結婚式に招待され始める年代なのが、20代ですよね。
結婚式に初めて参列する人も多く、結婚式にふさわしい服装や、スーツの選び方のポイントなど、わからないことは多々あると思います。
20代の男性にふさわしい結婚式の服装を選ぶには、「TPOをわきまえた服装をすること」「清潔感があること」がポイントです。
また、友人として出席することが多い傾向にありますが、親族や会社関係として出席することも少なからずあります。
結婚式にふさわしい服装は、出席する立場によっても異なるので、その点についても注意して選ぶ必要があります。
今回の記事では、20代男性にふさわしい結婚式の服装について詳しく見ていきたいと思います。
20代男性にふさわしい結婚式の服装は？
20代の男性が結婚式の服装を選ぶ場合には、TPOをわきまえた服装をすることがおすすめです。
結婚式に参列することが初めての人も多いため、オシャレを重視してしまうと、結婚式でのマナーを無視してしまうことも少なくありません。
基本に忠実にマナーを守った着こなしをすることで、清潔感のある爽やかな印象を与えることができます。
また、結婚式で着用するスーツは結婚式に参列する時の立場や時間帯などによって、ふさわしい服装が異なります。
その服装とは、以下のようなものになります。
・準礼装→正礼装の次に格式の高い礼装であり、主賓や上司、親戚などが着るもの
・略礼装→最もポピュラーな礼装であり、同僚や部下、友人などが着るもの<
新郎新婦の友人や会社関係として出席する場合には略礼装が一般的です。
準礼装だと、新郎新婦の親族よりも格上になってしまう可能性があります。
結婚式では、新郎新婦に近い立場の人よりも格下のものを選ぶのがマナーです。
そのため、親族としての出席でない限りは略礼装を着用するようにしましょう。
親族として出席する場合にも、新郎新婦の叔父でない場合には、略礼装で問題はありません。
このように、20代男性が着用するスーツは略礼装が一般的なので、略礼装を着る時のマナーをしっかりと押さえておくことが重要です。
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20代男性が押さえておくべき着こなしマナーとは？
20代の男性が押さえておくべき着こなしマナーとは、以下の通りです。
- TPOをわきまえた服装を選ぶ
- 立場別にふさわしい服装を選ぶ
- 清潔感を重視した服装を選ぶ
それでは、それぞれについて、詳しく見ていきましょう。
TPOをわきまえた服装を選ぶ
結婚式にふわさしい服装を選ぶ場合には、TPOをわきまえた服装をすることが重要です。
20代男性の場合、一般的には略礼装で問題はありません。
フォーマルな式である場合には、スーツやシャツ、カバン、靴下、靴なども、基本に忠実にマナーを守って選ぶことが重要です。
カジュアルな式・二次会である場合には、ドレスコードが緩くなるので、デザイン性の高いものやカラフルなものを選ぶなどの工夫をしてみましょう。
立場別にふさわしい服装を選ぶ
上述しましたが、結婚式にふさわしい服装は新郎新婦からの立場によって異なります。
一般的には、友人・会社関係として出席する場合には「略礼装」を着用するのがマナーです。
親族である場合にも、新郎新婦の叔父でない限りは「略礼装」で問題はありません。
ただし、兄弟であり、新郎新婦の写真撮影や招待客へのサポートを行う場合には、招待客の目に触れることになるため、「準礼装」を着用することもあります。
結婚式での役割によっても、どのような服装にするかは親族間で話し合っておくと良いでしょう。
清潔感を重視した服装を選ぶ
清潔感を重視した服装を選ぶためには、マナーを踏まえた上で、スーツやシャツ、カバン、靴下、靴などを選ぶことが重要です。
また、汚れやほつれが見られるものや皺があったり、穴の空いているものなどを身につけていると、見た目の印象も良くありませんよね。
結婚式というお祝いの席で、みっともない容姿で参列しないようにするためにも、汚れなどがない綺麗なものを着用するようにしましょう。
20代男性が着るべき結婚式の服装を立場別にご紹介！
20代の男性が着るべき結婚式の服装について以下の立場別にご紹介します。
- 親族
- 友人
- 会社関係
それでは、詳しく見ていきましょう。
親族
親族の場合、ブラックスーツを着用するのが一般的です。
20代であれば、新郎新婦と同い年もしくは年下である場合が多いため、ネイビーやダークグレーなどのスーツを選んでも良いでしょう。
