岐阜県のNIPT検査(新型出生前診断)おすすめクリニック2選を比較!

NIPT

こんにちは。Manapの編集長です。

岐阜県で新型出生前診断(NIPT)をしたいけど、年齢が35歳未満の方や認可施設は条件が厳しくて検査を諦めたという経験がありませんか?

どんなクリニックで受けて良いのか、そもそもクリニックが住んでいる地域にあるのかなどわからないことだらけですよね。

妊娠中のお母さんは、常にお腹の子が心配で毎日不安で過ごしてる方も多いことでしょう。

今回は、岐阜県でNIPT(新型出生前診断)ができるおすすめのクリニックを紹介します。

合わせて、クリニックの選び方やNIPTのメリット・デメリットもまとめています。

編集長
編集長

この記事を最後まで読めば、自分にあったクリニックが判断できるようになるので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

岐阜県でNIPT(新型出生前診断)おすすめクリニック2選を比較!

編集長
編集長

岐阜県には、年齢制限なしでNIPT(新型出生前診断)ができるクリニックが1ヶ所あります。

1. ミネルバクリニック

おすすめ度 4.5
特徴 ・日本で唯一スーパーNIPTに対応
・臨床遺伝専門医が在籍
・妊娠9週から検査可能
・オンラインNIPTで47都道府県すべて対応
・陽性的中率100%、偽陽性0
・大学病院レベルの遺伝子診療を提供
サポート ・臨床遺伝専門医が一貫して対応
・遺伝カウンセリング無料
・羊水検査費用15万円まで保証
・羊水検査医療機関を紹介
・陽性時は、24時間電話サポート
検査費用(税込) ・基本検査176,000円
・スーパーNIPTプラス198,000円
・スーパーNIPTgeneプラス236,500円
年齢制限 なし
妊娠週数 妊娠9週0日〜
検査項目 13トリソミー
18トリソミー
21トリソミー
微小欠失4種
100種の遺伝子検査
デノボ検査
検査結果 最短7日〜14日
条件 ・土日祝日診療可能
・紹介状不要
・お子様連れ受診OK

ミネルバクリニックのおすすめポイントは?

おすすめポイント

・スーパーNIPTを提供

・妊娠9週0日から可能

・臨床遺伝専門医が一貫してサポート

・オンラインNIPTに対応

編集長
編集長

ミネルバクリニックはオンラインNIPTに対応しており、岐阜にいながら来院不要でNIPTを受けることができます。

ミネルバクリニックは認可外クリニックでは珍しい遺伝専門クリニックです。

臨床遺伝専門医の女性医師が在籍し、妊婦さんに分かりやすくNIPTや最新の遺伝情報を説明し、寄り添ったサポートをしてくれるでしょう。

他院よりも検査の正確性が高い最新のスーパーNIPTを日本で唯一取り扱い、さらに単一遺伝子疾患をチェックできるのもポイントです。

オンラインNIPTの場合は、来院不要で自宅にいながら遺伝カウンセリングや結果開示を行うことができ、上のお子さんがいる方や体調が不安定な方も身体的負担を抑えてNIPTを受診できるでしょう。

認可外クリニックの場合、サポート面や検査の質を気にされる方もいるとおもいますが、ミネルバクリニックのNIPTなら大学病院と変わらない質のNIPTを受けることができますよ。

ミネルバクリニックの口コミは?

良い口コミ

流産の経験もあり、夫の勧めでこちらのクリニックでNIPTを受けることにしました。知識もなく不安でいっぱいでしたが、院長先生と会って最初に世間話から始まったのでリラックスして検査を受けることができました。検査の説明も丁寧に説明していただいたのでちゃんとした気持ちで検査が受けられました。

>>Googleより引用

良い口コミ

全国からオンラインでカウンセリング・検査・結果報告が受けられるように工夫して下さっていました。認可外でNIPTを受けられるクリニックが増えてきておりますが、こちらの院長先生は遺伝子専門医ですので信頼できますし、検査の種類についても今のところ日本で一番豊富なのではないかと思います。

>>Googleより引用

悪い口コミ

先生は正義感も個性も強い方なので、人によって対応の感じ方に差があるかもしれません。

>>Googleより引用

ミネルバクリニックのアクセスは?

