転職エージェントが多すぎて、どこを選べばよいか分からないと悩んでいる人もいるかもしれません。
保育士の転職を考えているのであれば、保育士に特化した転職エージェントがおすすめです。
そこで今回は、転職エージェント選びで悩んでいる人のために、保育士の転職に強い転職エージェントを紹介します。
保育士におすすめの転職エージェント9選
転職エージェント | おすすめ度 | 公開求人数 | 非公開求人数 | 対応エリア |
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一番おすすめ! マイナビ保育士 | 約2万件 | 非公開 | 全国 | |
保育士人材バンク | 約13,000件 | 非公開 | 全国 | |
ヒトシア保育 | 約5,000件 | 非公開 | 全国 | |
保育士ワーカー | 約4万件 | 非公開 | 全国 | |
ジョブメドレー | 約23,000件 | 非公開 | 全国 | |
保育求人ガイド | 17,000件以上 | 非公開 | 全国 | |
ほいく畑 | 約4,000件 | 非公開 | 全国 | |
保育ぷらす+ | 約14,000件 | 非公開 | 全国 | |
ほいくジョブ | 非公開 | 非公開 | 全国 |
1. マイナビ保育士
マイナビ保育士 | |
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おすすめ度 | |
公開求人数 | 約2万件 |
非公開求人数 | 非公開 |
対応エリア | 全国 |
マイナビ保育士は、株式会社マイナビが運営する保育士向けの転職エージェントです。
マイナビは様々な業界に特化した人材紹介サービスを運営している大手の会社で、転職に関する様々なノウハウや業界との太いパイプを有しています。
マイナビ保育士は4年連続認知度No.1の実績を誇るサービスなので、転職を考えている保育士はまず登録しておいて損はないでしょう。
転職エージェントということでアドバイザーに相談しながら求人を探すこともできますが、膨大な数の求人情報が公開されているので、自分で好みの求人を探すこともできます。
自分のペースに合わせて、色々な探し方ができるのは魅力的ですよね。
サポートも充実
転職支援サービスが充実しているのも魅力の1つです。
職務経歴書の添削、面接対策、入職後のアフターフォローなど転職活動に役立つサポートが充実しています。
しかも、すべてのサポートが完全無料で受けられるというのは驚きですよね。
転職支援サービスの登録は、1分で簡単にできるので、転職活動に行き詰まっている人は登録してみることをおすすめします。
マイナビ保育士の口コミ
2. 保育士人材バンク
保育士人材バンク | |
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おすすめ度 | |
公開求人数 | 約13,000件 |
非公開求人数 | 非公開 |
対応エリア | 全国 |
保育士人材バンクは、株式会社エス・エム・エスが運営する保育士求人・転職情報サイトです。
全国各地にある保育園やこども園と保育士をマッチングしてくれるサービスで、転職や復職を考えている保育士の心強い味方になってくれます。
保育士人材バンクに在籍しているのは、保育士専門でマッチングを行うキャリアパートナーです。
希望する働き方やキャリアに合わせて、最適な職場を紹介してくれるので、効率的に転職活動を進めることができるでしょう。
在職中でもサービスを利用できるので、仕事をしながら転職活動をしようと考えている人にもおすすめです。
エリアだけではなく、路線や駅など細かく絞り込んで求人を探せるのもポイントで、自分の希望に合う求人を簡単に見つけることができます。
正社員の求人はもちろん、パートやアルバイトの求人も豊富に取り扱っています。
3. ヒトシア保育
ヒトシア保育 | |
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おすすめ度 | |
公開求人数 | 約5,000件 |
非公開求人数 | 非公開 |
対応エリア | 全国 |
ヒトシア保育は転職活動をしている保育士をトータルでサポートしている転職エージェントです。
希望に寄り添いながら仕事を探すのはもちろん、応募する企業との面接の設定や労働条件の交渉までを行っています。
複数の事業者と直接話せる転職フェアも定期的に開催。
文字情報だけでは把握しきれない事業所の雰囲気がわかる良い機会ですね。
保育士の新しい働き方として派遣保育士が注目されていますが、ヒトシア保育(株式会社ネオキャリア)と契約を結ぶことで派遣で働くことも可能です。
利用者の満足度が高く、スムーズに転職活動を進めたい方におすすめです。
ヒトシア保育の口コミ
4. 保育士ワーカー
保育士ワーカー | |
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おすすめ度 | |
公開求人数 | 約4万件 |
非公開求人数 | 非公開 |
対応エリア | 全国 |
保育士ワーカーは、年間10,000名以上の人が転職に成功している実績があり、保育士で転職を考えている人はまず押さえておきたいサービスとなっています。
