子供が読書を嫌がる理由は?本を読むのが好きになる方法も合わせて紹介!

コラム

皆さんは普段から本を読みますか?

全く読まないという人からたまに読む人、または月に何冊も読むという人もいるでしょう。

では、自分の子供の読書習慣はどうでしょうか?

いつの間にか本嫌いになって、一冊も読まないなんてことになっていたりしませんか?

ここでは、読書が嫌いな子供が読書好きになる方法をご紹介します。

子供が読書を嫌う理由

まずは子供が読書を嫌う理由から考えてみましょう。

長い文章を読むのが苦手

まずは単純に長い文章を読むということが苦手である場合です。

長いだけでなく難しい言葉が出てくるような本も子供は苦手に感じます。

学校の教科書を読むことすら苦痛を感じる場合もあるでしょう。

こういったタイプの子供に、頭が良くなるから、勉強のためだからと難しい本を与えても、なかなか読んでくれることはありません。

他の遊びの方が楽しいから

最近は子供でも、スマートフォンなどで気軽にゲームやインターネットを扱うことができます。

それ自体は悪いことではありませんが、読書よりもそういった遊びを楽しいと感じ読書をしないという子供も多いでしょう。

無理に読書をさせようとしても興味が他に移ってしまっているので、本を与えたとしてもあまり読むことはありません。

ゲームなどを禁止したとしても反発されるだけで読書には結びつかないでしょう。

読みたいと思う本がない

もともとそこまで本に対して興味がないという子供の場合、読みたい本を探すのは難しいと感じてしまいます。

さらに親や周りの友達が薦めても趣味に合わない本だった場合、読みたいとは思わないでしょう。

もし興味が持てるような本を見つけることができれば、読書する気になるかもしれませんが、たくさんある本の中から本人がしっかり興味を持って読めるような本を探すのは難しいです。

部活や習い事などで時間がない

この傾向は特に年齢が上がるにつれて顕著です。

小学生の頃は多少時間に余裕があった子供でも、中学、高校とあがるに連れて部活や習い事、受験勉強などによって本を読む時間がなくなっていきます。

休みの日に読もうと思っても、疲れでその気にならないという子供も多いでしょう。

もともと本が好きだったという子供は、部活や受験がひと段落すればまた本を読みだす場合もあるかもしれません。

読書を好きになるメリット

それでは、読書を好きになるメリットについて考えてみましょう。

言語能力を高めることができる

読書というのは、物語の中の人物の気持ちを想像したり、話の展開を自分の中で整理して理解していくという作業です。

この作業を子供のころから行うことで、文章から情報を読み取るための言語能力が身につきます。

多くの文章に触れれば、正しい言葉遣いや論理的な思考、語彙力も身につくでしょう。

これは子供の時だけでなく、一生大事になってくる能力と言えるのではないでしょうか。

また、学校の勉強という観点で考えても、言語能力は教科書や問題文、解説文などの理解で全ての科目に必要な能力です。

読書によって言語能力を高めることで、国語だけではなく全体的な学校の成績向上に繋がるでしょう。

集中力を高めることができる

読書は、テレビやyoutubeの動画といった映像を見て理解するようなものとは違い、文字だけを集中して読み続ける必要があります。

そうしなければ小説にしろ新聞などにしろ、文章を理解して感情移入したり情報を読みとったりすることができません。

子供のうちからこの集中力を身につけておくと、大人になってからも様々な場面で活かすことができるでしょう。

他人の気持ちを理解しやすくなる

読書をしていると、様々な情景や人間の気持ちが描かれている文章に触れることが多くなります。

文字だけで描かれたこれらに触れることで、子供の想像力が豊かになるでしょう。

そして読書で得た語彙力や想像力、感情移入する力は、他人とのコミュニケーションの際に重要な働きをします。

相手の言葉をしっかりと聞いて理解し、相手を思いやりながらコミュニケーションをすることができるでしょう。

子供のころから読書をしていた人は、大人になってもコミュニケーション能力が高いという例が実際に報告されています。

自分では得られない経験を得ることができる

本を読むということは、本の著者が体験してきた物語を追体験するということです。

自分の人生だけでは得ることができないような体験もであっても、本を読めば簡単に自分のものにすることができます。

とりわけ成長途中の子供はまだ自分の世界が狭く、知識や経験もないという子供がほとんどではないでしょうか。

本を読むことでそういった子供も新しい知識や経験、知らない世界を得ることができ、将来の自分について考えたりする際の大きな手助けになるでしょう。

読書を好きになる方法

ここまで読書のメリットなどを紹介してきました。

ではどうしたら子供は読書を好きになるのでしょうか?

