TOEICとは?受検するメリット・難易度・勉強法などを紹介

学び

英語が好きな人、苦手な人でも、TOEICのテストを1度は受検したことのある人も多いのではないでしょうか。

最後まで体力が持たなかった、長文にてこずったなど、その大変さでも有名ですが、だからこそチャレンジのしがいもありますよね。

テストのスコアが高いと、いろいろな場面で優遇されることが多いです。

コツコツと勉強していくことは、なかなか骨の折れることではありますが、将来も見据えながらTOEICの特徴をみていきましょう。

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TOEICとは?

英語コミュニケーション能力をスコアで評価

TOEICは英検のような合否ではなくスコアで評価されるので、自分の現在の正確な英語力を測ることができます。

そして、世界160ヵ国で実施されている世界基準のテストです。

英語の知識や教養にとどまらず、会社や普段の生活で使う実用的な英語能力(コミュニケーション能力)をいろいろな観点から測定できるのが特徴と言えるでしょう。

テストには種類がある

TOEICには2つのテストブランドがあります。

それぞれ、読む、書く、聴く、話すの技能に分かれているので、自身のレベルに応じて測定したい技能を受験することができます。

一つ目のTOEIC Testsは、日常生活やビジネスでの英語の能力を測るテストです。

もう一つのTOEIC Bridge testsは、英語学習の初心者から中級者向けの、日常生活をメインにした英語力を測るテストになります。

受検するメリットは?

就職や転職でアピールになる

就職の際には、TOEICのスコアが応募基準になっている会社も意外と多く、一部大企業の中には、ある程度努力をしないと取得できないスコアが必要な会社も存在します。

ですので、学生時代から英語の勉強を重ねている人も多く、独学で学んだり、スクールに通う人もいるようです。

グローバル化が謳われて久しい中、世界基準の英語力を示すことのできるTOEICは、転職においても有利になります。

特に海外に拠点のある企業では、即戦力としてアピールできる材料になるでしょう。

給与やキャリアアップにつながる

TOEICのスコアが高得点であれば、給与がアップする企業もあります。

そのため企業側で受検料を負担して、社員のモチベーションアップのため、TOEICを受験させるケースもあるようです。

企業によっては月に数万円も出すそうですので勉強のしがいもありますね。

また、外資系企業では基本的に能力主義なため、ハイスコアを保持しておけば、高い給与をもらえるチャンスにも繋がるのです。

世界が広がる

英語を勉強していく中で、例えば異国の文化や価値観の違いに触れることがあります。

時にとまどうこともあるでしょうが、日本にいるだけでは理解できないことを、世界を通して学んでいくこともできるのです。

海外に住むかどうかはさておき、世界から日本を眺めることで視野が広がり、新しい発見、さらには新しい出会いもあることでしょう。

スコアや難易度について

履歴書記載の目安は700点

TOEICのスコアは自身の英語力の指標でもあり、点数によってレベルもはっきりと分かります。

そして、どんな技能が足りていないのか、今後の勉強の目標設定も可能です。

ちなみに700点以上あると、それなりに英語ができると判断されるので、履歴書にも書いてアピールできるレベルと言えるでしょう。

上場企業のうち約7割に相当する海外取引がある部門では、グローバルなビジネスを展開していく中で700点のスコアを目安にしています。

それでも700点以上を取得している人は、全体の約3割程度しかいません。

海外勤務などでは高いスコアが求められることも

海外拠点のある一部大手企業では、海外赴任をするのに際し、860点を課しているケースもあります。

ただし、このレベルの人の中には、英会話ができなかったり、英語で上手く文章を書けない人もいるようです。

読む、書く、聴く、話すの4つの技能のバランスが大事になりますね。

それでも、800点以上のスコアを持っていれば、履歴書では大きな強みになります。

また、ビジネスにほぼ困らないレベルの900点以上の人の割合はさらに少なく、全体の3~4%程度です。

高い英語力を求めている企業からは、英語に精通した魅力的な人材として写ることでしょう。

それにしても、ハイスコアを取得することがいかに大変なことかが伺えます。

勉強法について

TOEICの勉強の仕方にはコツがあり、特に英語初心者やTOEIC初受検者は、誤った方法で勉強をしてしまいがちですので、正しい方法を紹介していきます。

まずは基礎を固める

まず、基礎固めもしないでいきなり実践の問題集を解くのはよくありません。

というのも、分からないことが多すぎて、復習するにも大変な時間がかかってしまうからです。

最初は基礎を固めることに集中し、問題集を解くのはそれこそテストの1週間ほど前でも充分でしょう。

語彙を増やすことが重要

TOEICテストは文法、リスニング、長文などと幅広い分野の出題がありますが、単語を学ぶことに力をいれることが先決です。

TOEICでは頻出単語が多いので、効率的に反復学習することで、徐々にインプットしていきましょう。

また、基礎の単語をしっかり固めておいてから、その後に文法を勉強していくとスムーズに理解できます。

分からない単語にはこだわらない

長文に関しては、まとまりごとに読んでいくと、頭に入りやすいです。

文の中には分からない単語も当然出てきますが、細部にこだわるのはあまりよくありません。

文脈から想像する力も身につける必要があります。

さらに、苦手な人が多いリスニングは、細切れ時間を上手に活用することで、ネイティブの音に少しずつ耳を慣らしていきましょう。

何より、自分のレベルに見合った方法と、無理のない学習スケジュールを立て、勉強を進めていくことが大切です。

活躍できる場所は?

航空・旅行業界

航空業界は空の玄関口でもある空港、それから機内と、外国人と接する機会が多い場所ですよね。

特に空港のカウンターや機内では、てきぱきとした英語でのコミュニケーション能力が求められます。

外国人のアテンドなども行う旅行業界では、少し込み入った内容の英語会話ができると重宝されるでしょう。

また、海外の旅行先でのアテンドもあることから、現地の方とのスムーズなコミュニケーションができると仕事も滞りなく進みますよ。

金融業界

主にお金を扱う仕事であり、専門性が高い金融業界ですので、英語に触れる機会はそれほど多くないかもしれません。

それでも、証券会社の国際部門、調査部門等など、為替を見る際には英語力が必要です。

また、金融用語は英語が多いこともあるため、英語に慣れておいて損は無いでしょう。

メーカー・物流業界

海外拠点の多いメーカーも、メールで海外とやり取りをしたり、英語での電話応対があるなど、英語を使う機会は結構あります。

また、海外赴任したい人にとっては、高いスコアを保持しておくと希望が叶いやすくなりますよね。

物流関連も比較的英語を使うことの多い業界で、顧客が商社やメーカーになっていることから、それなりの英語能力を求められるでしょう。

物流業界とメーカー、商社とを併願している人も多いようです。

英語学習で人生に彩りを

TOEICは世界基準なので、海外で働く機会があったときにはきっと評価してもらえます。

そして何より、テストを受けることだけにこだわらず、英語の学習を通して世界を学ぶことも、また楽しみの一つではないでしょうか。

片言でもいいから、外国人とコミュニケーションできることの楽しさ、海外旅行で触れ合う現地の人との交流は、何物にも代えがたいものです。

英語を勉強することで、人生が豊かになるといいですね。

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