保育士ワーカーの特徴は、質の高い求人が豊富に揃っていることです。
特に正社員の求人数はかなりのもので、色々な条件の求人が見つかります。
厚生労働省から許可を得て、長年人材紹介サービスを運営してきた実績があるからこそ、質の高い求人を豊富に揃えられるのでしょう。
専任のアドバイザーから、徹底サポートが受けられるのも保育士ワーカーの魅力です。
保育士ワーカーには、保育士の就職や転職支援を専門に行なってきた、経験豊富なアドバイザーが多数在籍しています。
面接対策や企業との条件交渉など、転職を成功させるためのサポートを受けられるので、初めて転職活動をする人も安心です。
保育士ワーカーの口コミ
5. ジョブメドレー
ジョブメドレー | |
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おすすめ度 | |
公開求人数 | 約23,000件 |
非公開求人数 | 非公開 |
対応エリア | 全国 |
ジョブメドレーは医療や介護、保育系の求人を豊富に取り扱う転職エージェントですが、転職エージェントにも負けない支援サービスを提供しています。
転職エージェントということで、求人情報を自分で探して気に入ったものが見つかれば直接応募することが可能です。
もし、なかなか希望の求人が見つからない、自分で求人を探している時間がないという場合には、メールや電話でキャリアサポートスタッフに相談することもできます。
転職サイトのように気軽に求人を探しながら、求人の紹介や面接のサポートまでしてもらえるのは嬉しいですよね。
医療業界で保育士として働きたいと考えている人や、基本的には自分で求人を探したいと思っている人におすすめのサービスとなっています。
ジョブメドレーの口コミ
6. 保育求人ガイド
保育求人ガイド | |
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おすすめ度 | |
公開求人数 | 17,000件以上 |
非公開求人数 | 非公開 |
対応エリア | 全国 |
株式会社アスカ/株式会社アスカクリエートが運営する保育士求人ガイドは、保育案件シェア率87%を誇る転職エージェントです。
保育園だけではなく、認定こども園や学童保育、託児所など様々な施設の求人情報が揃っています。
完全無料で参加できるオンライン転職・就職フェアや、退職金・昇給制度・ボーナスなど嬉しい特典も充実しています。
20,000件以上の求人案件数を誇り、様々な条件の求人が掲載されています。
有給消化率100%、残業なし、子連れ勤務可などの求人もあるので、自分のライフスタイルに合わせた求人を見つけることができるでしょう。
全国に拠点を展開
全国に18ヶ所のカフェブースが設置されているのも魅力的なポイントです。
電話やメールだけではなく、カフェブースで直接サポートを受けられるのは心強いですよね。
もちろん、ビデオ通話やチャットなどを使ったオンライン相談も受け付けているので、近くにカフェブースがない人も安心です。
求人案件マップ検索やバーチャル園内見学、録画面接など職場選びに役立つツールも充実しています。
保育求人ガイドの口コミ
7. ほいく畑
ほいく畑 | |
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おすすめ度 | |
公開求人数 | 約4,000件 |
非公開求人数 | 非公開 |
対応エリア | 全国 |
ほいく畑は地域密着型の保育士専門の転職エージェントです。
質の高いサポートは評判も高く、未経験の方やブランクのある方のサポートにも力を入れています。
専任のコーディネーターが転職後も継続的にサポートしてくれるので、安心して保育士の仕事を始めることができます。
また、ほいく畑は厚生労働大臣認可の就業支援センターです。
長年にわたって積み重ねられた実績やノウハウがあり、地域に密着したネットワークが強みと言えます。
子育てや介護などプライベートと仕事のバランスを考えている方に向けた求人が多いのが特徴で、短時間勤務や休日、残業の有無など働き方や条件を重視する方におすすめです。
ほいく畑の口コミ
8. 保育ぷらす+
保育ぷらす+ | |
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おすすめ度 | |
公開求人数 | 約14,000件 |
非公開求人数 | 非公開 |
対応エリア | 全国 |
保育ぷらす+は、認可保育園や小規模保育園、託児所など、保育士が活躍できる様々な職場の求人が豊富に揃っています。
企業内保育や病院内保育の求人も見つかるので、幅広い求人を取り扱っているサービスを探している人も満足できることでしょう。
保育ぷらす+の魅力は、サービス利用料が無料ということです。
面接対策や履歴書の添削など、専任コンサルタントによる手厚いサポートを受けることができますが、サービス利用料はすべて無料となっています。
無料でプロから転職支援をしてもらえるのは魅力的ですよね。
企業との条件交渉もしっかりサポートしてくれるので、一人で転職活動するよりも有利な条件で就職できるかもしれません。