親自身も読書をする

子供というのは親の真似をして成長していきます。

つまり、親が読書をしていれば子供も読書をする可能性は高いということです。

実際に、親が読書をしている家庭では子供も読書をしていることが多いというデータも出ています。

親が本は楽しいものだという認識を持っているなら、子供にもその認識を持ってもらえるようにすると良いでしょう。

例えば、小さな子供には絵本を一緒に読んであげるのがとても効果的です。

ある程度自分で本を選んで読むことができる年齢の子供でも、親が読んだ本を勧めてあげたりすると興味を持ちやすいでしょう。

子供が本の感想を伝えてきたときには、親も自分の感想を伝えることでコミュニケーションを取ることができます。

本が気軽に読める環境を作る

例えば本を読もうと思っても、本棚が散らかっていてどこにどの本があるのか分からないような状態では、子供は本を読もうとする気がなくなってしまうでしょう。

本を読みたいと思った時に、すぐに本を取り出せるような環境を作ることが大事です。

本棚を持っていない人は購入したり、散らかっている人は片づけたりするようにしましょう。

本の表紙を表向きにしてしっかりタイトルが見えるようにするのも良い方法です。

それが親の本であっても、表紙から子供が興味を持つことがあるかもしれません。

どれも簡単な方法ですが、本を読む頻度を増やすのであれば効果的な方法です。

図書館を利用してみる

子供と一緒に図書館に行ったことがありますか?

図書館は地域の本屋よりも圧倒的に多くの本があります。

子供が興味を持てる本を探すにはうってつけの場所です。

普通の本屋では出会えない本があるでしょう。

親子で一緒に行くことで、コミュニケーションをとることもできます。

ただし、もしも子供が本嫌いや図書館嫌いなのであれば、無理強いすることはよくありません。

その場合は図書館のついでに子供が行きたいと言う場所に行ったりして、図書館に行ったことも含めて楽しい思い出にしてしまいましょう。

そうして何度か繰り返していくうちに、子供は図書館に慣れてくれるはずです。

本に対しての抵抗感もなくなっていくでしょう。

本を読んでいることを褒める

子供が本を読んでいる姿を見かけたら、褒めてあげるのがよいでしょう。

親から褒められることによって子供は嬉しいと感じ、より熱心に本を読んでくれるようになります。

ただし、いかにもわざとらしいような褒め方やおだてるような褒め方では逆効果になることもあります。

子供の尊厳を尊重し、やる気を伸ばすような褒め方をしましょう。

また、本の内容は口出ししない方が効果的です。

小学校高学年の子が低学年向けの本を読んでいたとしても、内容には何も言わず褒めてあげましょう。

もし本を読み始めてから学力が向上したり良い変化があったなら、本を読むようになったからだね、などと言ってあげるとより子供のやる気が増すでしょう。

親が気をつけることは?

親自身が本を読んだりするとよいと書きましたが、逆に気をつけることはなんでしょうか?

読書を強制しない

子供の成長に良い効果があると聞くと、どうしても読書することを強制してしまいがちです。

しかし強制してしまうと、子供は本を読むという行為自体をつらいものであるとして認識してしまいます。

そうなると子供は自分から読書をしなくなってしまうでしょう。

無理に読書をさせるのではなく、自分から興味を持って読書させることが大事です。

読む本を親が決めない

学校の図書館などには、様々な団体が薦めている推薦図書というものがあります。

子供に読書をしてほしいと思ったときに、こういった本を薦める人もいるのではないでしょうか。

もちろん子供がその本に興味を持つことができれば、とても良い効果を生むことができます。

しかし、子供が興味を持っていない本を薦めるのは本嫌いになってしまう理由にもなりかねません。

勉強のため、将来のため、という風に親が理由をつけて子供が読む本を決めないようにしましょう。

読んだ本の感想を求めない

子供にとって本というのは、勉強に関するものではなく純粋に楽しむものです。

それなのに読んだ後に親から感想を求められてしまっては、まるで学校の宿題で読書感想文をやらされているような気分になってしまいます。

本に対する感想や理解を求める必要はありません。

たくさんの本に興味を持ち読んでもらうことが、子供が読書好きになる第一歩であるといえます。

漫画を読むのはOK?

小説は苦手だけど漫画は好きで良く読む、という子供は少なくありません。

親としては漫画ではなく、文章だけで書かれた本を読んだ方がいいのではないかと思ってしまうでしょう。

学校や塾では漫画が持ち込み禁止だったりすることもあり、漫画に対してあまり良い印象を持っていない人もいるかもしれません。

しかし、漫画を読むことは読書習慣をつける大きな助けとなります。

漫画は絵が描かれているので文章だけを読むよりも情報が頭に入ってきやすく、読書が苦手な子供でも読みやすいものです。

いきなり文章だけの本を読ませようとするよりも、まずは漫画で本というもの自体に慣れてもらうとよいでしょう。

徐々に読書に慣れてきたら、漫画の小説版などを薦めてみるのも効果的かもしれません。

まとめ

読書は子供の成長にとても良い効果をもたらすものです。

勉強だけでは得られない多くのメリットがあります。

まずは親である皆さん自身が本を読んで、その楽しさや良さを子供に伝えてみましょう。

たまには子供と一緒に図書館に行って、本を楽しんでみてはいかがでしょうか?

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