
医療脱毛は、出力の高いレーザーで行う医療行為です♪
脱毛を始めたい人がまず気づくのが、『脱毛には2種類あるんだ』ということだと思います!
- 光をあてて脱毛するエステ脱毛
- レーザーを当てて脱毛する医療脱毛
医療脱毛とエステ脱毛、何が違ってどっちがいいのか分からない人も多いことでしょう。
そこで今回は医療脱毛について、
- 医療脱毛って何?
- 医療脱毛のメリット・デメリット
- 医療脱毛のリスク
- おすすめポイント
を詳しく解説していきますね♪
医療脱毛を迷っている方はぜひ参考にしてみて下さい♪
医療脱毛の基礎知識
1.そもそも、医療脱毛とは?

医療脱毛は医療従事者が行う、医療機関でしか行えない脱毛のことをいいます。
医療レーザー脱毛は、皮膚や毛髪に含まれるメラニン色素(黒い色)に対してレーザーを照射し、毛髪を再生させる組織を破壊する方法です。
2.医療脱毛は永久脱毛ではない?
ここで勘違いしてほしくないのが、【医療脱毛=永久に毛が生えてこない】ではないということです!
医療脱毛をしたら永遠に毛が生えてこなくなると思っている方、意外と多いと思います。
でもこれは間違いです。

もっと簡単にいうなら、医療脱毛をすれば、7~8割程度の脱毛効果が持続するということです♪
3.医療機関で行っている脱毛全てが永久脱毛とは限らない
これも気をつけて頂きたいポイントです!

医療機関での脱毛がすべて永久脱毛とは限らないのです。
実は、やっていた脱毛がエステと変わらない光脱毛だったということもありますので本当に気をつけるようにしてくださいね。
現在、世の中に永久脱毛といわれる脱毛方法は大きく2種類しかありません。
- ニードル脱毛
- レーザー脱毛
脱毛方法 | 方法 | デメリット |
---|---|---|
ニードル脱毛 | 1つ1つ毛穴に針を刺して電気を通すことで脱毛する方法。着実に処理が可能。 | 時間と費用がかかる |
レーザー脱毛 | 国家機関による医療機器認定をうけた医療レーザー脱毛器を使用して行う脱毛方法。 | 認定を受けている脱毛マシンか確認が必要。 |
レーザー脱毛は、国家機関による医療機器認定を受けているかどうかが鍵になってきます。

認定を受けていないと永久じゃない可能性もあるので脱毛器は要チェックです◎
クリニックだから、病院だからというだけで永久脱毛とは限らないので本当に気をつけて下さいね。

その病院で何の脱毛マシンが使われているかというのは非常に重要になってきます。
「認定をうけてない=効果がない」とは限りませんが、認定を受けた脱毛マシンは、厳しい基準と臨床データのもとで審査をクリアしたマシンです。
4.医療脱毛には毛の周期が関係ある!
医療脱毛はいつでも施術してもらえるのではありません。
毛には周期があって毛周期に合わせて脱毛をするのが効果的です。

上の画像の赤枠の時期が脱毛の最適な時期です
毛の周期は、
- 成長期1
- 成長期2
- 退行期
- 休止期
という順でサイクルします。
この成長期1・2の時期に脱毛をすることでより効果を高めることが出来ます。
退行期や休止期など毛が生え換わる時期に施術しても効果はないのです。

ですから脱毛には、1~2か月おきと間隔が定められているんです♪
5.医療脱毛どのくらいの回数必要なの?
医療脱毛ってどのくらいの回数が必要なのか気になりますよね。

だいたいのクリニックが5回コースプランを設定しています。
目標 | 回数(平均) |
---|---|
ツルツルを目指す | 5~8回 |
5割~7割程度。毛が気にならない程度 | 3~5回 |
2割~5割程度。自己処理が少し楽になる程度 | 1~3回 |

基本3回目以降に効果を感じる人が多いようです。
毛の生えるスピードも全然違います。
5回程度で満足する人が多いことから、5回でセットコースが組まれているクリニックが多いのでしょう。
医療脱毛のメリット編
1.照射力が強いので少ない回数で効果が得られる
医療脱毛は、平均5回程施術することで脱毛効果を感じることが出来ます。
エステ脱毛では、ツルツルを目指そうと思うと平均18回以上必要なので、エステ脱毛と比較しても圧倒的に回数は少なく、効果は1回目から感じることができると思います。
なぜ、こんな回数が少なくて済むのかというと?