住所 東京都港区北青山2-7-25
神宮外苑ビル1号館2階
最寄駅 外苑前駅から徒歩1分
診療時間 10:00~14:00
16:00~20:00
休診日 火曜・水曜
編集長
編集長

ミネルバクリニックは、47都道府県すべてでオンラインNIPTに対応しているので、来院できない人にもおすすめですよ!

 

2. 岐阜大学医学部附属病院

比較項目 岐阜大学医学部附属病院
年齢制限 35歳以上
妊娠検査週数 妊娠10週0日〜
遺伝カウンセリング 臨床遺伝専門医が対応
来院回数 3回
検査費用 210,000円
追加費用 産婦人科での妊婦検査料
検査結果 14日
結果通知 来院
羊水検査 対応可能

岐阜大学医学部附属病院でNIPTを受ける場合、以下の対象条件があります。

対象条件
胎児超音波検査で、胎児が染色体数的異常を
有する可能性が示唆された方
母体血清マーカー検査で、胎児が染色体数的異常を
有する可能性が示唆された方
染色体数的異常を有する児を妊娠した既往のある方
高齢妊娠の方(分娩時35歳以上)
両親のいずれかが均衡型ロバートソン転座を有していて、
胎児が13トリソミーまたは21トリソミーとなる可能性が示唆される方

の条件に当てはまる場合にNIPTの対象者になることができますが、さらに受診方法にもいくつか条件があります。

  • 最低3回の受診
  • 3回中2回は夫婦同伴
  • 個人ではなくかかりつけ医に予約してもらう
  • 紹介状が必要

個人で予約できるわけではないので、希望する方はかかりつけの医師に早めに相談しておくと良いでしょう。

受診回数 外来日
第1回目
(なるべく12週まで)
産婦人科
(火曜日午前)
第2回目
(妊娠10週~13週頃)
ゲノム疾患・遺伝子診療センター
(木曜日)
第3回目
(検査から約2週間後)
ゲノム疾患・遺伝子診療センター
(金曜日午前)

このようい受診時の妊娠週数や外来日の曜日など細かく決まっている為、この日程にあわせて夫婦同伴で受診する必要があります。

編集長
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ご夫婦で受診が難しい場合は、認可外クリニックも候補に入れてみると良いでしょう。

NIPT(新型出生前診断)クリニック選びの3つのポイント

NIPTを受診する場合のクリニック選びのポイントを紹介していきましょう。

  1. 遺伝カウンセリングの有無を確認
  2. 羊水検査の保証や実施状況を確認
  3. 認可・認可外施設で比較して選ぶ

1.遺伝カウンセリングの有無を確認

NIPTを受ける場合は、臨床遺伝専門医または認定遺伝カウンセラーが在籍し、遺伝カウンセリングを実施しているクリニックを選ぶようにしましょう。

編集長
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遺伝カウンセリングは、染色体異常の遺伝や妊娠後の赤ちゃんの異常についての不安や悩みなど家族で一緒に受けることができます。

遺伝カウンセリングの内容

・NIPTの検査についての説明

・検査を受ける、受けないことの意味

・陽性の場合、社会的な支援体制について

・陽性の場合、どのような選択肢があるか

上記のような遺伝に関わる悩み・相談をすることができ、納得いく決断ができるようサポートしてくれるのが遺伝カウンセリングの役目になります。

>>一般社団法人 日本遺伝カウンセリング学会より参照

ここが注意!

認可施設は遺伝カウンセリングを必ず実施していますが、認可外施設の場合は、「医師の問診のみ」「カウンセリングは有料」など実施していない施設もあるので必ず確認しよう。

編集長
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価格の安さに惑わされず、サポートの有無についてもしっかり確認しておくことが大切ですよ。

2.羊水検査の保証やサポートの手厚さを確認

検査結果が陰性の場合は、どこのクリニックでも検査終了となり、対応にはあまり差がありません。

編集長
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ただし万が一陽性の場合は、羊水検査や絨毛検査など確定的検査を受ける必要があります。

陽性だった場合のクリニックの対応についても事前にしっかり確認しておきましょう。

確認すべきポイント!

