女性の年収が男性より低くなる理由は?女性が年収アップを狙う方法と注意点も解説

転職
  • 同じ仕事をしているのに男性社員の方が年収が高い
  • 男女間で年収差が生まれる原因は何?
  • 女性が高収入を得る方法を教えてほしい

こんな悩みをお持ちではありませんか?

男女格差の是正が叫ばれているにもかかわらず、低年収に悩む女性は少なくありません。

直接的な待遇差別を受けていなくても、男性優位な職場にうんざりすることもあるでしょう。

それでは、女性が男性よりも多く稼ぐことは諦めなければいけないのでしょうか?

結論から言うと自分次第で女性も男性より稼ぐことができます。

なぜなら、起業や独立、働き方改革などで女性活躍の場が広がっているからです。

この記事を読めば、女性が満足のいく年収を得るヒントが見つかるので、ぜひ参考にしてください。

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男性と女性の年収格差は200万円以上

男性女性
全平均年収545万円302万円
正社員の平均年収570万円389万円
非正規雇用者の平均年収267万円162万円

引用:令和3年民間給与実態統計調査

令和3年に国税庁が発表した民間給与実態統計調査によると、男性の平均年収が545万円なのに対して、女性は302万円と243万円も差があります。

正社員に的を絞っても、男性の平均年収は570万円に対し、女性は389万円と181万円も開いています。

どの女性の平均年収を見ても、国民の平均給与収入443万円より少ない状況です。

女性の年収が男性より低くなりがちな理由は?

女性と男性で大きな能力差があるわけでもないのに、年収が変わるのはなぜでしょうか?

順番に見ていきましょう。

非正規雇用の割合が多い

女性は男性に比べると非正規雇用者の割合が多い傾向にあります。

男女共同参画局の調査によると女性の非正規雇用者の割合は女性全体の54.4%。

働き盛りと言われる25才~34才でも34.4%を占めています。

女性が非正規雇用を選ぶ主な理由は以下の通り。

  • 労働時間を自由に選びたい
  • 通勤に時間を取られたくない
  • 正社員そのものが辛い

正社員になると、労働時間に融通が利きにくくなります。

基本的に正社員は平日フルタイム勤務で、有給を取るのも入念な根回しが必要な場合もあるでしょう。

遠方に転勤になれば通勤時間も増えるため、正社員を続けられなくなる女性は少なくありません。

その結果、非正規雇用に転職して年収が下がる女性はたくさんいます。

女性管理職が少ない

一部の業界では女性の管理職登用に消極的な会社も多く見受けられます。

厚生労働省の令和3年度雇用均等基本調査によると、女性管理職がいる企業は全体の53.2%。

約4割の企業に女性管理職がいないことになります。

また女性管理職がいる企業でも、課長級相当の女性管理職は管理職全体の12.3%と低い傾向にあります。

女性管理職が少ない背景は主に以下の2つ。

  • 女性への偏見が強い
  • 育休・産休がハンデになっている

女性がキャリアアップすることに難色を示す企業も珍しくありません。

酷い場合だと「女性は寿退社するから昇進させたくない」「女性は男性より能力が劣る」と根拠のない理由で登用しないケースもあります。

また、産休や育休を取得した際に、昇進要件から外れたり遅れたりする企業もあります。

私の勤め先でも就業規則に「育休を取った社員は休んだ期間分、管理職の登用が後ろに伸びる」と明記していました。

このように、女性のキャリアアップを妨げる要因が多くて、男性より年収が下がるケースは少なくありません。

ライフイベントでキャリアを中断

前章と少し被りますが、結婚や出産などのライフイベントが収入に影響を与えるケースもあります。

  • パートナーの転勤で仕事を辞めざるをえない
  • 育児の時間が欲しいため時短勤務に変更する

専業主婦やパートのように一定期間をキャリアの空白があると、正社員に戻るのが難しくなります。

正社員のまま産休や育休を取れたり時短勤務にできたりしても、昇進が遅れるケースは多々あります。

その結果、男性より年収を下回る女性は少なくありません。

女性が年収アップを狙う方法は?

女性を取り巻く就労環境は依然として厳しいですが、今は働き方や価値観が多様化して、女性も年収を増やしやすい時代になっています。

ここでは、女性が年収アップを目指す方法を4つ紹介します。

管理職を目指す

管理職を目指して高給取りになるのは、女性の年収アップで最もオーソドックスなパターンです。

特に大企業は役職無しから中間管理職へ昇進する際に、大きく給料が伸びる傾向にあります。

私の勤め先も大手インフラ企業ですが30代に係長になって年収が200万円近く増えた人もいます。

女性が管理職を目指す際のポイントは以下の2つ。

  • 女性管理職が多い部署を狙う
  • 就業規則を良く確認する

後に詳しく解説しますが、女性管理職になりやすいかどうかは、所属する業界や部署によって変わります。

私の勤め先でも事務や営業部からは役員が輩出されているのに、技術系等からは女性課長の登用実績はありません。

また、就業規則によっては、育休や産休などの特別休暇が昇進の妨げになることもあります。

「今出産したら管理職になるのは何年後になるか」「なるべく早く出世したいから部署異動を検討すべきか」などを踏まえて、管理職を目指しましょう。

高年収な会社に転職する

社内出世が難しいようであれば、より高待遇な会社に転職するのも有効です。

そもそも性差に関わらず、どの会社(もしくは業界)で働くかで収入は大きく変わります。

下の表は40歳時点での業界別の平均年収ランキング。

最大で800万円以上の差が生じています。

業界平均年収(40才)
総合商社1257万円
コンサルティング1246万円
海運896万円
医薬品816万円
不動産812万円
外食491万円
レジャー491万円
百貨店429万円
介護420万円