光脱毛とレーザー脱毛の照射パワーの違いが理由です。
このパワーが大きいレーザー脱毛は、医療従事者しか扱うことができません。
エステ脱毛では扱うことのできない、医療脱毛の特権ですね♪
2.1年くらいで脱毛完了する!
脱毛は1回では完了することができません。
医療脱毛の1回の施術で脱毛できる毛は、全体の20%と言われています。
1度に脱毛完了できないのは「毛周期」の関係です。

1回ずつ成長期の毛をターゲットに照射していきますので5回で100%を目指していくイメージです♪
医療脱毛の場合は、この毛周期に合わせて2か月に1回程度通うことで、だいたいどこのクリニックでも1年以内に全身脱毛完了することが出来ます。
エステ脱毛が平均2~3年かかるのに比べたらとっても早いです♪
3.美肌効果を得られる!しみ・くすみ改善の効果。
医療レーザーは、美肌効果があります。

特に顔を脱毛すると、化粧のりが良くなったり、毛穴の改善でニキビ予防につながります♪
医療脱毛に使われるレーザーは、肌の奥に熱を伝えるために、新陳代謝があがります。
細胞が活性化してコーラーゲンの生成を促しているからです。
その結果、お肌にハリを与え、美肌効果があるといわれています。

ムダ毛がなくなることで毛穴が小さくなり目立たなくなり、お肌も透明感が増してワントーンあがり、いいことづくしです♪
4.自己処理からの解放!永久脱毛は医療のみ!
永久脱毛といわれる脱毛は、医師や看護師など医療従事者にしか行うことができません。

エステ脱毛で永久脱毛ができるところはありませんので注意してください。
クリニックで使用されているレーザーは出力がとても強いです。
このレーザー脱毛は医療行為に当たるため、永久脱毛というのは、クリニックでしかできないことになっています。
5.トラブルが起きてもすぐ医者が対応できる!
医療脱毛は、万が一、肌トラブルが起きた場合でもすぐにお医者さんにみてもらえる体制が整っています。
これは医療脱毛のメリットでもあります。
脱毛効果の高いレーザー脱毛には、リスクが伴います。

治療やお薬代は無料であることはもちろん、肌トラブルがあった際には、無料で対応してくれるところがほとんどです。
その場合、実費のサロンがほとんどです。
医療脱毛は出力の強いレーザーを与える分、不安な方もいらっしゃると思います。
しかし、どこのクリニックでも、トラブル時のフォローがしっかりとしているので、何かあった時も安心して施術することが可能です。

お薬代や治療が無料というのは、万が一の時にとても安心ですよね♪
医療脱毛のデメリット編
1.エステ脱毛に比べて痛みがある
医療脱毛の痛みを表現するときに良く言われるのが、【輪ゴムをぱちっとはじいたような痛みがする】ということです。

脱毛に伴う痛みは、部位やその時の肌状態によっても異なります。
その人によりますが、まったく痛くないと感じる人もいれば、痛すぎて耐えられない人もいるのでそれぞれだと思います。
ただ、痛みを感じやすいポイントはあるようです。
- VIOやワキなど毛の太い部分
- 鼻下や眉毛の下
- 敏感肌
- 毛深い人
こういった場合や部位は、痛みを感じやすいようです。

痛みがありません。
とは言い切れませんが、個人的には耐えられない痛みでもない気もしますし、相当痛みに弱いとかでない限り、麻酔クリームも塗るほどではないかと思います。
最近では、【痛み】について軽減するようにクリニックごとに様々な工夫をしているところもあります。
脱毛器の種類によっても痛みに違いがあります。

痛みに弱い人は、脱毛器の種類を変えてみるのも1つの方法かと思います。
また、麻酔クリームを無料で使用してくれるクリニックもありますので、痛みが不安な方は、脱毛マシンや麻酔クリームを考慮して、クリニックを選ぶとよいでしょう。
2.エステ脱毛に比べると少し料金が高い
脱毛を考えている大半の人が、医療脱毛とエステ脱毛を比較するのではないでしょうか?
- 医療脱毛(5~6回で完了)平均20万~30万円
- エステ脱毛(12~18回で完了)平均20万前後
エステ脱毛は最近では100円~などとにかく低価格の広告を目にします。

それと比べると、医療脱毛は少し敷居が高く感じるような高額に見えると思います。
たしかに医療脱毛ではエステのように100円から~、1000円~などの金額はありえません。
しかし、エステ脱毛のこういった広告は、1回あたりの料金やキャンペーン料金を記載している場合がほとんどです。
契約するコースは結局高くなったり、医療脱毛とかわらなかったということも・・・

ただパーツ脱毛は、価格値下げ競争の激しいエステ脱毛のほうが断然安いと思います。
デメリットをあげるならば、永久じゃないというところです。
医療脱毛のリスク・危険性
1.やけどのリスクがある

レーザー脱毛は照射パワーが強いので火傷のリスクがあります。
医療脱毛は、レーザーで毛根を破壊します。
破壊する威力があるレーザーを照射することになるので、火傷を起こす可能性は0ではありません。
照射出力を弱めると火傷のリスクは軽減されますが、同時に脱毛の効果も軽減されてしまいます。

それでは意味ありませんよね。
火傷のリスクを軽減するには、経験豊富なスタッフが多いクリニックを選ぶ、日焼けをなるだけ避けることなどでリスクを最小限に抑えることができます。