・羊水検査を実施しているか

・羊水検査費用の保証はあるのか

・羊水検査の医療機関の紹介は可能か

・再度カウンセリングを実施しているか

認可施設の場合は、NIPT〜羊水検査まで一貫してサポートしてもらえるのが強みです。

編集長
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認可外施設の場合は、クリニックによってサポートの内容が変わるので注意しましょう。

万が一陽性の場合に妊婦さんやご家族の方は必ず動揺してしまいます。

認可外施設でNIPTを受けて陽性の場合は、他の医療機関を案内されることが多く、探す手間や費用がかかってしまいます。

クリニックによっては、羊水検査費用を全額保証・一部保証(上限あり)などサポートしてくれるところもある為、陽性時に慌てることないよう予め確認しておくことをおすすめします。

3.認可・認可外施設を比較して選ぶ

認可・認可外施設にはそれぞれ違いやメリット・デメリットがありますのでみていきましょう。

認可施設 認可外施設
日本医学連合会による認定 認定あり 認定なし
紹介状の有無 医師の紹介状必要 紹介状不要
条件 条件有り 希望すればだれでも受けれる
検査可能項目 ・21トリソミー
・18トリソミー
・13トリソミー
・21トリソミー
・18トリソミー
・13トリソミー
・性染色体検査
・全染色体検査
・微小欠失検査
性別判定 不可 可能
夫婦同伴 夫婦同伴必須 1人受診OK
来院回数 2〜3回程度 1回
検査対応日 主に平日に実施 土日祝日にも対応

認可施設の場合は、医師の紹介状や医師が予約する必要がありますが、認可外施設の場合は、自分で直接予約し検査を受けられるなど違いがあります。

また、認可外施設の場合は条件がほぼない為、認可施設で受けられない方やお仕事が多忙な方、遠方の方など多くの人が受けやすい環境が整っているのも特徴です。

メリット・デメリット

メリット デメリット
認可施設 ・検査〜羊水検査まで一貫して対応
・サポート体制がしっかりしている
・専門の医師やカウンセラーが対応してくれる
・3つのトリソミーのみしか
調べることができない
・性別判定はできない
・複数回来院や夫婦同伴など
複数の条件がある
・認定施設が少ない為
予約がとりずらい
認可外施設 ・35歳未満でも受診できる
・1回の来院で済むなど負担が少ない
・1人受診やお子様づれ受診など柔軟に対応
・費用を抑えることができる
・検査項目が認可施設より豊富
・サポートの手厚さがクリニックに
よってばらつきがある。
・羊水検査は別医療機関で
対応しているクリニックが多い
編集長
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多忙な方や遠方の方は、複数回の来院や夫婦で休みを合わせるといった条件がネックになることも…!

1番は、自分や家族の状況に合わせて、負担のない方法で受診することが大切ですので、どちらが自分にあっているか今一度考えてみましょう。

>>おすすめのNIPTクリニック一覧に戻る

NIPT検査を受診するメリットは?

NIPT(新型出生前診断)のメリットは以下の通りです。

  1. 赤ちゃんの健康状態を早く知ることができる
  2. 流産や死産のリスクがなく、母体への負担が少ない
  3. 検査精度が高い

1. 赤ちゃんの健康状態を早く知ることができる

編集長
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NIPT(新型出生前診断)は、妊娠9〜10週から検査可能です。

これは、他の非確定的検査「コンバインド検査」や「母体血清マーカー検査」と比較しても早い週数で検査可能なことがわかります。

赤ちゃんの健康状態を早く知ることで、赤ちゃんを迎え入れる準備を早いうちから始めることができます。

編集長
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NIPTで万が一陽性の場合は、次の羊水検査に進むのかを含め、夫婦で考え検討する必要があります。

羊水検査ができる妊娠週数は一般的に15週〜18週に行う為、限られた時間で難しい判断をしなければなりません。

早く検査を実施することで、検査結果を受け止め、向き合う時間を確保できる為、赤ちゃんだけでなくご夫婦にとっても早い週数で検査を実施できるのは大きなメリットになるでしょう。

2. 流産や死産のリスクがなく、母体への負担が少ない

編集長
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NIPT(新型出生前診断)は、妊婦さんから10ミリ程度採血するだけで検査可能なため、赤ちゃんを直接刺激したりすることがありません。

その為、流産や破水、死産といったリスクがなく、安心安全の検査という点もメリットになるでしょう。

羊水検査や絨毛検査は、お腹に直接針をさす為、一定のリスクがあり、母体へも負担がかかります。

お腹の中の赤ちゃんのリスクや母体への負担を減らしたい方は、NIPTは1つの選択肢となるでしょう。

さらに妊娠初期はつわりや体調不良を訴える妊婦さんが多くいいます。

NIPT(新型出生前診断)は、採血だけなので短時間で終わることができる点も魅力です。

3. 検査精度が高い

NIPT(新型出生前診断)は、21トリソミー症候群(ダウン症候群)、18トリソミー症候群、13トリソミー症候群の3つのトリソミーを調べることができる検査です。

NIPTの検査精度は99%程度で、陰性的中率は99.9%と非常に検査精度が高く、信頼度が高い検査であることがわかります。

>>大阪市立総合医療センターより参照

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NIPT検査を受診するデメリットは?