求人数は40,000件以上と十分な数ですし、完全無料で様々なサポートが受けられるということで、登録しておいて損はないサービスとなっています。
9. ほいくジョブ
ほいくジョブ | |
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おすすめ度 | |
公開求人数 | 非公開 |
非公開求人数 | 非公開 |
対応エリア | 全国 |
ほいくジョブは、株式会社プレアデスが運営する転職・求人情報サイトです。
保育士の求人が多数掲載されているだけではなく、業界専門のコンサルタントからサポートを受けることもできます。
求人の紹介はもちろん、面接する時の日程調整や履歴書の書き方の指導、条件交渉などをサポートしてくれるので、安心して転職活動を進めることができます。
非公開求人が充実しているのもほいくジョブの特徴です。
業界トップクラスの保有数で、求人サイトや求人情報誌だけでは見つけることができない、高待遇の求人も見つかります。
転職後の相談もOK
専任コンサルタントに相談すれば、給料や残業、勤務時間など言いにくい交渉も代わりにやってくれます。
自分で職場相手に給料の交渉をするのは難しいですよね。
そういう時も、専任コンサルタントに相談すればすべて任せることができます。
また、転職活動中のサポートだけではなく、就職した後の相談にもしっかりのってくれます。
保育園での人間関係の悩みなどを相談できる人が身近にいるのは心強いですよね。
保育園以外にも、企業内保育室や放課後デイサービス、病院内保育室など様々な求人が揃っています。
正社員として働きたい人、パートやアルバイトの求人を探している人など、幅広い人達におすすめできるサービスとなっています。
保育士の転職サイトを都道府県から探す
保育士は転職しやすい!ニーズが高く求人数も多い
転職活動を考えている保育士にとって気になるのが「転職のしやすさ」ではないでしょうか。
そこで、厚生労働省発表の「保育士の有効求人倍率の推移(全国)」を見てみましょう。
現在もっとも新しいデータが、令和3年7月の2.29倍。
これは、求職している保育士ひとりに対し2.29個の仕事があることを意味しています。
全職種平均の1.11倍に比べると、かなり高いことがわかるでしょう。
また、過去の推移を見ても、保育士は常に高い有効求人倍率を維持しています。
このデータから、保育士の転職先は豊富にあり、転職しやすい環境であると言えるでしょう。
共働きが増え保育園の需要が拡大しているため、今後も保育士の求人数は高い状態をキープすると推測されています。
保育士の転職活動を3ステップで紹介
保育士の転職には平均3か月程度の期間が必要です。
保育士の場合も、一般的な転職活動と同じような流れで進みます。
ステップごとにやることや注意点を紹介します。
1. 求人情報を集める
転職活動をはじめるとき、最初にするのが求人情報を集めることです。
求人情報を集める手段には以下のようなものがあります。
- ハローワーク
- 保育園などのHP
- 求人誌
- 求人サイト
- 人材紹介サービス
転職する場合、自分で積極的に情報を集めることが大切です。
雇用条件や福利厚生、自分がやりたい仕事内容など、自分が転職先に求める条件を明らかにしておくと、情報を集めやすいでしょう。
できるだけ多くの情報を集めたいと考えているなら、転職サイトを利用するのもひとつの方法です。
一般的な転職サイトのほか、保育士に特化した転職サイトもたくさんあります。
どちらのサイトにも保育士の求人はたくさん掲載されているので、転職活動をはじめるときには登録してみてはいかがでしょうか。
2. 応募する
気になる求人を見つけたら、早速コンタクトを取りましょう。
多くの場合、応募には履歴書や職務経歴書が必要です。
履歴書には、自己PRや志望動機などを記載します。
指定がない限り、手書きで丁寧に書きましょう。
園の保育方針やカラーを理解した上で、自分の気持ちを前向きに書くことが大切です。
職務経歴書には、学歴や職歴を記入します。
職務経歴書に関しては、パソコンでの作成を認める保育園も多いようです。
履歴書や職務経歴書は、応募する保育園に合わせて作成したものを用意しましょう。
応募書類の用意は面倒に感じる人が多いもの。
しかし、ここで手を抜かず丁寧に作成することで、面接につながりやすくなります。
がんばって作成してくださいね。
3. 面接を受ける
保育士の転職において、もっとも重要なステップが面接です。
書類からはわからない人柄や熱意は、保育士の転職において大きく評価されるポイントなのです。
新卒採用のときと同じように、基本的なマナーや身だしなみも大切です。
それに加え転職面接では、今までの経験やそこから得た知識や能力にも注目されます。
今までの経験を振り返り、具体的なエピソードとして話せるよう、自分なりにまとめておくとよいでしょう。
面接では自己PRや志望動機、転職理由のほか「何か質問はありませんか?」と逆質問をされることもあります。
自身の意欲を見せられるポイントでもありますので「とくにありません」という回答は避けたいところ。
入職までに学んでおくことや保育方針に関することを質問すると、意欲をアピールすることにつながります。
面接前にあらかじめ逆質問を考えておくとよいでしょう。
保育士の転職エージェントの選び方は?
