で複数回来院する必要がある | ・専門が美容皮膚科や内科などバラバラ ・羊水検査は別病院で対応がほとんど |
認可施設は、日本医学連合会による認定を受けている施設で、認可外施設は認定を受けていない施設になります。

認定を受けていないからと違法とかではなく、認可外施設は、受けたくても受けられない妊婦さんの受け皿として大切な役割を果たしています。
さらに認可施設で受ける場合は以下の条件に当てはまる方のみが対象となります。
- 出産時の年齢が35歳以上の年齢制限
- 超音波検査や母体血清マーカーにより胎児の染色体数異常を有する可能性の指摘をされた場合
- 染色体数異常を有する子どもを妊娠または出産の既往歴がある場合
- 両親のいずれかが均衡方ロバートソン転座を有し遺伝による染色体異常症の可能性がある場合

他にも医師の紹介状が必要だったり、夫婦同伴が必須だったりするので認可施設の場合は受けられる人が限られます。
どちらにもメリットでメリットがある為、条件や年齢などから自分に合った方を選択すると良いでしょう。
>>福井でNIPT検査をするならミネルバクリニックがおすすめ!
NIPT(新型出生前診断)クリニック選びのポイントは?
NIPTを受診する場合のクリニック選びのポイントを紹介していきましょう。
- 遺伝カウンセリングの有無を確認
- 羊水検査の保証や実施状況を確認
- 認可・認可外施設で比較して選ぶ
遺伝カウンセリングの実施
NIPTを受ける場合は、臨床遺伝専門医または認定遺伝カウンセラーが在籍し、遺伝カウンセリングを実施しているクリニックを選ぶようにしましょう。

遺伝カウンセリングは、染色体異常の遺伝や妊娠後の赤ちゃんの異常についての不安や悩みなど家族で一緒に受けることができます。
・NIPTの検査についての説明
・検査を受ける、受けないことの意味
・陽性の場合、社会的な支援体制について
・陽性の場合、どのような選択肢があるか
上記のような遺伝に関わる悩み・相談をすることができ、納得いく決断ができるようサポートしてくれるのが遺伝カウンセリングの役目になります。
認可施設は遺伝カウンセリングを必ず実施していますが、認可外施設の場合は、「医師の問診のみ」「カウンセリングは有料」など実施していない施設もあるので必ず確認しよう。

価格の安さに惑わされず、サポートの有無についてもしっかり確認しておくことが大切ですよ。
羊水検査の保証やサポートの手厚さを確認
検査結果が陰性の場合は、どこのクリニックでも検査終了となり、対応にはあまり差がありません。

ただし万が一陽性の場合は、羊水検査や絨毛検査など確定的検査を受ける必要があります。
陽性だった場合のクリニックの対応についても事前にしっかり確認しておきましょう。
・羊水検査を実施しているか
・羊水検査費用の保証はあるのか
・羊水検査の医療機関の紹介は可能か
・再度カウンセリングを実施しているか
認可施設の場合は、NIPT〜羊水検査まで一貫してサポートしてもらえるのが強みです。

認可外施設の場合は、クリニックによってサポートの内容が変わるので注意しましょう。
万が一陽性の場合に妊婦さんやご家族の方は必ず動揺してしまいます。
認可外施設でNIPTを受けて陽性の場合は、他の医療機関を案内されることが多く、探す手間や費用がかかってしまいます。
クリニックによっては、羊水検査費用を全額保証・一部保証(上限あり)などサポートしてくれるところもある為、陽性時に慌てることないよう予め確認しておくことをおすすめします。
認可・認可外施設を比較
認可・認可外施設にはそれぞれ違いがありますのでみていきましょう。
認可施設 | 認可外施設 | |
---|---|---|
紹介状の有無 | 医師の紹介状必要 | 紹介状不要 |
条件 | 条件有り | 希望すればだれでも受けれる |
検査可能項目 | ・21トリソミー ・18トリソミー ・13トリソミー | ・21トリソミー ・18トリソミー ・13トリソミー ・性染色体検査 ・全染色体検査 ・微小欠失検査 |
性別判定 | 不可 | 可能 |
夫婦同伴 | 夫婦同伴必須 | 1人受診OK |
来院回数 | 2〜3回程度 | 1回 |
検査対応日 | 主に平日に実施 | 土日祝日にも対応 |
認可施設の場合は、医師の紹介状や医師が予約する必要がありますが、認可外施設の場合は、自分で直接予約し検査を受けられるなど違いがあります。
また、認可外施設の場合は条件がほぼない為、認可施設で受けられない方やお仕事が多忙な方、遠方の方など多くの人が受けやすい環境が整っているのも特徴です。
1番は、自分や家族の状況に合わせて、負担のない方法で受診することが大切ですので、どちらが自分にあっているか今一度考えてみましょう。
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NIPT(新型出生前診断)を受診するメリットは?
NIPT(新型出生前診断)のメリットは以下の通りです。
- 赤ちゃんの健康状態を早く知ることができる
- 流産や死産のリスクがなく、母体への負担が少ない
- 検査精度が高い
赤ちゃんの健康状態を早く知ることができる