まず、自分でできることは脱毛前後に日焼けをしないようにしっかりと対策することです。
万が一、火傷をおってしまっても、医師がすぐに対応してくれるクリニックがほとんどですので安心してくださいね。
2.毛嚢炎のリスクがある

ニキビのように毛穴がぷっくりと膨らんでしまう白・赤色のぶつぶつを毛嚢炎と言います。
レーザー照射により、一次的に肌のバリア機能が低下することにより毛穴に細菌が入ってしまうのが原因です。
もし起こってしまっても、適切な処置をしてもらえれば改善しますので大丈夫です。
衛生面に力をいれているクリニックなどを選択することでよりリスク回避することができますし、脱毛直後はあまり肌に直接触れないように意識するなど自分でも気をつけることが大切です。
3.赤みやひりひり感を感じることがある
これは個人差はありますが照射後にみられる現象です。

レーザー照射後、特に毛の濃い太い部分は赤くなったり、ひりひりしやすいです。
ただ2~3日以内に治ることがほとんどですのであまり心配いりません。
3日たっても治らない場合は、医療脱毛の場合、無料で診察・お薬を出してくれるクリニックがほとんどですので見てもらいましょう♪
4.硬毛化

硬毛化とは、レーザー照射により毛が濃く太くなる現象のことをいいます。
おもに照射の熱量不足によって起こる現象。
二の腕・うなじ・背中などが主になりやすいといわれています。
ただ最近では産毛に特化した脱毛マシンが開発されたりと、硬毛化のリスクは軽減されつつあります。
施術したい部位や毛質・肌質にあったマシンを選べるように、マシンが豊富なクリニックなどを選択することでリスクは回避できると思います。

万が一、硬毛化してしまった時の対処法
- 照射を続ける(レーザーが反応しやすくなる為)
- 照射を一旦お休みしてみる(毛周期を待ってみる)
- ニードル(針)脱毛をして1本1本処理する
医療脱毛はいつ始めるべき?時期は?
脱毛するなら秋冬!
肌の露出が増えてくる季節が夏。
そこに合わせて脱毛するなら秋冬にスタートするのがおすすめです。

夏になるころにある程度薄くしておきたいという人は9~10月にスタートするのがベストです。
なぜ、秋冬がいいのかというと・・
- 紫外線が少ない
- 予約が夏と比べて少ない
- ゆっくりと毛周期に合わせて脱毛できる
夏前に急いで脱毛をスタートさせる人って意外と多いんです。

冬は日焼けを気にすることなくゆっくり脱毛できるので、夏にしっかり間に合わせたいなら秋にスタートするのがベストです♪
もちろん、夏に日焼けをしてはいけないというわけではありません!
夏に脱毛するなら・・・
- 紫外線にきをつける
- 日焼け止めを徹底する
- 脱毛した直後は極力紫外線を浴びない
など注意することでリスクは回避できます。
医療脱毛が出来ない人の特徴とは?

医療脱毛が施術できない・避けたほうが良い人の特徴を説明していきますね。
妊娠中・授乳中の人
ホルモンバランスが不安定な妊娠中・授乳中は、脱毛が出来ないところがほとんどです。
これは、医療脱毛に限らず、エステ脱毛でもできません。

妊娠中や授乳中は、敏感になったり、一次的に毛が濃くなったり、毛周期が乱れたりと本来の脱毛効果を発揮するのが難しいです。
妊娠をすると肌トラブルが起きても薬を服用できなかったり、長時間同じ姿勢で施術をすると母体へ負担がかかったりします。

ただ勘違いしないでほしいのが、脱毛のレーザーが体や子宮に悪影響を与えることはありませんので安心してください♪
日焼け肌の人は注意!

【日焼け肌の人は医療脱毛が出来ない】というわけではありません。
しかし、クリニックによってはお断りしてるところもあるので注意です!
日焼け肌は、過剰に発生したメラニン色素にレーザーが異常に反応して、火傷や色素沈着のリスクが高まるといわれています。
しかし、最近では日焼け肌でもできる脱毛マシンが開発されるなど、日焼け肌でも脱毛できるクリニックが増えつつあります。
日焼けしてるけど脱毛したい場合は、脱毛マシンが豊富なクリニックを選ぶと良いでしょう。
まとめ
医療脱毛に限らず、脱毛にはかならずメリット・デメリット・リスクが存在します。

医療脱毛の場合は、肌トラブルが起こってもすぐにお医者さんや看護師さんに対処してもらうことが可能ですが、トラブルが0とは言い切れません。
最小限にリスクを抑え、脱毛できるようにクリニックも努力しているので、ご自身で見極めて自分に合っているか見極めることも大切です。
万が一のトラブルの為にも、保証やサポート、お薬代など施術以外の費用も確認しておくことをおすすめします。
しっかり理解したうえで、安心して医療脱毛をして綺麗になってくださいね♡