業界に特化している
保育士の求人を探している人が転職エージェントを選ぶ時に、まず重要になるのが保育士の転職を得意としているサービスかどうかです。
転職エージェントといっても、それぞれ得意としている分野が変わります。
ITの転職に特化したサービスや、医療系の求人を豊富に取り扱っているサービスなどがあるので、どんな職種に特化しているのか見極めることが大切です。
どんなに求人数が豊富でも、保育士以外の求人ばかりでは意味がありませんよね。
保育士の転職に特化した転職エージェントであれば、見つかる求人のほとんどが保育士の求人ですし、保育士向けの転職支援サービスが充実しています。
求人件数も確認
数多くある転職エージェントから自分に合った求人を紹介してくれるところを選ぶために、チェックしておきたいのが求人の数です。
求人件数が多ければ紹介してもらえる求人も多くなりますし、選択肢も増えます。
ここで注意したいのが、転職エージェントには公開されている求人の他に非公開求人があることです。
非公開求人とはネット上に公開されていないため、登録しなければ確認できない求人です。
非公開求人は公開すると応募が殺到してしまうものや採用枠が少ないもの、他社に知られたくないものが多く、好条件であるケースが大半です。
転職エージェントを選ぶ時には非公開求人についてもチェックしてみましょう。
キャリアアドバイザーとの相性
転職活動の成功には信頼できるキャリアアドバイザーの存在が欠かせません。
キャリアアドバイザーとの相性も転職エージェントを選ぶ時には押さえておきたいポイントです。
ただし、キャリアアドバイザーとの相性は登録してみなければわかりません。
カウンセリングの時にしっかり話を聞いてもらえなかったり、連絡が適当だと感じた時には担当を変更をしてもらうのも一つの方法です。
自分の目的を考える
自分の目的に合わせて、転職支援サービスを選ぶことも重要なポイントです。
正社員の求人は人気ですが、すべての人が正社員で働きたいと考えているわけではありません。
例えば主婦をしていて、子育てや家事をしながら仕事をしたいと考えている人の中には、正社員よりもパートやアルバイトで働きたいという人もいるでしょう。
そういう人には、幅広い条件の求人を取り扱っている転職エージェントがおすすめです。
人によって最適なサービスは変わってくるので、まずは自分の目的をはっきりさせて、それに合った転職エージェントを探すようにしてください。
保育士の転職にオススメの時期は?
先ほどの「保育士の有効求人倍率の推移(全国)」のグラフを見てもわかる通り、保育士の求人が多いのは1~3月頃です。
これには、保育園が新年度を見据えた計画的な採用を行うことが影響しています。
「求人数が多いこの時期に転職活動をはじめるとよいのでは?」と考える人もいるかもしれませんね。
しかし、新卒の募集も増えてくる時期なので、おのずと競争率も高くなってしまいます。
そこで転職を考える場合は、この時期より少し早めに活動をはじめるのがオススメです。
保育士の求人は秋頃から徐々に増えはじめるため、9月頃から情報を集めはじめるとスムーズに転職できるでしょう。
転職を決意したら退職の意向はいつ伝える?
保育士の場合、新卒の求人を出す関係で、6~10月頃には来年度についての希望を聞かれることが多いようです。
希望を聞かれた段階で年度末での退職意思が固まっているようなら、このときに伝えるのがスムーズです。
この時期を逃した場合や年度末以外での退職を希望する場合は、発表会や運動会などの大きな行事が終わったあとに話を切り出してみてはいかがでしょうか。
というのも、行事が一段落ついた時期なら、園長や主任保育士に時間を取ってもらいやすいからです。
引き継ぎなどのことを考えると、退職を希望する日の2~3か月前までには、退職の意向を伝えられるとよいでしょう。
保育士の転職で失敗しないためのコツは?