NIPT(新型出生前診断)は、妊娠9〜10週から検査可能です。
これは、他の非確定的検査「コンバインド検査」や「母体血清マーカー検査」と比較しても早い週数で検査可能なことがわかります。
赤ちゃんの健康状態を早く知ることで、赤ちゃんを迎え入れる準備を早いうちから始めることができます。

NIPTで万が一陽性の場合は、次の羊水検査に進むのかを含め、夫婦で考え検討する必要があります。
羊水検査ができる妊娠週数は一般的に15週〜18週に行う為、限られた時間で難しい判断をしなければなりません。
早く検査を実施することで、検査結果を受け止め、向き合う時間を確保できる為、赤ちゃんだけでなくご夫婦にとっても早い週数で検査を実施できるのは大きなメリットになるでしょう。
流産や死産のリスクがなく、母体への負担が少ない

NIPT(新型出生前診断)は、妊婦さんから10ミリ程度採血するだけで検査可能なため、赤ちゃんを直接刺激したりすることがありません。
その為、流産や破水、死産といったリスクがなく、安心安全の検査という点もメリットになるでしょう。
羊水検査や絨毛検査は、お腹に直接針をさす為、一定のリスクがあり、母体へも負担がかかります。
お腹の中の赤ちゃんのリスクや母体への負担を減らしたい方は、NIPTは1つの選択肢となるでしょう。
さらに妊娠初期はつわりや体調不良を訴える妊婦さんが多くいいます。
NIPT(新型出生前診断)は、採血だけなので短時間で終わることができる点も魅力です。
検査精度が高い
NIPT(新型出生前診断)は、21トリソミー症候群(ダウン症候群)、18トリソミー症候群、13トリソミー症候群の3つのトリソミーを調べることができる検査です。
NIPTの検査精度は99%程度で、陰性的中率は99.9%と非常に検査精度が高く、信頼度が高い検査であることがわかります。
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NIPT(新型出生前診断)を受診するデメリットは?
NIPT(新型出生前診断)のデメリットは以下の通りです。
- 他の出生前診断と比べて費用が高い
- 一部の限定的な疾患しか分からない
- 認可施設は条件が厳しい
他の出生前診断と比べて費用が高い

NIPTは、保険適用外のため、すべて自己負担での検査になります。
NIPTの費用相場は、約20万円前後で高額な費用がかかる為、慎重に検討しましょう。
認可外施設の場合は、検査項目を自由に選ぶことができる為、費用を抑えることができます。
なるべく費用を抑えたい方は認可外施設を選択するのがおすすめでしょう。

認可外施設の中には10万円代からNIPTを提供しているクリニックもありますよ。
一部の限定的な疾患しか分からない

NIPTを受けたからといって、全ての病気や異常がみつかるわけではありません。
主に「21・18・13トリソミー」の3つの染色体異常を調べることができますが、先天性疾患や神経疾患など、NIPTでは分からない病気も沢山あります。
NIPTは、一部の限定的な疾患しか調べることができないことを改めて覚えておきましょう。
認可施設は条件が厳しい

認可施設のNIPTは、希望すれば誰もが受けれるわけではないので注意しましょう。
年齢制限や異常が見られた場合、以前の妊娠・分娩で子供が21・18・13トリソミーのいずれかだったなど、条件や制限が設けられている施設がほとんどです。
その為、認可施設での予約が難しい場合は、認可外施設も視野に入れてみると良いでしょう。
認可外施設は、NIPTを受けたくても受けられない妊婦さんの受け皿となってますので、比較的条件のないクリニックが多く、誰もが受けやすい環境が整っています。

しっかりリサーチすれば、認可・認可外関係なく、納得のいく医療機関が見つかりますので、安心してくださいね。
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みんながNIPT(新型出生前診断)を受診すると決めた理由は?
NIPTを受けようと思った理由は?
NIPTを受けると決めた人たちの理由がこちら。
・高齢出産で心配だから
・お腹のこの健康が気になって仕方ないから
・近しい人に染色体疾患の子がいるから
・妊娠生活が毎日不安で楽しくない
・周りに受けている人がいたから
・シングルマザーで育てる予定だから
・前もって環境を整えてあげたいから

