こんにちは。Manapの編集長です。
長崎県で新型出生前診断(NIPT)をしたいけど、年齢が35歳未満の方や認可施設は条件が厳しくて検査を諦めたという経験がありませんか?
どんなクリニックで受けて良いのか、そもそもクリニックが住んでいる地域にあるのかなどわからないことだらけですよね。
妊娠中のお母さんは、常にお腹の子が心配で毎日不安で過ごしてる方も多いことでしょう。
この記事では、長崎県でNIPT検査ができるクリニックを検査の料金や条件なども合わせて紹介します。
- 長崎県でNIPT検査をしたい方
- 長崎県で年齢制限無しのNIPTを探している方
NIPT検査をどこで受けていいか悩んでいる方はぜひ参考にしてみてくださいね。
NIPTで何がわかる?
・13トリソミー
・18トリソミー
・21トリソミー
認可施設では、3つのトリソミーのみ調べることが可能です。
この3つのトリソミーは染色体異常の7割を占めており、母体の年齢が35歳以上になると発生率がより高まると言われています。
トリソミー | 発生率 |
---|---|
ダウン症(21トリソミー) | 700~1,000人に1人 |
エドワーズ症候群(18トリソミー) | 3,500人~8,500人に1人 |
パトウ症候群(13トリソミー) | 5,000人~12,000人に1人 |
一方で認可外施設では、3つのトリソミー以外にも細かい項目を調べることができ、全染色体異常や微笑欠失症候群、性別判定も調べることができる点が認可施設との違いでしょう。
ただし、より細かく調べられるからといって、すべての病気がわかる訳ではありません。

NIPTでは、一部の限定的な疾患を見つけることができると思っておきましょう。
NIPTの検査方法やリスクは?
NIPTは、検査精度が99.9%とかなり高く、同じ非確定的検査の「超音波検査」や「母体血清マーカー検査」よりも信頼できるでしょう。
検査結果を確定するには、確定的検査の「羊水検査」や「絨毛検査」が必要ですが、はじめから確定的検査を行うのはリスクがあります。

羊水検査で1/300、絨毛検査で1/100の確率で、流産・死産のリスクが存在します。
NIPTは、こういった無用の羊水検査を減らす効果などのメリットもあり、死産なや流産といったリスクもないので安心して検査できるでしょう。
【NIPT】長崎県でおすすめのクリニックは?
認可 | ・長崎大学病院 |
---|---|
認可外 | ・ミネルバクリニック |
比較一覧表
長崎大学病院 | ミネルバクリニック | |
---|---|---|
年齢 | 35歳以上 | 何歳でもOK |
料金 | 213,000円 | 176,000円 |
カウンセリング | 有料 | 検査費用に含む(無料) |
妊娠検査週数 | 妊娠10週0日〜 | 妊娠9週0日〜 |
遺伝カウンセリング | 臨床遺伝専門医が対応 | 臨床遺伝専門医が対応 |
来院回数 | 2〜3回程度 | 1回 |
追加費用 | なし | なし |
検査結果 | 14日前後 | 最短7日〜14日 |
結果通知 | 来院 | マイページ・来院・郵送 |
羊水検査 | 52,920円 | 15万円まで保証 |
比較結果は?
・対面でNIPTを受けたい方。
・少しでも早く検査したい方
・外出をなるべく避けたい方
・少しでも検査費用を安く抑えたい方
・性別判定や他の項目も知りたい方