NIPT(新型出生前診断)のデメリットは以下の通りです。

  1. 他の出生前診断と比べて費用が高い
  2. 一部の限定的な疾患しか分からない
  3. 認可施設は条件が厳しい

1. 他の出生前診断と比べて費用が高い

編集長
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NIPTは、保険適用外のため、すべて自己負担での検査になります。

NIPTの費用相場は、約20万円前後で高額な費用がかかる為、慎重に検討しましょう。

認可外施設の場合は、検査項目を自由に選ぶことができる為、費用を抑えることができます。

なるべく費用を抑えたい方は認可外施設を選択するのがおすすめでしょう。

編集長
編集長

認可外施設の中には10万円代からNIPTを提供しているクリニックもありますよ。

2. 一部の限定的な疾患しか分からない

編集長
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NIPTを受けたからといって、全ての病気や異常がみつかるわけではありません。

主に「21・18・13トリソミー」の3つの染色体異常を調べることができますが、先天性疾患や神経疾患など、NIPTでは分からない病気も沢山あります。

NIPTは、一部の限定的な疾患しか調べることができないことを改めて覚えておきましょう。

3. 認可施設は条件が厳しい

編集長
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認可施設のNIPTは、希望すれば誰もが受けれるわけではないので注意しましょう。

年齢制限や異常が見られた場合、以前の妊娠・分娩で子供が21・18・13トリソミーのいずれかだったなど、条件や制限が設けられている施設がほとんどです。

その為、認可施設での予約が難しい場合は、認可外施設も視野に入れてみると良いでしょう。

認可外施設は、NIPTを受けたくても受けられない妊婦さんの受け皿となってますので、比較的条件のないクリニックが多く、誰もが受けやすい環境が整っています。

編集長
編集長

しっかりリサーチすれば、認可・認可外関係なく、納得のいく医療機関が見つかりますので、安心してくださいね。

>>おすすめのNIPTクリニック一覧に戻る

NIPT検査を受診すると決めた理由は?

NIPTを受けようと思った理由は?

NIPTを受けると決めた人たちの理由がこちら。

NIPTを受ける理由

・高齢出産で心配だから

・お腹のこの健康が気になって仕方ないから

・近しい人に染色体疾患の子がいるから

・妊娠生活が毎日不安で楽しくない

・周りに受けている人がいたから

・シングルマザーで育てる予定だから

・前もって環境を整えてあげたいから

編集長
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やはり、1番大きなきっかけとしては、漠然とした「不安」から来るものが多いです。

妊娠中って常にお腹の子が心配で、不安になってしまいますよね。

次の妊婦検診まで期間が開くと、子供が生きているのか不安になってしょうがないと思います。

そこで検査を受けることで以下のようなメリットがあります。

NIPTのメリット

・早いうちに赤ちゃんの健康状態を知ることができます。

・安心につながる可能性がある

・赤ちゃんが産まれてくる環境の準備を早いうちから整えることができます。

早いうちに障害がわかれば、その子が生まれたあとスムーズに対応できるようになるし、その病気について調べることもできると前向きに捉える方もいます。

ご夫婦でお腹の子について話し合う時間も今までより長い時間確保することができます。

編集長
編集長

検査は採血のみで、妊娠10週〜と早いうちから検査することができる点も受検者が増加している理由の1つです。

もちろん、安易に受けていい検査ではありませんが、NIPTは従来の非確定的検査と比較しても検査精度が高く、リスクがないため、安心して受けることができる検査です。

検査を受けるにあたってはメリット・デメリットがあるのでしっかり把握した上で、夫婦で話し合って決断するようにしましょう。

NIPT検査を受けなかった理由は?