やはり、1番大きなきっかけとしては、漠然とした「不安」から来るものが多いです。
妊娠中って常にお腹の子が心配で、不安になってしまいますよね。
次の妊婦検診まで期間が開くと、子供が生きているのか不安になってしょうがないと思います。
そこで検査を受けることで以下のようなメリットがあります。
・早いうちに赤ちゃんの健康状態を知れる
・安心につながる可能性がある
・赤ちゃんが産まれてくる環境を早い段階から整えられる
早いうちに障害がわかれば、その子が生まれたあとスムーズに対応できるようになるし、その病気について調べることもできると前向きに捉える方もいます。
ご夫婦でお腹の子について話し合う時間も今までより長い時間確保することができます。

検査は採血のみで、妊娠10週〜と早いうちから検査することができる点も受検者が増加している理由の1つです。
もちろん、安易に受けていい検査ではありませんが、NIPTは従来の非確定的検査と比較しても検査精度が高く、リスクがないため、安心して受けることができる検査です。
検査を受けるにあたってはメリット・デメリットがあるのでしっかり把握した上で、夫婦で話し合って決断するようにしましょう。
NIPT検査を受けなかった理由は?
NIPT検査することをやめた理由がこちら。
・どんな子であっても産むって決めていたから
・不妊治療の末に授かった念願の子供だから中絶を考えられなかった
・費用が高いから
・すでにお腹の子が愛おしいから
・全ての病気や疾患がわかるわけではないと知ったから

検査で陽性だった場合、出産か人工妊娠中絶かという苦しい決断を、短時間で迫られることになります。
検査をするということは、陽性だった場合の対応までどうするのか話し合っておく必要があります。
「結果がどうであれ産むことを決めているから検査を受ける必要ない」と決めたから検査をやめたという人が多いようです。
他にも、いくら話し合っても人工中絶や妊娠継続の決断をすることができないからという意見もあります。
また、費用が高いから諦めるという方もいらっしゃいます。

NIPTはあくまで非確定的検査になるので陽性だった場合、陽水検査を受ける必要があります。
羊水検査の相場は20万円前後になるため、そこまで含めて費用として頭に入れておきましょう。
無認可施設の場合、羊水検査が含まれている施設もありますので、そういった施設を選択すると安心でしょう。
これらを踏まえて、検査を受ける必要があるのか、最終的にどのような決断をするつもりなのかを十分に考えて受けてほしいと思います。
>>福井でNIPT検査をするならミネルバクリニックがおすすめ!
NIPT(新型出生前診断)で検査できる項目は?
検査名 | 推奨期間 |
---|---|
母体血清マーカー(非確定的検査) | 15週0日〜17週0日 |
コンバインド検査(非確定的検査) | 11週0日〜13週6日 |
精密超音波検査(非確定的検査) | 11週0日〜32週 |
NIPT検査(非確定的検査) | 10週0日〜16週0日 |
羊水検査(確定的検査) | 15週0日〜17週0日 |
絨毛検査(確定的検査) | 11週0日〜14週0日 |
母体血清マーカー
妊娠15週0日〜17週0日あたりまで(推奨)
母体血清マーカーは、非確定的検査になるので、確定的検査まで頭に入れて検査を受ける必要があります。
妊娠15週0日から妊娠21週6日までは検査が可能ですが、陽性だった場合に羊水検査を実施するため、妊娠16週頃までに検査を受けることが推奨されています。
血清マーカーにはトリプルマーカー検査、クワトロ検査と言われているものがあり、トリプルは3つの物質、クワトロは4つの物質を調べます。
・21トリソミー(ダウン症候群)
・18トリソミー(エドワード症候群)
・13トリソミー(パトウ症候群)
・開放性神経管奇形(二分脊椎、無脳症)

ただ検査の精度はダウン症の場合で70~80%と少し低めなのが気になります。
この検査は、ママの年齢や体重から確率を算出する非確定的検査のため、陽性・陰性ではなく確率として結果が出ます。
最近の主流はクワトロ検査では、正確さも以前より高くなっています。
コンバインド検査
妊娠11週0日〜13週6日まで
超音波検査と妊婦さんから摂取した血液を用いて行う血清マーカー検査、この2つを組み合わせた検査になります。
超音波のみの検査よりも精度が高い検査になりますが、非確定的検査になるため羊水検査を受ける必要があります。
・18トリソミー(エドワード症候群)
・21トリソミー(ダウン症)
基本的に検査してから結果通知まで2週間程度かかるため、陽性だった場合を考えると早いうちに検査することをおすすめします。
妊娠初期超音波の適切なトレーニングを受けた検査技師が行うことで、検査精度が上がると言われているので経験豊富な検査施設を選択すると良いでしょう。