長崎大学病院でNIPTを受けるメリットは、対面で全て行われる点でしょう。
ミネルバクリニックの場合は、オンラインNIPTになる為カウンセリング等はビデオ通話で行ういます。
その為、直接医師の先生と話したいという方には向いていません。
しかし、対面である点以外は、ミネルバクリニックの方がメリットは多いため、どちらが自分に合っているか検討する必要があるでしょう。
ミネルバクリニック
ミネルバクリニックの基本情報
比較項目 | ミネルバクリニック |
---|---|
妊娠検査週数 | 妊娠9週0日〜 |
遺伝カウンセリング | 臨床遺伝専門医が対応 |
年齢制限 | 何歳でもOK |
来院回数 | 1回(オンラインの場合不要) |
検査費用 | 176,000円 |
追加費用 | なし |
検査結果 | 最短7日〜14日 |
結果通知 | マイページ・来院・郵送 |
羊水検査 | 15万円まで保証 |
ミネルバクリニックのポイント
- 最新のNIPTがオンラインで可能
- 遺伝専門医が在籍
- 年齢制限なし
- 24時間電話サポート(陽性の場合)
ミネルバクリニックは、認可外ですが大学病院レベルの質の高いNIPTを提供しています。
また、遺伝専門医が在籍しており、先生自身も妊娠・出産を経験していることから妊婦さんに寄り添った診療をしてくれるので安心でしょう。
NIPTは繊細な検査である為、万が一陽性の場合でも妊婦さんを1秒でも不安にさせない徹底した手厚いサポートが魅力です。
最新のスーパーNIPTが可能
ミネルバクリニックは日本で唯一、最新のスーパーNIPTに対応しており、より正確なNIPTを行うことができます。
スーパーNIPTは、妊娠9週〜検査可能や偽陽性0、陽性的中率100%など、他院よりも早い週数で高い検査精度なのが特徴です。
このご時世だから外出をなるべく避けたい方や上のお子さんがいる方、つわりや体調不良が続く方など、オンラインNIPTを選択することで身体的負担を減らすことができるでしょう。
スーパーNIPT以外にも第1・2世代のNIPTやデノボ検査(男性のNIPT)なども取扱がある為、カウンセリングを通してゆっくり決めることができますよ。
アクセス
住所 | 東京都港区北青山2-7-25 神宮外苑ビル1号館2階 |
---|---|
最寄駅 | 外苑前駅から徒歩1分 |
診療時間 | 10:00~14:00 16:00~20:00 |
休診日 | 火曜・水曜 |


長崎大学病院
比較項目 | ミネルバクリニック |
---|---|
妊娠検査週数 | 妊娠10週0日〜 |
遺伝カウンセリング | 臨床遺伝専門医が対応(有料) |
年齢制限 | 35歳以上 |
来院回数 | 最低3回 |
検査費用 | 213,000円 |
追加費用 | なし |
検査結果 | 14日 |
結果通知 | 来院 |
羊水検査 | 52,920円 |
・出産当日の年齢が35歳以上である方
・染色体異常の疑いがあると言われた方
・染色体異常の子供を妊娠・出産したことがある方
長崎大学病院では年齢制限がある為、35歳未満の方はNIPTを受けることができませんので注意しましょう。
遺伝カウンセリングは毎週火曜・水曜に行っており、採血は毎週月曜・木曜の午後に実施しています。
採血とカウンセリングを同日にはできない為、最低でも3回は夫婦同伴で来院する必要がありますので頭に入れておきましょう。
長崎大学病院は、MFICU(母体胎児集中治療室)、NICU(新生児集中治療室)、GCU(新生児治療回復室)を持っている医療機関です。
万が一何かが起こってもすぐに対処してもらえる点は長崎大学病院の魅力でしょう。
充実した設備と出生前診断の知識や技術を持った医師が対応してくれるので安心してNIPTを受けることができるでしょう。
最寄駅:長崎駅乗車 大学病院前バス停下車
電話番号:095-819-7200
【NIPT】クリニックの選び方は?
NIPTは、産婦人科だけで行っているわけではありません。
美容外科や美容皮膚科、内科などでも取扱のある医療機関がある為、クリニック選びに迷う方もいるでしょう。
クリニック選びにはいくつかポイントがありますのでご紹介しますね。
まずは認可・認可外の違いを知ろう
様々な情報に左右されやすいですが、認可にも認可外にもそれぞれ良いところがあります。
項目 | 認可 | 認可外 |
---|---|---|
年齢制限 | 35歳以上 | 何歳でもOK |
検査項目 | ・21トリソミー(ダウン症) ・18トリソミー(エドワーズ症候群) ・13トリソミー(パトウ症候群) | ・21トリソミー(ダウン症) ・18トリソミー(エドワーズ症候群) ・13トリソミー(パトウ症候群) ・性染色体検査 ・全染色体検査 ・微小欠失検査 |
性別判定 | 不可 | 可能 |
受診 | 夫婦同伴 | ・1人受診OK ・オンラインも対応あり |
来院回数 | 2〜3回 | 1回 |
施設数 | 全国に108ヶ所 | 増加中 |
条件 | 複数の条件あり | ほぼなし |
このように認可施設の場合は認可外よりも条件がかなり厳しく、年齢制限という点で希望すれば誰もが受けれるわけではありません。
「認可だから安心」「認可外は不安」とイメージがあるかと思いますが、どちらもクリニック選びをしっかりすれば何の問題もありません。