NIPT検査することをやめた理由がこちら。

NIPTをやめた理由

・どんな子であっても産むって決めていたから

・不妊治療の末に授かった念願の子供だから中絶を考えられなかった

・費用が高いから

・すでにお腹の子が愛おしいから

・全ての病気や疾患がわかるわけではないと知ったから

編集長
編集長

検査で陽性だった場合、出産か人工妊娠中絶かという苦しい決断を、短時間で迫られることになります。

検査をするということは、陽性だった場合の対応までどうするのか話し合っておく必要があります。

「結果がどうであれ産むことを決めているから検査を受ける必要ない」と決めたから検査をやめたという人が多いようです。

他にも、いくら話し合っても人工中絶や妊娠継続の決断をすることができないからという意見もあります。

また、費用が高いから諦めるという方もいらっしゃいます。

編集長
編集長

NIPTはあくまで非確定的検査になるので陽性だった場合、陽水検査を受ける必要があります。

羊水検査の相場は20万円前後になるため、そこまで含めて費用として頭に入れておきましょう。

無認可施設の場合、羊水検査が含まれている施設もありますので、そういった施設を選択すると安心でしょう。

これらを踏まえて、検査を受ける必要があるのか、最終的にどのような決断をするつもりなのかを十分に考えて受けてほしいと思います。

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NIPTで検査できる項目は?

検査名 推奨期間
1. 母体血清マーカー(非確定的検査) 15週0日〜17週0日
2. コンバインド検査(非確定的検査) 11週0日〜13週6日
3. 精密超音波検査(非確定的検査) 11週0日〜32週
4. NIPT検査(非確定的検査) 10週0日〜16週0日
5. 羊水検査(確定的検査) 15週0日〜17週0日
6. 絨毛検査(確定的検査) 11週0日〜14週0日

1. 母体血清マーカー

検査可能期間

妊娠15週0日〜17週0日あたりまで(推奨)

母体血清マーカーは、非確定的検査になるので、確定的検査まで頭に入れて検査を受ける必要があります。

妊娠15週0日から妊娠21週6日までは検査が可能ですが、陽性だった場合に羊水検査を実施するため、妊娠16週頃までに検査を受けることが推奨されています。

血清マーカーにはトリプルマーカー検査クワトロ検査と言われているものがあり、トリプルは3つの物質、クワトロは4つの物質を調べます。

調べられる疾患

・21トリソミー(ダウン症候群)
・18トリソミー(エドワード症候群)

・13トリソミー(パトウ症候群)

・開放性神経管奇形(二分脊椎、無脳症)

編集長
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ただ検査の精度はダウン症の場合で70~80%と少し低めなのが気になります。

この検査は、ママの年齢や体重から確率を算出する非確定的検査のため、陽性・陰性ではなく確率として結果が出ます。

最近の主流はクワトロ検査では、正確さも以前より高くなっています。

2. コンバインド検査

検査可能期間

妊娠11週0日〜13週6日まで

超音波検査と妊婦さんから摂取した血液を用いて行う血清マーカー検査、この2つを組み合わせた検査になります。

超音波のみの検査よりも精度が高い検査になりますが、非確定的検査になるため羊水検査を受ける必要があります。

調べられる疾患

・18トリソミー(エドワード症候群)

・21トリソミー(ダウン症)

基本的に検査してから結果通知まで2週間程度かかるため、陽性だった場合を考えると早いうちに検査することをおすすめします。

妊娠初期超音波の適切なトレーニングを受けた検査技師が行うことで、検査精度が上がると言われているので経験豊富な検査施設を選択すると良いでしょう。

編集長
編集長

結果は陽性・陰性という言い方ではなく、あくまで確率で出るため、受け止め方が難しい場合もあります。

3. 精密超音波検査

検査可能期間

妊娠初期(11~13週)、中期(18~20週)、 後期(26~32週)

妊婦検診のエコーよりもより詳しく調べることができ、胎児の先天的な形態異常などを確認する超音波検査を精密超音波検査と言います。

全身の形態、内臓の形態の状態を確認して、必要であればNIPT検査や羊水検査をする検査になります。

検査費用は1〜2万円が相場で安いですが、精度が高いとは言えず、胎児の向きや超音波を当てる角度で再検査が必要になることがあります。

編集長
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また医師の方も高い技術力が求められる検査になるため、赤ちゃんの異常が分かる確率は約50%程度です。