例えば、百貨店でフロアマネージャーをしても年収500万円弱かもしれませんが、外資系の営業職に転職した途端700万円近くまで増えることは十分考えられます。

市場価値の高いスキルを身に付ける

マーケットで需要の高いスキルを習得するのも、女性が年収を増やす上で有効です。

特にITスキルは狙い目。

IT業界は目覚ましい発展を遂げており、需要に対して供給が追いついていません。

経済産業省の調査によると2030年までに70万人以上のIT人材が不足するとの試算が出ています。

加えてITスキルは挫折者も多いため、常に人材の争奪戦が起こっています。

そのため、高待遇の企業が目白押しです。

実際、派遣事務からITエンジニアに転職し、年収を倍以上増やした方もいます。

自分の力で稼ぎを増やしたい方はITを初め、市場で求められるスキルを習得しましょう。

独立・起業する

フリーランスとして独立したり会社を立ち上げるのも、収入アップでおすすめの手段です。

最大のメリットは収入の上限が無くなること。

会社員の場合は賃金テーブルが決まっているため、どれだけ成果を残しても昇給幅は限られています。

一方、フリーランスとして独立すれば売上げは全て自分のもの。

着実に取引をこなしていけば数年で単価が3倍になることも珍しくありません。

実際にフリーランスになってから会社員時代の給料を上回った女性もいます。

独立や起業はスピーディに収入を増やす有効な手段といえるでしょう。

女性が年収を上げる際の注意点は?

女性が収入を増やす方法を紹介しましたが、ただ闇雲に実践しても、満足できるキャリアを歩めるとは限りません。

ここでは、女性が年収アップを目指す際に気をつけるべきことを4つ紹介します。

なぜ年収を上げたいのか言語化する

収入アップを目指す前に、今の年収では満足できない理由を言語化しましょう。

  • 配偶者の収入に依存したくない
  • 子供の養育費を稼ぎたい
  • 持ち家を購入したい

明確な理由もなく収入を上げようとすると、私生活に影響が出る可能性があります。

私の女性上司も目先の待遇に釣られて管理職になりましたが、毎日残業続きで辛いとのこと。

「収入は増えたけれど、自分の時間がなくなって昇進を後悔している」と嘆いていました。

年収アップはあくまで人生を潤す手段の1つです。

収入を上げたい理由を明確にしてからキャリアプランを考えましょう。

常にスキルアップする姿勢をもつ

継続的に収入アップさせたいなら、常に新しい技術を学ぶマインドをもちましょう。

前述の通り収入を増やすためには市場価値が高いスキルを身に付ける必要があります。

しかし、一度身に付けたスキルがいつまでも使えるとは限りません。

なぜならスキルが陳腐化したりAIなどで代替されたりするからです。

例えば、半世紀前まで流行っていたプログラミング言語「Fortran」はマイナー言語になっています。

ライティングにおいても「Chat GPT」の誕生で、よりオリジナリティのある文章が書ける力が求められます。

このように、時代の変化で求められるスキルは変わってきます。

新しい技術を見つけたらすぐに学び実践する気持ちをもちましょう。

家族と考えを共有する

収入アップを含めキャリアに悩むなら、家族と情報共有することも大切です。

収入アップを目指すとなると、どうしてもワークライフバランスに影響が出かねません。

  • 残業続きで帰りが遅くなる
  • 独立したてで家にいても仕事三昧
  • 子供を両親の家に預ける必要がある

何の断りもなく上記のような状況を迫られたら、家族との関係が悪化しかねません。

キャリアが大きく変わりそうなら、どのように生活が変わるのか、家族にとってメリットはあるのか、などを共有しましょう。

女性に理解ある会社に転職する

意外と見過ごされがちですが、収入アップ以上に女性に理解ある会社へ転職できるかどうかも重視すべきです。

先述の通り業界や職種が年収を左右すると言いました。

しかし、年収だけを基準に会社を選ぶと、男性中心の企業に就職するリスクがあります。

女性への配慮が行き届いていない会社に就職すると、以下のような場面に直面するかもしれません。

  • 育休・産休を取得できない
  • 転勤・異動が頻繁に起こる
  • セクハラが横行

こうなっては、何のために転職して収入を上げたのか分かりません。

収入アップも大切ですが女性に理解ある会社かどうか見極めることも大切です。

「見分け方が分からない!」という方は、志望企業の女性社員インタビューを読みましょう。

自分の理想の働き方に近ければ、女性への理解は高いといえます。

まとめ

この記事では、男女間で年収差がある原因と女性が年収を増やす方法、年収アップを目指す際の注意点について紹介しました。

男女格差が酷い会社は依然として多く、同じ仕事をしても男性を優遇するケースは少なくありません。

産休・育休も整備されておらず、キャリアを断念せざるをえない女性も多いでしょう。

しかし、ITの発展や価値観の多様化で自分の力で収入を増やす土壌が整っています。

この記事で紹介した内容を参考に、自分らしいキャリアを歩んでください。