認可外だからといって過剰に不安になることはないので安心してね。
次にメリット・デメリットを確認
次に認可・認可外クリニックのメリット・デメリットを見ていきましょう。
メリットを比較
メリット | |
---|---|
認可 | ・専門のカウンセラーがカウンセリングを複数回行ってから検査を実施している。 ・産婦人科を専門とする大学病院などで行う為、フォロー体制がしっかりしている。 ・検査に対する説明を時間をかけて行っている。 ・陽性の場合は羊水検査まで対応できる。 |
認可外 | ・35歳未満でも受けることができる。 ・1人受診も可能なので、共働きや忙しい人には向いている。 ・1日で終わるので検査による負担が少ない。 ・費用面を抑えることができる。 ・検査結果が出るのが早い。 ・性別判定ができる。 ・より細かい項目まで調べることができる。 |
デメリットを比較
デメリット | |
---|---|
認可 | ・誰でも受けられるわけではない。 ・夫婦合わせて複数回休みを取る必要がある。 ・全国で108しかないので予約がとりにくい。 ・都道府県に認可施設がない所もある。 ・条件が厳しい ・性別判定ができない |
認可外 | ・産婦人科を専門としないクリニックでも検査を行っている。 ・遺伝カウンセリングを行なっていないクリニックもある。 ・陽性の場合、羊水検査は別医療機関に促されることが多い。 |
このように認可・認可外にはそれぞれメリット・デメリットが存在します。
どちらの条件が妊婦さんやパートナーの方に合っているか見極めることが大切でしょう。
・費用をできるだけ抑えたい
・共働きで夫婦同伴は難しい
・年齢が35歳未満である
・性別判定もしたい
・なるべく1回で検査を終わらせたい

どちらでうけても検査精度などは同じですので自分に合った選択をすると良いでしょう。
認可外で受ける場合の3つのポイント!
認可施設は、検査項目も条件もほぼ同じな為、どこで受けても同じ内容になるのでクリニック選びは心配いらないでしょう。
一方で、認可外で受ける場合は、クリニックによって料金やサポート面などに違いが出てきますので、慎重にクリニックを選んでいきましょう。
認可外で受ける場合の3つのポイント
認可外クリニック選びで大事なチェックポイントは以下の3つです。
- 遺伝カウンセリングの有無
- 羊水検査の保証の有無
- 検査精度の確認
1.遺伝カウンセリングの有無を確認
認可施設の場合は、遺伝カウンセラーや臨床遺伝専門医が必ず在籍しており、遺伝カウンセリングを2〜3回夫婦同伴で必ず行なっています。
認可外クリニックで受ける場合は、「遺伝カウンセリングを実施しているか」が見極めのポイントになるでしょう。
認可外の場合は、遺伝カウンセラーや臨床遺伝専門医が在籍しておらず、カウンセリングを行なっていないクリニックもあります。
遺伝カウンセリングを受けることでNIPTについて理解したり、後悔のない判断ができるようサポートしてくれますので必ず遺伝カウンセリングを行なっているクリニックを選択しましょう。
2.羊水検査の保証の有無
羊水検査の保証も「全額保証」「上限あり」「保証なし」の3つのパターンがあるので、できれば全額保証のクリニックを選択する方が、万が一の時も安心でしょう。
羊水検査の相場は10〜20万円と言われています。
認可外クリニックの中には、羊水検査まで対応しているクリニックもあったり、医療機関を紹介してくれるなどサポートが手厚いところもあります。
羊水検査費用が検査費用に含まれているのは認可施設には無い、認可外だからこそのメリットになるでしょう。