ただし、スーツをダークカラーにする場合、ネクタイはシルバー、靴下と靴はブラックにするなど、基本に忠実なコーディネートをする方が印象は良くなります。
友人
友人の場合、ブラックスーツまたはダークカラーのスーツを着用するのが一般的です。
結婚式に参列するのが初めてという方は、ブラックスーツを着用したコーディネートを行う方が無難といえます。
結婚式に何回か参列した経験のある方やオシャレをしたいと思う方は、スーツやシャツ、ネクタイのデザインやカラーを変更したり、小物を活用するのもアリですね。
会社関係
会社関係の場合、ブラックスーツまたはダークカラーのスーツを着用するのが一般的です。
親族よりはフォーマルに着飾らなくても問題はありませんが、ブラックスーツの方が印象は良いでしょう。
新郎新婦の同僚または部下である場合には、ブラックスーツに限らず、ネイビーやダークグレーなどのダークカラーを選ぶのもおすすめです。
スーツをオシャレに着こなすポイントは？
20代の男性は結婚式というお祝いの席ではできる限り、スーツでもオシャレにしたいと思うものですよね。
そこでここでは、TPOをわきまえた上でできる、スーツをオシャレに演出するための着こなし術についてご紹介します。
- スーツをストライプ柄にする
- ベストを着用する
- ネクタイピンやカフスなどの小物を活用する
- 全体の色合いに統一感を持たせる
それでは、それぞれについて詳しく見ていきましょう。
スーツをストライプ柄にする
スーツのアレンジとして定番なのは、ブラックではなく、ネイビーやグレーなどのダークカラーを選ぶことですよね。
しかし、今時の結婚式では、スーツの色だけではなく、薄いストライプなどの柄物であればOKとされています。
そのため、オシャレに演出したい場合には、ダークカラーに薄いストライプ柄のスーツに挑戦してみましょう。
ベストを着用する
スーツをオシャレに着こなすためには、ベストを着用するのもおすすめです。
ベストを着用することで、スーツのみの場合よりも、さらにフォーマルな印象を演出することができます。
ベストは3ピーススーツが基本ですが、スーツがブラックまたはネイビーである場合には、ベストをグレーにしても良いでしょう。
また、スーツとベストの色だけではなく、シャツにもこだわってコーディネートをすると、オシャレに演出することができます。
ネクタイピンやカフスなどの小物を活用する
結婚式の服装をオシャレに演出するためには、小物を活用するのもおすすめです。
具体的なアレンジ方法は以下の通りです。
・カフス→シルバーアクセサリーのカフス
・チーフ→白色または淡いパステルカラーのチーフ
ネクタイピンやカフスは、スーツにつけるアクセサリーのことをいいます。
格式の高い、フォーマルな式である場合には、パールなどの石があしらわれているネクタイピン、シルバーアクセサリーのカフスを選ぶと良いでしょう。
また、カフスについては、ドクロなどの縁起の悪いものやチェーンのついているものなどは避けることが重要です。
チーフについてもフォーマルな式では白色がふさわしいですが、今時のアレンジとしては淡いパステルカラーのものを選んで、ネクタイと合わせるのもおすすめです。
全体の色合いに統一感を持たせる
スーツをオシャレに着こなすためには、全体の色合いに統一感を持たせることが重要です。
例えばスーツがネイビーなのに対して、靴下がグレー、靴がブラックであれば、色合いに統一感がなくバランスが悪く見えますよね。
そのためスーツがネイビーなのであれば、靴下と靴はネイビーまたはブラックにする方が全体のバランスは良くなります。
見た目の印象を踏まえた上で、全体の色合いに統一感が出るようにコーディネートをすると、オシャレに演出することができます。
結婚式の服装のマナーの範囲内でオシャレに着飾ろう！
20代であれば、結婚式に参列するのが初めての方も多いと思います。
20代男性の場合、結婚式ではTPOをわきまえた清潔感のある服装を心がけることが重要です。
しかし、若い世代であれば華やかでオシャレなアレンジがしやすいのも事実です。
結婚式の形式や新郎新婦からの立場によってもふさわしい服装は異なりますが、それぞれのマナーを押さえていればオシャレをしても問題はありません。
そのため上記を参考に、結婚式の服装のマナーの範囲内で自分に似合うコーディネートを考えて、オシャレに着飾りましょう。