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対面の家庭教師とオンラインの家庭教師の違いは?4つの項目から比較

子育て

最近はオンライン形式での家庭教師が増えてきています。

新型コロナウイルスの影響により、対面の家庭教師ではなくオンラインを希望する人も多いでしょう。

しかし、対面とオンラインでは具体的に何が違うのかよく分からないという人も多いのではないでしょうか。

そこでこの記事では、オンラインの家庭教師と対面の家庭教師の違いについて紹介していきます。

そもそも対面とオンラインって?

まずは対面型とオンライン型の家庭教師をそれぞれ簡単に説明します。

対面型の家庭教師

講師が家に直接来て生徒にマンツーマンでの指導を行う形式です。

家庭教師といえば一般的にこちらが想像されるでしょう。

以前まではこちらの形式がほとんどでした。

オンライン型の家庭教師

生徒とマンツーマンで指導を行うのは対面型と同じですが、オンライン型ではパソコンやタブレットなどを使いテレビ電話で指導が行なわれます。

インターネットの普及や新型コロナウイルスの影響により、最近ではこちらも主流になりつつあります。

1. 指導方法が違う

対面型

対面型では講師が直接子供に会って指導を行います。

ノートや教材などを直接触って説明できるので、オンライン型よりも理解が深まるでしょう。

子供が講師に対して親近感を感じやすいのも大きなメリットです。

打ち解けるスピードが早く、そばに講師がいることで適度に緊張感を持って学習に取り組めます。

他にも、家に来るということで必然的に親との交流も多くなり、親目線としては安心ですよね。

デメリットとしては、人見知りな子供にとっては他人が家に来るということに抵抗があるかもしれません。

また、他人に家を見られたくないという人にはハードルが高くなります。

他人を入れるので防犯上の問題も考える必要があるでしょう。

オンライン型

オンライン型はパソコンの画面上でのやり取りになるため、講師が家に来ることはありません。

人見知りな子供であっても、パソコンを通してであれば取り組みやすくなるでしょう。

また、田舎や離島など講師に来てもらうことが難しい場合でも、オンラインであれば問題なく指導を受けられます。

デメリットとしては、ノートに直接講師が書き込むなどの指導方法ができない点があります。

会話のみでの指導なので、説明が伝わりづらい場合もあるでしょう。

また、パソコンの画面上だと講師が子供の間違いを見過ごすことも多くなってきます。

2. 指導の時間が違う

対面型

一般的には週に1〜2回、1回あたり1〜2時間程度指導を受けているという家庭が多いようです。

対面型の家庭教師では、講師の移動時間を考える必要があります。

家に向かう時間や帰る時間を考慮すると、あまり夜遅くまで指導することはできないという場合が多いでしょう。

また、天候や交通の事情によっては講師が遅刻したり急に休みになったりすることも考えられます。

試験や受験で短期間家庭教師を受けたいという場合には考慮しておく必要があるでしょう。

オンライン型

オンライン型の家庭教師では、講師の移動時間や天候による影響などがありません。

対面型よりも自由に指導時間を決めることができるでしょう。

講師と相談すれば夜遅い時間に指導を行うこともできます。

指導時間としては対面型と同じぐらいの場合が多いようですが、長時間パソコンなどの画面を見ていると目が疲れてしまいやすいため注意が必要です。

3. 講師が違う

対面型

対面型の家庭教師では、主に近い場所に住む講師が担当することになるでしょう。

講師の性別や人柄など、あらかじめ希望を出すことも可能です。

欠点としては、遠くに住む家庭教師を希望しても距離的に難しい点があります。

例えば、受験のためと東大に通う講師にお願いしようとしても、地方に住んでいては指導を受けられないわけです。

オンライン型

オンライン型では住んでいる場所に関係なく講師を選ぶことができます。

たとえ遠くに住んでいても指導を受けられる点が大きなメリットです。

対面型と同じように、人柄などの希望を出すことができます。

子供が受験する志望校に通う講師にお願いして、受験に関する話を聞くこともできるでしょう。

4. 料金が違う

対面型

対面型の料金の相場は、一回の授業につき3000〜7000円程度です。

大学受験を控える子供に関してはおおよそ8000円程度と少し高くなっています。

料金には講師が通うための交通費は含まれていない場合が多いため、その分を加えて計算しなければなりません。

また、教材費なども別で支払うことになります。

家庭教師の派遣会社を通さず個人で契約している場合は、少し料金が下がるでしょう。

オンライン型

オンライン型の相場は大きくばらつきがあり、最も安いところでは1回の授業につき約600円となっています。

こちらも教材費などは別で必要になりますが、講師の交通費などはかからないため、全体的に対面型よりも安く抑えることができます。

ただし、オンライン授業に必要なパソコンやインターネット回線、マイクなどを1から準備しようとすると、高いもので数万円ほどかかることがあります。

その点を考えると対面型の方が安くなることもあるでしょう。

オンラインでは入会金を支払う必要があるところも多いため注意が必要です。

どちらの家庭教師が向いている?

対面型

対面型の家庭教師にはこんな人が向いています。

  • 講師がそばにいた方が集中しやすい
  • そばで直接指導してほしい
  • 親自身も講師とコミュニケーションを取りたい

やはりそばに講師がいるという点が最大のメリットになります。

指導の伝わりやすさや親近感はオンラインにはない強みと言えるでしょう。

また、受験を控えた子供の場合、面接の練習をしたいと思うことがあるかもしれません。

そんな時も、対面であることを活かしてよりリアルな面接の練習を行うことができます。

オンライン型

一方オンライン型ではこんな人が向いています。

  • 講師がそばにいると緊張しすぎてしまう
  • 地方に住んでいる
  • 料金を安く抑えたい

オンライン型は場所にとらわれないという点が最大のメリットになるでしょう。

遠方の講師でも希望すれば問題なく指導を受けることができます。

料金に関しても対面型より安くなっていることが多く経済的です。

パソコンを使うため最初は子供が慣れないかもしれませんが、慣れてくればスムーズに指導を受けられるようになるでしょう。

まとめ

オンラインの家庭教師にはとても多くのメリットがありますが、対面での家庭教師にも独自のメリットがあります。

子供の性格や学習状況をよく考えて選ぶようにしましょう。

特に、受験を控えている子供が効率的に学習するのに家庭教師はおすすめです。

ぜひ一度検討してみてはいかがでしょうか。