結果は陽性・陰性という言い方ではなく、あくまで確率で出るため、受け止め方が難しい場合もあります。
精密超音波検査
妊娠初期(11~13週)、中期(18~20週)、 後期(26~32週)
妊婦検診のエコーよりもより詳しく調べることができ、胎児の先天的な形態異常などを確認する超音波検査を精密超音波検査と言います。
全身の形態、内臓の形態の状態を確認して、必要であればNIPT検査や羊水検査をする検査になります。
検査費用は1〜2万円が相場で安いですが、精度が高いとは言えず、胎児の向きや超音波を当てる角度で再検査が必要になることがあります。

また医師の方も高い技術力が求められる検査になるため、赤ちゃんの異常が分かる確率は約50%程度です。
NIPT検査
妊娠10週0日〜16週まで推奨

正確にはNIPT検査はいつまでに受けないといけないという決まりは定められていません。
それなのに、妊娠16週あたりまでを推奨している理由は、NIPT後の確定的検査である羊水検査が妊娠15週あたりから検査可能となるためです。

19週目以降にNIPT検査を受けた場合、羊水検査などの期間に間に合わずに受けることができません。
NIPT検査は流産のリスクがない上に、検査精度は99%とかなり高く、無駄な羊水検査を回避することができます。
最短3日ほどで検査結果が出るクリニックもあるため、逆算して余裕を持って検査に臨むと良いでしょう。
NIPT検査施設では、羊水検査や遺伝カウンセリングなど含まれている施設が多く、検査も1回の来院ですむなど他の検査より受けやすいでしょう。
羊水検査
15週0日〜17週0日推奨
羊水検査は、一定の羊水の量が必要なため、いつでもできるわけではありません。
お腹に直接針を刺して羊水を採取するため、精度はほぼ100%と言われていますが、流産・死産のリスクがあることは頭に入れておきましょう。

陽性だった場合の選択肢を考えると結果通知まで含めて早めに検査することに越したことはないです。
22週1日目からは、いかなる理由でも中絶を選択することができないため、最低でも17週までに検査を受ければ安心でしょう。
絨毛検査
妊娠11週0日〜14週0日推奨
絨毛検査は確定的検査ですが、羊水検査よりも早いうちから検査できるのが特徴です。
ただし、クリニックによっては14週目以降も可能としているところがあったり17週あたりまでできるところもあります。
羊水検査よりも早いうちに検査できるメリットはありますが、羊水検査よりも提供している施設が少なく、限られています。
また、流産・死産のリスクが1%、つまり100人に1人の確率で起こるため、羊水検査よりもリスクが高いと言われています。
検査結果は2週間程度で出るのが一般的です。
>>福井でNIPT検査をするならミネルバクリニックがおすすめ!
NIPT(新型出生前診断)の費用相場は?
NIPT検査費用の相場は?
約20万円前後
約8万円〜20万円前後
認可施設と認可外施設で相場が違う理由は?

認可施設と認可外施設では、検査のプラン内容に違いがあるため、価格設定に違いが出ているのです。
認可施設の検査プラン
認可施設は、どの施設でも検査内容は同じになっています。
・13トリソミー
・18トリソミー
・21トリソミー

認可施設では、性別判定は検査項目に含まれていないためわかりません。
認可施設ではどのクリニックで受けても、3つのトリソミーだけしか調べることができません。
その為、検査費用はどの認可施設でも同じくらいの金額で設定されています。
また、認可施設の医療機関には産婦人科医と小児科医が常勤しており、遺伝の専門家で十分なカウンセリングができる人が必ず在籍しています。
カウンセリングは、2〜3回しないとNIPT検査を受けれないようになっていますが、1回あたり5,000円〜10,000円ほど別途かかるところが多いようです。
認可外施設の検査項目
認可外施設では認可施設と違って、単体検査〜セットプランまで用意されています。
・13トリソミー
・18トリソミー
・21トリソミー
・全染色体検査
・微小欠失検査
・性別判定

認可外施設は、認可施設より多くの項目を調べることができ、性別判定も可能です。
認可外施設の場合は、検査プランが複数あるところが多く、プランを自由に選べることから費用の負担を減らしたり、節約することができます。
認可外施設によっては、「ダウン症のみ」といった検査プランも用意されているため、単体検査が可能です。
単体検査になると約5万円程度から調べることができ、費用を抑えることが可能です。