万が一陽性でも追加費用の心配をする必要がなく、費用を抑えることができますよ。
3.検査精度の確認
陰性的中率は99.9%と言われていますが、クリニックによって陽性的中率などの確率は若干変わります。

陽性的中率は、NIPTで陽性で、確定的検査でも陽性という確率になります。
検査実績や陽性的中率はHP状で公開しているクリニックとしていないクリニックがありますので、公開しているクリニックの方が信頼できるでしょう。
国内検査や海外の検査機関を利用しているところもあるので、予約前に検査精度を確認しておくと安心でしょう。
NIPT検査のメリットは?
NIPTは以下のようなメリットがあります。
- 採血のみで身体的負担が少ない
- 赤ちゃんを迎えいえる準備が早くからできる
- 他の非確定的検査と比べて検査精度が高い
- 妊娠10週から検査可能
- 流産や死産のリスクがない
検査制度が99.9%
従来の出生前診断と比較したら検査精度の高さは一目瞭然です。
非確定的検査 | 感度 |
---|---|
母体血清マーカー | 83% |
コンバインド検査 | 80% |
NIPT | 99.9% |
他の非確定的検査と比べて信頼度が高い検査なのは間違いないでしょう。
従来の非確定的検査は検査精度の低さが問題視されていましたが、NIPTは検査精度が非常に高い為、無駄な確定的検査を防ぐことができるでしょう。
流産や死産のリスクがない
NIPTでは、お腹に針を指すことはなく、10ml程度の採血をするだけで検査が完了します。
確定的検査(羊水・絨毛)にはリスクが伴います。
こういったリスクを避け、安全に検査を行える点もNIPTのメリットでしょう。
妊娠10週〜検査可能
早いうちに検査できることは多くのメリットがあります。
もちろん陰性だった場合は、安心して妊娠生活を送ることができるでしょう。

万が一陽性だった場合は、羊水検査も含めて今後の選択をしなければなりません。
日本の人工中絶手術は妊娠21週6日までと定められており、検査をギリギリに受けると、短い時間で厳しい判断を迫られることもあります。
NIPTは早いうちに検査を受けることができるので、その分、ご両親が心の準備をする時間、病気について学んだり、話し合う時間など多く確保することができます。
少しでも早いうちから検査できるというのは「時間を確保できる」と言う点でどんな結果においても大きなメリットになるでしょう。
NIPT検査のデメリットは?
NIPTのデメリットには以下のようなものがあります。
- 検査費用が高い
- 全ての病気がわかる訳ではない
- 病院によっては条件が厳しい
検査費用が高い
できるだけ費用を抑えたいという場合は、認可外施設の方が検査内容を自分で取捨選択できる為、自分の予算に合わせて選ぶことができるでしょう。
ただし、安すぎるとフォロー面が不十分な可能性もありますのでしっかり確認しましょうね。
検査結果が100%ではない
NIPTは検査精度が高いので勘違いしやすいのですが、全ての病気がわかるわけではなく、一部の限定的な疾患が分かるだけで、生まれてこないとわからない病気もいっぱいあります。
障害の有無はわかっても、障害の重さまでは生まれてみないと分からないのです。
病院によっては条件が厳しい
また、夫婦同伴必須の為、共働きの夫婦だと何度も休みを合わせる必要があったり負担が大きいでしょう。
こういった理由から、初めから条件がほぼ無い認可外を選択する夫婦が増えているのも事実です。
認可外であってもクリニック選びをしっかりすればあまりデメリットにはならないでしょう。
まとめ
今回は、長崎県でNIPT検査ができるおすすめのクリニックを紹介しました。
長崎県では、最新のNIPTができる「ミネルバクリニック」が年齢制限もなくおすすめでしょう。
NIPTは、赤ちゃんの健康状態を早いうちから知ることがで、迎え入れる準備をすることができます。
流産や死産のリスクなく行える検査ですので、気になった方はぜひカウンセリングで相談してみてくださいね。