4. NIPT検査

検査可能期間

妊娠10週0日〜16週まで推奨

編集長
編集長

正確にはNIPT検査はいつまでに受けないといけないという決まりは定められていません。

それなのに、妊娠16週あたりまでを推奨している理由は、NIPT後の確定的検査である羊水検査が妊娠15週あたりから検査可能となるためです。

編集長
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19週目以降にNIPT検査を受けた場合、羊水検査などの期間に間に合わずに受けることができません。

NIPT検査は流産のリスクがない上に、検査精度は99%とかなり高く、無駄な羊水検査を回避することができます。

最短6日ほどで検査結果が出るクリニックもあるため、逆算して余裕を持って検査に臨むと良いでしょう。

NIPT検査施設では、羊水検査や遺伝カウンセリングなど含まれている施設が多く、検査も1回の来院ですむなど他の検査より受けやすいでしょう。

5. 羊水検査

検査可能期間

15週0日〜17週0日推奨

羊水検査は、一定の羊水の量が必要なため、いつでもできるわけではありません。

お腹に直接針を刺して羊水を採取するため、精度はほぼ100%と言われていますが、流産・死産のリスクがあることは頭に入れておきましょう。

編集長
編集長

陽性だった場合の選択肢を考えると結果通知まで含めて早めに検査することに越したことはないです。

22週1日目からは、いかなる理由でも中絶を選択することができないため、最低でも17週までに検査を受ければ安心でしょう。

6. 絨毛検査

検査可能期間

妊娠11週0日〜14週0日推奨

絨毛検査は確定的検査ですが、羊水検査よりも早いうちから検査できるのが特徴です。

ただし、クリニックによっては14週目以降も可能としているところがあったり17週あたりまでできるところもあります。

羊水検査よりも早いうちに検査できるメリットはありますが、羊水検査よりも提供している施設が少なく、限られています。

また、流産・死産のリスクが1%、つまり100人に1人の確率で起こるため、羊水検査よりもリスクが高いと言われています。

検査結果は2週間程度で出るのが一般的です。

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NIPT検査の費用相場は?

NIPT検査費用の相場は?

認可施設
約20万円前後
認可外施設

約8万円〜20万円前後

認可施設と認可外施設で相場が違う理由は?

編集長
編集長

認可施設と認可外施設では、検査のプラン内容に違いがあるため、価格設定に違いが出ているのです。

認可施設の検査プラン

認可施設は、どの施設でも検査内容は同じになっています。

認可施設の検査項目

・13トリソミー

・18トリソミー

・21トリソミー

編集長
編集長

認可施設では、性別判定は検査項目に含まれていないためわかりません。

認可施設ではどのクリニックで受けても、3つのトリソミーだけしか調べることができません。

その為、検査費用はどの認可施設でも同じくらいの金額で設定されています。

また、認可施設の医療機関には産婦人科医と小児科医が常勤しており、遺伝の専門家で十分なカウンセリングができる人が必ず在籍しています。

カウンセリングは、2〜3回しないとNIPT検査を受けれないようになっていますが、1回あたり5,000円〜10,000円ほど別途かかるところが多いようです。

認可外施設の検査項目

認可外施設では認可施設と違って、単体検査〜セットプランまで用意されています。

認可外施設の検査項目

・13トリソミー

・18トリソミー

・21トリソミー

・全染色体検査

・微小欠失検査

・性別判定

編集長
編集長

認可外施設は、認可施設より多くの項目を調べることができ、性別判定も可能です。

認可外施設の場合は、検査プランが複数あるところが多く、プランを自由に選べることから費用の負担を減らしたり、節約することができます。

認可外施設によっては、「ダウン症のみ」といった検査プランも用意されているため、単体検査が可能です。

単体検査になると約5万円程度から調べることができ、費用を抑えることが可能です。

編集長
編集長

つまり、検査項目が1つでいいなら安く済みますし、細かいところまで調べたい場合は高くなります。

しかしクリニックによっては、遺伝カウンセラーが在籍していないクリニックがあったり、カウンセリングが有料だったりするので注意が必要です。

安さだけで選ぶのではなく、しっかりとアフターフォローの手厚さなど、確認しておく必要があるでしょう。

NIPT検査はなぜ高いの?