つまり、検査項目が1つでいいなら安く済みますし、細かいところまで調べたい場合は高くなります。
しかしクリニックによっては、遺伝カウンセラーが在籍していないクリニックがあったり、カウンセリングが有料だったりするので注意が必要です。
安さだけで選ぶのではなく、しっかりとアフターフォローの手厚さなど、確認しておく必要があるでしょう。
NIPT検査はなぜ高いの?
日本ではまだ臨床実験的な部分があるから

NIPT検査は、2013年に導入されたばかりの検査で日本でもまだ検査施設は限られています。
海外では当たり前のように浸透している検査ですが日本ではまだまだ認知度が高いとは言えません。
実際に、都道府県によっては検査施設すら1つもない場所もあります。
また日本では、命の選別と言われることもあり、検査に対して賛否両論あることから検査を悩む人もいます。
これからどんどん検査成果が増えていけば、NIPTを行う体制が整うため、将来的にはもっと今より安く提供されるでしょう。
今までは認可施設のみでしかできない検査でしたが、最近は認可外施設も増えて、少しずつ安く検査できるように変わりつつあります。

最近では、認可外施設ができたことで、受検者は右肩上がりになっています。
NIPT検査費用は実は高くない?

認可外施設の場合、NIPT検査費用に含まれるのは検査費用だけじゃないって知ってました?
検査費用以外に、遺伝カウンセリング料や羊水検査費用が別途発生する可能性あり。
検査費用に遺伝カウンセリングや羊水検査費用が含まれている施設が多い。
遺伝カウンセリングの相場は1回あたり5,000円〜10,000円程度、羊水検査費用の相場は14万円〜20万円程度と高額。
認可外施設は一見高く見えがちですが、クリニックによっては認可施設よりお得に受けることができます。

羊水検査やカウンセリング費用が検査費用に含まれているクリニックであれば、けして高すぎるというわけではないのです。
万が一、陽性だった場合にかかるお金も検査費用に含まれていると考えると、高いというイメージが少しは軽減されるのではないでしょうか。
確かに他の出生前診断(母体血清マーカーやコンバインド検査等)と比較すると高く感じますが、調べられる項目の多さ、検査の精度の高さ、検査後のアフターフォローの手厚さまで踏まえて考えてみると良いでしょう。
>>福井でNIPT検査をするならミネルバクリニックがおすすめ!
NIPT(新型出生前診断)の検査の流れは?
NIPT(新型出生前診断)の検査の流れは、以下の流れになります。
検査の流れ
- 遺伝カウンセリングの実施
- 採血
- 結果通知を兼ねた遺伝カウンセリング
認可施設と認可外施設の違い
認可施設 | 認可外施設 |
---|---|
・夫婦同伴で複数回 来院する必要がある ・カウンセリングと採血は 別日で対応 ・主に平日に検査対応 | ・カウンセリング〜採血まで 同日で対応可能 ・1人受診や子連れ受診OK ・土日祝日、 遅い時間まで検査対応 |

検査の流れは同じですが、1番の違いは認可施設の場合、「カウンセリングと採血が別日対応になる」点でしょう。
さらに、認可施設の場合は夫婦同伴で2〜3回の来院が必要な為、共働きの方などは事前に休みを合わせることが可能かどうか確認しておくと安心です。
一方で、認可外施設の場合は1人受診OK、1回の来院で検査が完結するなど比較的受けやすい環境が整っています。
カウンセリングは事前に電話で行っているクリニックもある為、多忙な方でも仕事終わりに検査可能です。
・じっくりとカウンセリングを受けた上で、NIPTを受けるか受けないか検討したい方
・夫婦同伴で2〜3回可能な方
・産婦人科や専門医の元でNIPTを受けたい方
・1回の来院でなるべく負担なくNIPTを受けたい方
・多忙で夫婦同伴が難しい方
・つわりや体調が不安定で外出をできる限り控えたい方
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まとめ
今回は、福井県でおすすめのNIPTクリニック2選紹介しました。
福井県では、臨床遺伝専門医が在籍する遺伝専門のミネルバクリニックがおすすめです。
ミネルバクリニックなら年齢制限なしで、ほぼ自宅で完結できるので妊婦さんへの負担が少なくすむでしょう。
NIPTクリニック選びでは、料金だけでなく、サポート面や受診スタイルなど自分に合ったクリニックを選択することが大切です。
クリニックによって様々な違いがありますので、しっかり比較して検討してくださいね。