保育士が転職を成功させるコツは、園見学をさせてもらうことです。
転職を経験した多くの保育士が、転職理由に挙げているのが人間関係。
しかし、人間関係の良し悪しを求人情報から推測するのは難しいですよね。
人間関係を重視して転職先を選びたい場合は、園見学などをお願いしてみてはいかがでしょうか。
受け入れてくれるタイミングは園によっても異なるため、まずは電話などでコンタクトをとります。
園見学に行った際は、
- 保育士同士の関わり方は?
- 外部の人に明るくあいさつをしているか?
- 雰囲気は明るいか?
といったことに気をつけて見てみましょう。
園内の人間関係は求人情報だけではわかりません。
園見学を「自分に合うかどうかの判断材料」にしてみてはいかがでしょうか。
保育士は年度途中に退職できる?
そもそも保育士は年度途中に退職できるのでしょうか。
年度途中でも退職できる!しかしデメリットも
もちろん他の職業と同じように、保育士も年度途中での退職が可能です。
しかし「転職や再就職を考えたときに影響が出るかもしれないこと」を知っておく必要があります。
保育士業界では、年度途中の退職にネガティブなイメージがあります。
特に保育園に転職したいと考えている場合は、年度途中での退職について慎重に検討したほうがよいでしょう。
雇用契約によっては年度途中の退職がNGの場合もある
「保育士も年度途中で退職できる」とお伝えしましたが、入職時の雇用契約によっては退職できないこともあります。
期間を定めて雇用契約を結んだ場合、原則、契約途中の退職はできません。
年度途中の退職を希望する人は、雇用契約についても確認しておく必要があるでしょう。
場合によっては自分の身を守るための選択も必要
年度末での退職が望ましいものの、自分を守るために退職という選択が必要な場合もあります。
保育園の労働環境が合わず、心身に支障をきたしているなら無理をせず退職する勇気も必要でしょう。
「担当の子どもたちや同僚の保育士などに迷惑をかけたくない!」という気持ちはすばらしいもの。
しかし、それ以上に大切にすべきなのは自分の健康です。
身体や心の状態が悪化してしまうと、仕事復帰自体が難しくなる可能性もあります。
心身に不調が出ている場合は、どうか自分にとって最良な選択をしてくださいね。
公立保育園の保育士になるには?
公立保育園で正規職員として働くには、どのような経緯が必要なのでしょうか。
公立保育園に採用されるまでの流れを紹介します。
1.保育士資格を取得する
保育士として保育園で働くには、保育士資格が必要です。
保育士の公務員試験の受験資格にも「保育士資格を有している方、または次年度までに保育士資格取得見込みの方」のような文言があります。
現在保育士として働いている人は保育士資格を取得しているでしょうから、次の段階からが重要となります。
2.公務員試験に合格する
公立保育園の正規職員として働くには、公務員試験に合格することが必須です。
募集要項や試験内容は、自治体によって異なりますので、受験前にしっかりと確認しておきましょう。
保育士の公務員試験は、毎年必ず実施されるものではありません。
年度によっては実施されないこともありますので、注意してくださいね。
3.採用候補者名簿に登録される
公務員試験に合格したからといって、即採用となるわけではありません。
公務員試験に合格すると、まず採用候補者名簿に登録されます。
4.採用の連絡を待つ
採用候補者名簿に登録される期間は1年間。
この間に採用を希望する施設があれば、公務員保育士として仕事ができる仕組みになっています。
勤務先がわかる時期は、年度末になることが多いようです。
異動の内示に合わせて通知されるため、勤務開始日ギリギリになって勤務場所が明らかになることも珍しくありません。
保育士資格を生かせる職場・働き先はたくさんある!
「保育士=保育園で働く」というイメージはありませんか?
実は、保育士の資格を生かせる転職先は、保育園だけではありません。
というのも、保育士資格は子どもに関わるあらゆる仕事で生かせるもの。
現在さまざまな場面で保育を必要としているので、保育士が活躍できる場面も多いのです。
しかも、現場によって保育の目的や保育の形態が異なります。
一般的な保育園とは違う目的や形態で、保育が行われている現場もたくさんあります。
保育士が転職先を選ぶときには、保育園以外の転職先も検討してみてはいかがでしょうか。
保育士は生涯にわたって活躍できる資格です。
ぜひ自分に合う仕事を見つけてくださいね。
転職エージェントを上手く活用して理想の職場を見つけよう!
転職エージェントは、就職・転職活動をする人達のサポートをしてくれる心強いサービスです。
給与交渉や面接対策、履歴書の添削など様々なサポートをしてくれるので、特に初めて転職する人は利用してみることをおすすめします。
転職エージェントによって得意としている分野、提供しているサービスが変わるので、自分の目的に合ったサービスを見つけてください。