日本ではまだ臨床実験的な部分があるから

編集長
編集長

NIPT検査は、2013年に導入されたばかりの検査で日本でもまだ検査施設は限られています。

海外では当たり前のように浸透している検査ですが日本ではまだまだ認知度が高いとは言えません。

実際に、都道府県によっては検査施設すら1つもない場所もあります。

また日本では、命の選別と言われることもあり、検査に対して賛否両論あることから検査を悩む人もいます。

これからどんどん検査成果が増えていけば、NIPTを行う体制が整うため、将来的にはもっと今より安く提供されるでしょう。

今までは認可施設のみでしかできない検査でしたが、最近は認可外施設も増えて、少しずつ安く検査できるように変わりつつあります。

編集長
編集長

最近では、認可外施設ができたことで、受検者は右肩上がりになっています。

NIPT検査費用は実は高くない?

編集長
編集長

認可外施設の場合、NIPT検査費用に含まれるのは検査費用だけじゃないって知ってました?

認可施設

検査費用以外に、遺伝カウンセリング料や羊水検査費用が別途発生する可能性あり。

認可外施設

検査費用に遺伝カウンセリングや羊水検査費用が含まれている施設が多い。

遺伝カウンセリングの相場は1回あたり5,000円〜10,000円程度、羊水検査費用の相場は14万円〜20万円程度と高額。

認可外施設は一見高く見えがちですが、クリニックによっては認可施設よりお得に受けることができます。

編集長
編集長

羊水検査やカウンセリング費用が検査費用に含まれているクリニックであれば、けして高すぎるというわけではないのです。

万が一、陽性だった場合にかかるお金も検査費用に含まれていると考えると、高いというイメージが少しは軽減されるのではないでしょうか。

確かに他の出生前診断(母体血清マーカーやコンバインド検査等)と比較すると高く感じますが、調べられる項目の多さ、検査の精度の高さ、検査後のアフターフォローの手厚さまで踏まえて考えてみると良いでしょう。

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NIPTの検査の流れは?

NIPT(新型出生前診断)の検査の流れは、以下の流れになります。

検査の流れ

  1. 遺伝カウンセリングの実施
  2. 採血
  3. 結果通知を兼ねた遺伝カウンセリング

認可施設と認可外施設の違い

認可施設 認可外施設
・夫婦同伴で複数回
来院する必要がある
・カウンセリングと採血は
別日で対応
・主に平日に検査対応
・カウンセリング〜採血まで
同日で対応可能
・1人受診や子連れ受診OK
・土日祝日、
遅い時間まで検査対応
編集長
編集長

検査の流れは同じですが、1番の違いは認可施設の場合、「カウンセリングと採血が別日対応になる」点でしょう。

さらに、認可施設の場合は夫婦同伴で2〜3回の来院が必要な為、共働きの方などは事前に休みを合わせることが可能かどうか確認しておくと安心です。

一方で、認可外施設の場合は1人受診OK、1回の来院で検査が完結するなど比較的受けやすい環境が整っています。

カウンセリングは事前に電話で行っているクリニックもある為、多忙な方でも仕事終わりに検査可能です。

認可施設が向いている人

・じっくりとカウンセリングを受けた上で、

NIPTを受けるか受けないか検討したい方

・夫婦同伴で2〜3回可能な方

・産婦人科や専門医の元でNIPTを受けたい方

認可外施設が向いている人

・1回の来院でなるべく負担なくNIPTを受けたい方

・多忙で夫婦同伴が難しい方

・つわりや体調が不安定で外出をできる限り控えたい方

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まとめ

今回は、岐阜県でNIPTができるクリニックを紹介しました。

編集長
編集長

岐阜県には、年齢制限なしでNIPTがうけれるクリニックが、ミネルバクリニックしかありません。

ミネルバクリニックは、臨床遺伝専門医が在籍するだけでなく、万が一陽性の場合は24時間電話サポートを受けれるなど、妊婦さんが1秒でも不安にならないように工夫されています。

認可外ですが、大学病院レベルの質の高いNIPTを提供しており、信頼の厚いクリニックです。

流産や死産のリスクなく行える検査ですので、気になった方はぜひカウンセリングで相談してみてくださいね。

編集長

美容、コスメ、ダイエットが好きです!
気になったらすぐ試してすぐ飽きちゃう美容オタク。
Manapの編集長をしています。

・日本化粧品検定1級
・日商簿記2級
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など多数の資格を取得。

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